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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  地震トリガーが複数重なるかどうか 明日から数日間

2024-02-23 12:34:04 | 火山 地震 津波 
 明日24日は年間最小満月で月の引力は通常の満月よりは影響が少ない、とは言っても満月は満月。
 そして明日からは国内で晴間が見えるエリアの割合が増えます。
 ここ数日雨(雪)天曇天の日が多かったのでその間の地震トリガーがどちらかと言えば少なく、その時に貯まった歪(ストレス)が晴間をチャンスとばかりにストレス発散となる「雨天曇天一過の地震晴れ」となるのかどうか。
 もう一つ、太陽でXクラスのフレアが発生し、その太陽風が2月24日~26日あたりに地球にどれだけ影響するのかと言う状況です。

引用開始(一部抜粋)

https://swc.nict.go.jp/forecast/magnetosphere.html
概況2024/02/22 21:00 JST 更新
地磁気活動
(中略)
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、太陽面南半球低緯度の西10度付近にコロナホールが位置しています。
また、SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、21日18時UT頃にCMEが発生しました。
これは、太陽面北半球低緯度の西35度付近で発生したフィラメント噴出に伴う現象です。
このCMEとコロナホール起源の高速太陽風が24日後半に到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
引き続き今後2日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

引用終了

 この太陽風が地球にどれだけ影響するのか、仮に影響するとしても日本付近に影響するのかどうか、と言うのははっきりわかりません。
 以上、月齢とXクラスの太陽フレアと雨天曇天一過の地震晴れと言う3つ地震トリガーが重なる可能性が有るエリアがどれだけあるのかと言う事になるのですが、実際の天気や太陽風の当たる場所にもよるので今の所ははっきりしません。
 ですが要注目期間と言う事には変わりないと思っています。
 実際にはどうなるでしょう。 




仕組みとアプローチ -  大都市中心付近の6000万円マンションと郊外の2500万円戸建て

2024-02-19 13:25:54 | 火山 地震 津波 
 多額の住宅ローンを組んだもののその後の返済が滞って結局ローン破綻するケースと言うのは今もあるそうですが、そう言う話をネットなどで見る度に「何でもっと安い住宅を買わないのか?」と考えてしまいます。
 例えば都心やその近くに6000万円のマンションを買うとします。
 住宅ローンを組んでも十分に返せるような職業とかの人ならまだしも、多くの民間企業サラリーマンや事業経営などは経済状況の激変で住宅ローンを返済できないケースが出て来るのはごく当然。
 ならば賃貸で我慢するか、或いは手元資金だけで購入できる範囲の住宅で我慢するか、と言う慎重な考え方の人は結局ローン破綻はしないわけです。
 先行きが見通せないが、しかし都心などへの通勤が便利なところに住みたい、と言う場合、選択肢の一つとして次のような事を自分なりに考えました。
 例えば手元資金2500万円が有るとして、これで買える中古住宅で郊外の駅近物件は探せばあるものです。
 ただ価格が安い中古だとかなり建物や設備が古くて感じが今一つとか、傷んでいるケースも多いはずです。
 しかし手元資金2500万円に3500万円の住宅ローンを組んで大都市中心部やその近辺にマンションとかを買うのだったら、郊外で駅近のこうした物件で我慢して、そして自分でDIYでできるだけ修繕する、そう言うDIYをできそうな物件を探した方が良い、と言う手法に辿り着きます。
 「でも郊外だと毎日の通勤が大変でしょう」となるのでしょうが、これって例えばJRとかなら特急やグリーン車とか楽に座れるための料金を支払いさえすればかえって大都市中心部近くからの普通列車でギュウギュウの満員電車より快適な事が多くなります。
 「しかしそれでは特急料金やグリーン車の料金が高いでしょう」となるかも知れませんが、仮に年間100万円分を特急料金やグリーン車の料金に充当したとして、通勤年数35年として3500万円ですね。まあ運賃値上げは有るかも知れませんが、普通運賃は会社持ちで自己負担分は特急料金やグリーン車の料金の値上げ分だけです。
 6000万円のマンションを買うのに3500万円を住宅ローンで借りると金利分でもっと支払う事になりますが、特急料金やグリーン車の料金、年100万円なら住宅ローン金利はいりません。
 そして例えばリストラとか倒産とかで収入が減り、特急料金やグリーン車の料金が支払えなくなった場合には「我慢さえすれば」ですが「特急やグリーン車を使わない」と言う究極の選択ができます。
 一方、住宅ローンを組んでしまうと、返済の目途が立たなくなった場合には副業で夜中も働かなければいけなかったり、或いはそれが無理なら住宅を安値で売却とか破産とかと言う選択肢しか残されていない、と言う状況になるはずです。
 なので個人的にはと言う程度ですが、手元資金が一定以上有るならローンを組まずにできれば駅近の中古住宅を耐震性、DIYリフォームなどの観点で厳選の上、購入するか、或いはまずその近所に賃貸で暮らしてみてから判断する、と言う慎重な方法を採る方が気持ちの余裕も持てる、と言う事なのかと思います。
 何も大都市中心部やその近くのマンション購入がいけない、と言っているわけではありませんが、無理、無謀な見通しでローンを組んでまで高額な住宅を購入すべきではないと言うのが普通だと考えているので記事にしてみました。

