謎なもの

　ある日のこと。

　外出から帰ると、玄関に紙袋がありました。

　結構有名な和菓子店の箱が入っていました。

『祝』とあり…その下には○○家　□□家（こちらが親戚筋）とありました。


　ふたを開けてみると、それはそれは出来立ての、美味しそうな、







　こんなものが！！

　因みに、二つ。紅白です。当然ですが。

　そして当然ですが、そこそこデカい…我が家は少人数核家族だっていうのに、消費できんやろうが、とブツブツ。


　家人『中尾清月堂だったら、雪牡丹が食べたかったなー』


　貰っておきながら贅沢なことを言っておりますが…。
　（私もそう思ったけれど：爆）

　
　問題は、この○○家、だ。


『知らないなー。何処のヒトとの誰の祝いだろう？』


　私には独身のイトコは一人しかいません（×がある人は除く）
　でもその子は、以前書いたように、正月に皆から結婚を反対されて泣く泣く退場…した過去を持つので…（酷い話だ）
　もしかして、復縁したのかしら？なんて勝手な想像を働かせたりしてました。


　が、確認のためその家に電話をしたら、その子ではなく…。

　では誰？と…。

　□□家が親戚ですから、間違って我が家にもってきた品、というわけではないはず（笑）
　もう開けちゃっているしー。
　今更間違えました、返してくださいって言われても困る…（苦笑）



　そしてやーっと数時間後、判明したのですが…


『イトコの子のAちゃんの結納の祝いだって』



　家人のイトコの子、の祝いって…えーっと我が家とほとんど付き合い皆無ですが？
　『祝い』なんてあげてないはずだし。

　そもそも、そのAちゃんって家人と…えーと多分、第5親等ぐらいか？
　もはや他人の粋。
　しかも名前もかなり曖昧…。
　誰一人として顔も名前も一致してない。
（私だって、大叔父の葬儀に一度見たきりだ…）
　

　でも、正直何で？というのが強かったのです。
　ほんと、大叔父が亡くなってから、まーったく付き合いないしね。
　いきなりこんなものくれるって変だなーって思っていると（酷い話ですが…）





『人数足りないから、結婚式に来てほしいって』。

　




　やっぱり、そういうオチか（爆）