快気分析

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仕組みとアプローチ -  大都市中心付近の6000万円マンションと郊外の2500万円戸建て

2024-02-19 13:25:54 | 火山 地震 津波 
 多額の住宅ローンを組んだもののその後の返済が滞って結局ローン破綻するケースと言うのは今もあるそうですが、そう言う話をネットなどで見る度に「何でもっと安い住宅を買わないのか?」と考えてしまいます。
 例えば都心やその近くに6000万円のマンションを買うとします。
 住宅ローンを組んでも十分に返せるような職業とかの人ならまだしも、多くの民間企業サラリーマンや事業経営などは経済状況の激変で住宅ローンを返済できないケースが出て来るのはごく当然。
 ならば賃貸で我慢するか、或いは手元資金だけで購入できる範囲の住宅で我慢するか、と言う慎重な考え方の人は結局ローン破綻はしないわけです。
 先行きが見通せないが、しかし都心などへの通勤が便利なところに住みたい、と言う場合、選択肢の一つとして次のような事を自分なりに考えました。
 例えば手元資金2500万円が有るとして、これで買える中古住宅で郊外の駅近物件は探せばあるものです。
 ただ価格が安い中古だとかなり建物や設備が古くて感じが今一つとか、傷んでいるケースも多いはずです。
 しかし手元資金2500万円に3500万円の住宅ローンを組んで大都市中心部やその近辺にマンションとかを買うのだったら、郊外で駅近のこうした物件で我慢して、そして自分でDIYでできるだけ修繕する、そう言うDIYをできそうな物件を探した方が良い、と言う手法に辿り着きます。
 「でも郊外だと毎日の通勤が大変でしょう」となるのでしょうが、これって例えばJRとかなら特急やグリーン車とか楽に座れるための料金を支払いさえすればかえって大都市中心部近くからの普通列車でギュウギュウの満員電車より快適な事が多くなります。
 「しかしそれでは特急料金やグリーン車の料金が高いでしょう」となるかも知れませんが、仮に年間100万円分を特急料金やグリーン車の料金に充当したとして、通勤年数35年として3500万円ですね。まあ運賃値上げは有るかも知れませんが、普通運賃は会社持ちで自己負担分は特急料金やグリーン車の料金の値上げ分だけです。
 6000万円のマンションを買うのに3500万円を住宅ローンで借りると金利分でもっと支払う事になりますが、特急料金やグリーン車の料金、年100万円なら住宅ローン金利はいりません。
 そして例えばリストラとか倒産とかで収入が減り、特急料金やグリーン車の料金が支払えなくなった場合には「我慢さえすれば」ですが「特急やグリーン車を使わない」と言う究極の選択ができます。
 一方、住宅ローンを組んでしまうと、返済の目途が立たなくなった場合には副業で夜中も働かなければいけなかったり、或いはそれが無理なら住宅を安値で売却とか破産とかと言う選択肢しか残されていない、と言う状況になるはずです。
 なので個人的にはと言う程度ですが、手元資金が一定以上有るならローンを組まずにできれば駅近の中古住宅を耐震性、DIYリフォームなどの観点で厳選の上、購入するか、或いはまずその近所に賃貸で暮らしてみてから判断する、と言う慎重な方法を採る方が気持ちの余裕も持てる、と言う事なのかと思います。
 何も大都市中心部やその近くのマンション購入がいけない、と言っているわけではありませんが、無理、無謀な見通しでローンを組んでまで高額な住宅を購入すべきではないと言うのが普通だと考えているので記事にしてみました。


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