前回記事の続きになります。
前回では東京都の高齢者数増加から考えると超過死亡者数増加は自然の寿命死によるものである割合が多い可能性もゼロではない事を書きました。
ですが、更にデータを分析すると注意すべき点が浮かび上がって来ます。
それは結論から書きますと、「高齢者数が増加しても高齢者の平均死亡年齢が低くなってはいないか?」と言う点です。
高齢者とは通常60歳以上を言います。
なので「高齢者数が増加した」と言っても必ずしも「高齢者の死亡平均年齢が変わらない、或いは高くなった、とは限らない」と言う事です。
例えば亡くなられた志村けんさんは70歳、岡江久美子さんは63歳でした。
2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳ですからこれから考えると短い事になります。
なので「例え高齢者人口が増加し、それに見合った自然死による超過死亡者数増加と言う程度だったとしても、それで新型コロナウィルス感染による死亡者増が影響していないのか? と言えばそうとは限らず、新型コロナウィルス感染による死亡者が80歳以下の高齢者で増えていて、実は高齢者の死亡平均年齢が低くなる事も有り得る」と言う事ではないかと思われます。
この件に関連する正確なデータは未だ個人的には得られていません。
このあたりは研究者などがわかりやすいようにまとめて公表されると助かりますね。
若くて健康な人は新型コロナウィルスに感染しても処置が程々有れば重症化する確率が現状ではかなり少ない、と言うのであれば、集団免疫の面ではこうしたグループの中だけ、と言う限定ならば有る程度感染が拡大するのも悪くはないのかも知れません。
しかし一方で、こうしたグループの免疫力が高い人達が感染したまま高齢者や基礎疾患のある人などに感染させてしまって重症化や死亡させてしまうリスクを考えると、第二波、第三波などが近々来る可能性も否定できません。
世界や日本は今後どのような方向性に向かうのでしょうか。
前回では東京都の高齢者数増加から考えると超過死亡者数増加は自然の寿命死によるものである割合が多い可能性もゼロではない事を書きました。
ですが、更にデータを分析すると注意すべき点が浮かび上がって来ます。
それは結論から書きますと、「高齢者数が増加しても高齢者の平均死亡年齢が低くなってはいないか?」と言う点です。
高齢者とは通常60歳以上を言います。
なので「高齢者数が増加した」と言っても必ずしも「高齢者の死亡平均年齢が変わらない、或いは高くなった、とは限らない」と言う事です。
例えば亡くなられた志村けんさんは70歳、岡江久美子さんは63歳でした。
2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳ですからこれから考えると短い事になります。
なので「例え高齢者人口が増加し、それに見合った自然死による超過死亡者数増加と言う程度だったとしても、それで新型コロナウィルス感染による死亡者増が影響していないのか? と言えばそうとは限らず、新型コロナウィルス感染による死亡者が80歳以下の高齢者で増えていて、実は高齢者の死亡平均年齢が低くなる事も有り得る」と言う事ではないかと思われます。
この件に関連する正確なデータは未だ個人的には得られていません。
このあたりは研究者などがわかりやすいようにまとめて公表されると助かりますね。
若くて健康な人は新型コロナウィルスに感染しても処置が程々有れば重症化する確率が現状ではかなり少ない、と言うのであれば、集団免疫の面ではこうしたグループの中だけ、と言う限定ならば有る程度感染が拡大するのも悪くはないのかも知れません。
しかし一方で、こうしたグループの免疫力が高い人達が感染したまま高齢者や基礎疾患のある人などに感染させてしまって重症化や死亡させてしまうリスクを考えると、第二波、第三波などが近々来る可能性も否定できません。
世界や日本は今後どのような方向性に向かうのでしょうか。