仕組みとアプローチ -  先日17日と今日もMj4台の地震が複数発生

2024-02-18 18:29:23 | 火山 地震 津波 
 国内では先日17日と今日もMj4台の地震が複数発生しました。
 月齢は先日が7.2で上弦、今日が8.2で、月齢から言えば地震に関しては平均よりは静穏な事が多いと言う傾向があるのですが、今回は確かにMj5以上の地震は発生していないもののMj4台の地震がいくつか発生しています。
 これをどう見るべきでしょうか。
 「Mj5未満の地震が多発して小刻みにストレス解消しているからかえって安心」、と見るべきか、それとも「今からこんな地震頻発では次の満月(小さな満月ではあるものの)今月24日とその前後、そして年間最大新月である来月10日とその前後期間はもっと注意」と見るべきか?
 USGSで世界の地震を見ると、

引用開始(一部抜粋)

https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000lz5f/executive

M 6.0 - 172 km NNE of Colonia, ミクロネシア
2024年02月14日 11:40:21 (UTC)北緯10.996度 東経138.610度水深10.0km

引用終了

 を最後にその後Mw6以上の地震は発生していません。
 つまり世界的には今月10日の大きな新月とその後4日目まではMw6以上の地震が有ったようにやや活発で、その後は静穏気味となっています。
 日本国内で2月10日以降のMj5以上の地震だけを抽出すると、

                          Mj 最大震度
2024年2月15日 15時29分ごろ 新潟県上中越沖 5.0  3
2024年2月14日 15時54分ごろ 鳥島近海       5.3  1
2024年2月12日 20時20分ごろ 硫黄島近海    6.3  1

と言う事で徐々に縮小してはいるようですが、Mj4台の地震は無くなっていません。
 と言う事はつまり太平洋プレートやその他の活動が月齢とは関係ない要素により活発とみるべきでしょうか。
 今後どうなるのでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  静穏気味なはずの先日16日 しかしMj4.0の地震が1件発生

2024-02-17 09:25:15 | 火山 地震 津波 
 先日16日は月齢で言えば今月10日の新月から6日目にあたり、どちらかと言う程度ではあるものの地震について本来は静穏気味な期間であるはずです。
 確かに先日より前の数日間の地震よりは静穏化したもののMj4.0が1件発生したのは事実です。

                       Mj  最大震度
2024年2月16日 18時52分ごろ 茨城県南部 4.0    3

 まああくまで「傾向」としてなのでバラつきの観点で当然のようにこの傾向以外の地震が発生する事はある程度出現するわけですが、それでも気になったのでこのエリアを震源とする地震で2022年以降のものについて、その時の月齢を合わせて調べてみました。
 データは年月日、時刻、震源のエリア、Mj、最大震度の順です。


2023年7月24日 13時02分ごろ 茨城県南部 4.2  3
月齢 6.4
(中潮)

2023年3月15日 6時05分ごろ   茨城県南部 4.1  3
下弦
月齢 22.8
(小潮)

2022年12月16日 9時25分ごろ 茨城県南部 4.2  3
下弦
月齢 22.2
(小潮)

2022年9月23日 9時54分ごろ   茨城県南部 4.6  3
月齢 26.8
(若潮)

2022年8月22日 13時37分ごろ 茨城県南部 4.0  2
月齢 24.4
(小潮)

