ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「しあわせの隠れ場所」

2010-03-13 15:50:08 | Weblog
                              「しあわせの隠れ場所」
新宿ピカデリーにて。
監督・ジョン・リー・ハンコック
原作・マイケル・ルイス「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」

実在のアメリカン・フットボールのスター選手であるマイケル・オアーがたどって来た道のり・・・両親と引き離され、住む場所も無かった時に出逢った新しい家族との心の交流、温かいベッドと食事・・そして、アメリカン・フットボールとの出会い・・。
“ビッグ・マイク”とあだ名された大きな体に並外れた俊敏性・・。しかし、彼には学ぶ“チャンス”がなかったのだ・・。

サンドラ姐さん、素敵です!!

この作品は実話を基に作られているのですが、正直言って“映画”としてはそれほど飛び抜けた物ではないと、私は思いました。

しかし、やはり、サンドラ・ブロックがイイんですよ(^^♪!                   彼女の魅力一発!という感じの映画でした。

たしかに、「ラジー賞」もいただいたように、“どんなシーンでもブロンドの髪型はビシッと決まって微動だにしない”とか、“危険な街に胸元の開いたタイトなスカートで行っちゃう”とか、色々
微笑ましい部分はあるのですが、よく考えるとそれって監督とかスタイリストさんが決めちゃうことで、サンドラ姐さんは終始いたってCOOLでしたよ(^^♪

作品そのものも、人間が持つ“善”の部分をポジティブに描いていて、素直に観てあげれば心が優しくなるような映画です
まぁ、「ラッキー・ガイのサクセス・ストーリーじゃんかよ」と言ってしまえばそれまでなのですが・・。

また、こういうストーリーにありがちな、センチメンタルでジメジメした部分が無く、
ストーリーが終始カラッとしているのも好感が持てました。

この作品の原題は「The Blind Side」です。
アメフトで、マイケル・オアーがいるポジションが、ちょうど味方のクォーターバックの死角を守るので、こういう題名になったのと、あとは何か「人生の~」みたいなダブル・ミーニングがあるのやもしれません。
日本題も「ザ・ブラインド・サイド」じゃダメだったのかなぁ・・?

それにしても、サンドラ・ブロック姐さん、アカデミー主演女優賞おめでとうございます!


ひきばっち的満足度★★★☆