グッドラック Takecy of Johnny’s

大島優子ちゃん大好きなタケスィブログでつ( ̄ω ̄)ムフ~

昭和48年10月20日 阪神VS中日戦。

2023-10-20 07:10:29 | タイガース
ジャイアンツ全盛時、V9が掛かった昭和48年。
この時の優勝争いは、すごかったなぁ~

タイガースは、江夏さん、田淵さんの黄金バッテリー。
かたやジャイアンツは…
長嶋さん、王さんのON砲。

今から50年前の昭和48年のシーズン。
金田新監督のもと、前年2位躍進の原動力となった江夏さんや上田次朗さんをはじめ古沢憲司さん、谷村智啓さんらが
ローテーションを守るなど投手陣は盤石。
チームは開幕から前年8連覇の巨人が苦戦したこともあり、まずまずのスタートを切ったでつ。

7月までは中日と首位を争ったでつ。
8月30日の中日戦では江夏さんと、中日先発・松本幸行さんによる投手戦。
延長11回まで中日打線を無安打無得点に抑えていた江夏さんが自らサヨナラ本塁打を放ち、プロ野球史上初と
なる「延長戦ノーヒットノーラン」を達成。

また、上田次郎さんも7月1日には先発・上田が9回2アウト迄ノーヒットノーラン。
後一人というところで、長嶋さんがヒットしたけど完封勝利。
こりはテレビで見たけど、長嶋さんのヒット出た時に、あ~ってなったなぁ~

だけど、8月18日から9月22日にかけ8勝17敗2引分と足踏み。
しかもその間巨人との対戦で5戦全敗し猛追されたでつ。
ところが9月23日の広島戦ダブルヘッダーから10月7日の中日戦までは10勝1敗と一気に盛り返し。

10月10日から後楽園球場での巨人との直接対決を迎えたでつ。
第1戦は4番で正捕手の田淵さんが逆転満塁本塁打を放ち、最後は江夏さんが締めて第1戦を逆転勝利。
翌11日の試合は3回まで7対0とリードするでつが、そこから巨人打線が反撃すると江夏さんが打ちこまれ、
後を受けたリリーフ陣も失点し、勝てる試合を10対10で引き分け。
この3連戦の阪神巨人は、阪神巨神戦で一番熱い3連戦だったでつ。
テレに見てても、超リキ入ったなぁ~
草野球でも再現ドラマみたいなのやったなぁ~

その後、広島2連戦を1勝1敗とし、残り2試合で優勝マジック1が点灯。
20日の中日球場で行われる中日戦に勝つか引き分けで優勝が決まるところまでいったでつ。
ジャイアンツのV9達成を阻止するところまでいったでつ。

だけどこの中日戦は結局、2対4で中日に勝たれるでつ。
確か土曜日で、自転車でラジオ聴いてて優勝の瞬間をと思ってたでつ。
でもこの中日戦はいろいろと疑惑というかあったでつ。

まずは先発。
中日に超相性のよかった上田次郎さんではなく、エースの江夏さん。
まぁ~大事な試合だからとは思うけど…

だけどここは先発 上田次郎さん、最後の抑えに江夏さんと総力戦で
いってほしかったでつ。
メンバー表を見た岡本コーチが「これでいいんですか?」と念を押したでつ。
だけど金田監督は「それでええ、責任はオレが取る」と答えたでつ。
「疑惑」はそのまま何年も放置。

そして平成13年、「衝撃の事実」が明らかになったでつ。
江夏さんが自伝『左腕の誇り』の中で、球団幹部から試合の前日に「勝ってくれるな」と言われたと暴露したでつ。
江夏さんは、「19日の午前11時に球団事務所に行くと長田代表と鈴木常務が難しい顔をして座っていた。何の用事かと聞くと
2人は『あしたの中日戦には勝ってくれるな』というわけです。
『どういうことですか』『いや、勝つと金がかかるから。これは監督も承知している』。
聞いた瞬間、僕は思わず前のテーブルをひっくり返しましたよ」とのこと。

まぁ~こうなると球団の指示に従ってとなるでつが、そこはさすがに江夏さん。
勝負師でつなぁ~
江夏さんは、僕は何が何でも中日戦に勝つつもりでいた。マウンドに立ったときにはフロントの言ったことなど忘れて、勝ちたい一心で投げたでつ。

金田監督も同じ思いだったと思うでつ。
いかに仲が悪くなっていても、負けるためにエースの江夏さんは投げさせないでつ。
この時点で江夏さんは24勝、上田さんは22勝。

藤村投手コーチの証言通り、ここ一番の勝負に金田監督は上田さんの「相性」ではなく江夏さんの「勝負強さ」に
懸けたのが真相でつ。
そいと…

対中日26回戦で、この時点で中日に対して8勝1敗と絶対的な自信を抱いていた上田さんをおいて、3勝1敗2分けの
江夏さんに運命を託したのは、上田さんが風邪気味で体調不十分ということもあったこともあったでつ。

そして江夏さんのコメントでは、あとで中日戦は上田さんで巨人戦は江夏さんでいけばよかったという声もあったけれど、
それは結果論であって、あと1勝すればいいとなったら、勝ち星の多い方からいくのは当然。
残念な結果になったんですが、僕は今でもあれは正攻法だったと思う。
僕の力が及ばなかったから負けたということです
さすがは、江夏さんだなぁ~

でもどちらかが先発したとしても結果は変わらなかったかなぁ~
星野さんは阪神のミカタで、阪神打線に打ってくれと言わんばかりのボールを投げてたんだけど
阪神の選手は優勝のプレッシャーでガチガチだったでつ。

そう考えるとは百戦錬磨のV9戦士には勝てないでつなぁ~
二日後の阪神巨人戦は、一方的にジャイアンツの勝利。

そいと日程が逆だったら、どうだったかなぁ~
巨人戦の後に、中日戦。
タラは北海道だけどね。

だけどジャイアンツの連続優勝を阻止するのは、タイガースであってほしかったというのは
今でもあるでつ。
中日が勝った時に、ジャイアンツの選手が乗ったが中日球場の前を通り過ぎたとの逸話があるでつ。

江夏さんと田淵さんが在籍中に優勝してほしかったなぁ~
もしこの時優勝してたら、江夏さんも田淵さんも生涯タイガースの選手だったと思うでつ。


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