goo blog サービス終了のお知らせ 

快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  バイデン大統領擁立が実はアメリカ民主党陣営によるフェイント攻撃だったのかどうか

2024-07-24 18:48:29 | 大統領選
 今月21日の記事、サブタイトル「バイデン大統領はワザと老化が酷くなったフリをしているのか それならワカル」の中で老化が顕著なバイデン大統領を止めもしないで何でまた大統領選に立候補させたのかについての疑問について書いたのですが、どうもこれってもしかしてアメリカ民主党のフェイント攻撃だったんじゃないか?と思えて来る事が有ったので今回記事にします。
 前大統領のトランプ候補なんですが中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課すことを検討しているとか過激な事を言ってます。
 これについては何だか違和感を覚えませんか?
 何故かって、大統領選挙前からこんな過激な事を言ったら少なくとも中国系移民である程度の割合の有権者がトランプ離れを起こすからです。
 トランプ候補が「いずれ中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課す」なら何も大統領選挙前に言わず、大統領になった後からいろいろなネタ(例えば中国による南沙諸島などへの侵攻など、その他諸々)を中国制裁の材料に使って「中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課す」と言ってしまえばそれで済むわけです。
 これは騙し討ちには当たらないレベルの政治的行為でに過ぎません。
 なのに何故わざわざ選挙の得票数が減るような過激な対中国政策を言ったのでしょうか?
 これについては見方が2つ有ると思えます。
 一つは「トランプ候補の共和党陣営はバイデン大統領があれだけ老化してる仕草や表情なのに次期大統領に立候補したと言うので油断した為、対中国関連の過激な政策をついうっかり口にしてしまった。」つまり「民主党陣営によるフェイント攻撃にのせられて勇み足のミスをしてしまった」と言うロジック。
 もう一つは「最初からアメリカ共和党が民主党から政権奪還をする気がさらさら無いので、ワザと中国系選挙民や中南米からの移民で選挙権が有る人達が嫌うような事を主張し続けて民主党に票が行くようにしている」と言うロジック。
 果たしてどちらなのでしょう。

仕組みとアプローチ -  アメリカ大統領選 カマラ・ハリス候補で接戦になる可能性を考える

2024-07-24 09:13:40 | 大統領選
 今月22日の記事、サブタイトル「バイデン大統領撤退声明とインド系のカマラ・ハリス氏の擁立」の中で、パンデミックとかの特殊要因でも起きない限り、共和党有利かもしれないと言う主旨の事を書きましたが、どうも情勢把握が十分でなかったようで、もう少し調べてみると民主党も賛同者がまだ結構多いかも知れず、大統領選は接戦になるかもと思えて来ました。
 一つの理由はバイデン大統領のこれまでの政策で恩恵を受けている人達は少なからずいるわけで、その恩恵を維持したいと考えている可能性が高いからです。
 例えば移民容認、不法移民のある程度の容認ですが、それだけ激安な低賃金で働いている人が多くいるわけで、そうすると例えアメリカの中間層とかでもそうした激安低賃金労働者がいてくれた方が助かるはずです。
 また低所得層はそれなりに公的支援を受けられるて、かえって中間層よりも安定した生活をしているケースも少なくないとかで、これが(アッパーミドルでない)中間層の不満になっているとかの話もネットでは散見されます。
 もしかして低所得層の少なからぬ割合は民主党に票を入れる方向となるのでしょうか。
 これまでの民主党バイデン大統領の政策に嫌気がさしている人達がいる一方で、その裏返しでバイデン政権の恩恵が続いてくれた方が良いと考えているグループもいるのでしょう。
 また中南米からの移民とかでも家族を早くアメリカに呼び寄せたい、家族に仕送りしたいと考えている人達は民主党政権が続いてくれた方が良いと思っている可能性が有り、更に対中国で厳しい政策を宣言しているトランプ候補が大統領になると困るような中国系のアメリカ有権者もまた民主党に傾くのでしょうか?
 多くの情勢を調べる程、大統領選がどうなるのかわからなくなってきました。