2022年7月24日 17時29分ごろ 茨城県南部 4.2  3
月齢 25
(長潮)

2022年6月2日 4時43分ごろ   茨城県南部 4.2  2
月齢 2.6
(大潮)

2022年5月5日 18時42分ごろ   茨城県南部 4.8  4
月齢 4.3
(中潮)

2022年3月10日 23時12分ごろ 茨城県南部 4.0  2
上弦
月齢 7.4
(小潮)

2022年2月6日 19時15分ごろ   茨城県南部 4.0  3
月齢 4.9
(中潮)

2022年1月5日 21時34分ごろ   茨城県南部 4.0  3
月齢 2.4
(大潮)

2022年11月24日 4時34分ごろ 茨城県南部 4.1  2
24 新月
月齢 0.2
(大潮)

2022年11月9日 17時40分ごろ 茨城県南部 5.0  5強
9
月齢 14.7
(大潮)

2022年9月30日 14時58分ごろ 茨城県南部 4.4  4
30
月齢 4.2
(中潮)


 震源の深さはいずれも40km~80kmの間でした。
 これで見るとわかるのですが、月齢が新月か満月とその前後4日以内のものも有れば、半月(上弦、下弦)とその前後4日以内のものもあり、それ以外の中間的な月齢期間のものもあり、その比率も特に偏っていないと言うところです。
 このデータから判断される範囲の傾向に過ぎませんが、次の事が言えるかと考えられます。
 「茨城県南部で震源の深さ40km~80kmを震源とする地震は月齢とは殆ど関係なく発生する」。
 この関係性(無関係性)から考えれば先日のMj4.0の地震も根拠がより鮮明になるかと思えます。
 では「こういうタイプのものが発生するエリアや深さの地震も日本国内には結構あるのではないか?」と言うなると、その通りでそう言うタイプの地震も結構あるのだと考えています。

仕組みとアプローチ -  桜島噴火と大隅半島東方沖を震源とする地震

2024-02-15 20:35:43 | 火山 地震 津波 
 先日14日は桜島の噴火が活発となりました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/506.html#kaisetsu

火山活動の状況
 南岳山頂火口では、本日(14日)18時33分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は5合目(南岳山頂火口から1300m)まで達しました。
 桜島で5000m以上の噴煙を観測したのは、2020年8月9日05時38分に南岳山頂火口で発生した爆発による5000m以来です。 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後噴火活動が活発化する可能性があります。今後の火山情報に注意してください。

引用終了

 地震の規模と噴火の規模が必ずしも比例しているわけではないのですが、地震空白気味の期間から頻発気味になった数週間後に桜島が噴火する傾向が若干見られる事があり、桜島噴火と大隅半島東方沖を震源とする地震の連動性については以前に何度か記事にしていて、その主なものは次の通りです。

仕組みとアプローチ -  大隅半島東方沖でMj5.7の地震発生 最大震度5弱
2022/10/02

自然災害 仕組みとアプローチ -  大隅半島東方沖の地震をどう見るか
2017/05/03


 今回の噴火については2023年から現時点までのこのエリアを震源とする有感地震は次の通りです。

                         Mj  最大震度
2024年2月5日 17時30分ごろ    大隅半島東方沖 4.7   2
2024年1月5日 8時06分ごろ    大隅半島東方沖 4.0   1
2023年11月6日 16時46分ごろ 大隅半島東方沖 3.2   1
2023年9月11日 2時58分ごろ    大隅半島東方沖 4.3   2
2023年8月7日 3時32分ごろ    大隅半島東方沖 4.7   3
2023年8月7日 3時12分ごろ    大隅半島東方沖 5.4   3
2023年7月26日 22時18分ごろ 大隅半島東方沖 2.9   1
2023年6月20日 8時47分ごろ    大隅半島東方沖 3.9   1
2023年6月19日 5時37分ごろ    大隅半島東方沖 4.2   2
2023年6月19日 1時58分ごろ    大隅半島東方沖 4.8   3
2023年4月16日 20時48分ごろ 大隅半島東方沖 3.1   1

 去年9月から12月までがやや空白気味で今回は今年1月5日の後に2月5日にMj4.7の地震発生となりその約9日で桜島のやや目立つ噴火となりました。
 今年に入って太平洋プレートの勢いはやや活発化している感が有るように思えますが今後どうなるでしょう。