ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「恋するベーカリー」

2010-03-05 20:29:58 | Weblog
                               「恋するベーカリー」
ユナイテッドシネマ豊島園
監督・脚本・製作・ナンシー・マイヤーズ

ラブ・コメディはちょっと苦手なので、本作も避けて通ろうかと
思っていたのですが、風評によると、結構笑える映画・・とのこと。「ファンタジー系」に続き「“ラブ・コメ”食わず嫌い」を返上するべく、映画館へ向かいました!

一言、随所で爆笑できました!女性の心はオレごときには難しすぎるかも(T_T)/

ストーリーは色々な所で書かれておりますので割愛いたしますが、
メリル・ストリープの演技が、なんというか、肩に力が入っていなくて、とてもイイ感じなんですね。

私は「クレイマー、クレイマー」でのメリルの演技のイメージが強く残っていて、正直なところ苦手な女優さんだったのです。
そのため、「クレイマー~」以降、彼女の出演作を観たのは、遡って見た「ディア・ハンター」だけです。

しかし本作のメリルには“貫禄”を感じましたね~・・何者をも包み込んでしまうような、寛容で温もりのある“愛”・・・。素敵でした!

冒頭にも書きましたが、この作品の監督・脚本はナンシー・マイヤーズという女性なんですね~。
そんなこともあってか、ストーリーのところどころで、「は~・・ここでそういくのか~」的な小さな驚きが幾つかありましたね~。

ジェイク(アレック・ボールドウィン)との不倫を断った直後にアダム(スティーブ・マーティン)とキスをしていたりとか・・まぁ、映画の構成上そうなったのだろうとは思いますが・・。悪いと言ってるんじゃありませんが、アメリカの国民性・習慣なのかもしれませんな。

そんなこんなも全て「ジェイクの下半身、パソコンネタ」ですべて吹き飛んでしまいます(笑)!

いや~、マイヤーズ監督、あなどれないです(^^♪!

ジェーンの家族も個性的な面々が演じており、中でも次女のギャビーを演じたゾーイ・カザンは感情表現も非常に豊かで、いい女優さんだなと思いました。

この作品の原題「It's complicated」・・・「いろいろとありすぎて・・」みたいなニュアンスらしいです・・。



ひきばっち的満足度★★★☆