むかーし、アン・ソンギが良いなあと思って、韓国映画を観ていたことがあったけれど、
今はゼンゼン食指が働かないのです。チェ・ミンシクとか、好きなんですけど。
ところがショウブラ作品を観ていて、ある時、気になる俳優さんたちを調べてみたら、
みんな韓国人だったのでビックリ。
当時、多くの韓国人俳優が、香港映画界で活躍していたんですね。
中でも、どういうわけか、南宮勲(ジェームズ・ナム)がお気に入り。
初めて彼を観た『十三太保(英雄十三傑)』では、
姜大衛と狄龍のファンに袋叩きにされそうな、憎たらしくて卑怯な四兄役だし、
次の『天下第一拳(キングボクサー大逆転)』では、羅烈をいじめる&裏切る兄弟子役。
…この時までは、なんとも思ってなかったのが、若き日の梁小龍を観たいわ~と、
チェックした『生龍活虎小英雄(必殺ドラゴン・鉄の爪)』での、梁vs南のバトルシーンに
「す、すげえ!」と感動(?)してしまい、以来、南宮勲の出演作を漁る日々。
(…なんで、梁小龍じゃなくて、彼なのかな?…自分でも、謎です)
これは『霹靂拳』(1972)から。悪い日本人(!)の役です。
着物が派手なんだよなあ…!