三連休始動！

三連休が始まりましたね。

１７日が敬老の日ということで家族そろって祖父母の家でお祝いパーティをしました。お寿司なんてデリバリーしちゃってね。まあ、楽しかったですよ。気のおけない家族との談笑に花が咲きます。うちの老人たちはよく喋ります。話の内容は大体自分が若い頃や子どもの頃の話です。８０代後半の祖父母の少年少女時代は太平洋戦争真っ只中です。

祖父ははやく兵隊になりたくて（勉強があまり好きじゃなかったとか）予科練に入るため先生に相談したそうです。すると先生は「そんなに早く行くところじゃないぞ。もう少ししてからでも遅くない」と忠告してくれたそうです。結果、祖父は予科練に入ることなく終戦を迎えたのです。もし予科練に入っていたらどうなっていたことか……親も私も存在しなかったかもしれません。人生はドラマです。

祖父が悩める少年だった頃、祖母は田舎でアメリカの戦闘機の空襲から逃げ回っていました。家族と匍匐前進で防空壕を目指していると、すぐ真横を戦闘機の機関銃の雨あられが通っていったそうです。なぜかその時祖母は「ほほー！」と笑ってしまったとか。あと三十センチ横にを這っていたら祖母は機関銃にやられていたことでしょう。人間、極限まで死に近づくと笑いが出ちゃうみたいです。

あと防空壕で待機してたらすぐ側で焼夷弾がおちてその衝撃で重たい防空壕の扉がバタンバタンと閉じたり開いたりしたとか。いやあリアルな話ですね。

まあ、前にもこんなこと言ったかもしれませんが年寄りの話は聞いておいた方がいいってことです。