高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

Life on Manchester? ⑮ シェフィールド編

2020年08月06日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

シェフィールドの街を歩いてみました。

パーク・ヒル団地の西側にある、シェフィールド大聖堂。
最も古い部分は1200年まで遡るゴシック建築で、最新の建築物は1966年に完成したという
中世と現代が混在する珍しい建築物です。

聖堂内はとても広くて、装飾やステンドグラスが美しくていくら眺めても飽きないし、
結構な時間を過ごしてしまいました。

お手洗いに行きたくなって、聖堂の土産物屋のお姉さんに場所をきいてみると「ここには無い」けれど、
近くの「マークス&スペンサー(百貨店)にあるわよ」と教えてくれました。

ちょうどお昼だったので、マークス&スペンサーのカフェテリアでランチ。
カウンターの上にあるメニューを見て「やっぱり別のとこにしようかな…」と考えていたら、
あとから来た年配のご婦人に「ほら、これを持って並ぶのよ、どうぞ!」とトレーを手渡されちゃったので、
そのまま列に並ぶことになりました…こういうお節介、異国の旅先ではなんだか嬉しい(笑)
(こいつ、わかってないな…って思われただけかもですがw)

 

マークス&スペンサーの前の通りを南へ行くと、あのグリーンのポリスボックスのある角へ出ます。
後の建物は Sheffield Town Hall (シェフィールド市庁舎)です。


左側がシェフィールド市庁舎。


市庁舎の南側には広場があって、こんなアトラクションが。



すぐ近くのウインター・ガーデンは、世界中から集められた2,000種以上の植物が展示されている
ヨーロッパでも最大級の都市型温室で、内部は夏は涼しく冬は暖かく保たれています。

ここでのんびり過ごしたら、すごく癒されそうな空間です。

 

歩いていると、なにやら不思議な形の大きな建物がありました。

この時は写真撮っただけだったのですが、今調べてみたら、Moorfoot Building という建物で、
1981年にオープンしたオフィスビルでした。

Googlemapで上から見ると、こんな形なんですよ!

イギリス政府のいくつかの部署のオフィスが入っていたのですが、取り壊して新しいビジネス地区に
なることが計画されていたと…
え、この建物なくなっちゃうの?と思ったら、2011年にはシェフィールド市庁舎の多くの部署がここへ移転していて、
その後、建物の改修を行うことが決まったようなので、この形のまま残して欲しいなあと思う次第です。
(また見に行きたい)


Moorfoot Building の近くからバスに乗って向かったのは The Famous Sheffield Shop 、
シェフィールド製のカトラリー等の金属製品を扱うお店です。

シェフィールドは産業革命以来工業の中心地として発展した街ですが、50年代以降は主力産業の鉄鋼業が衰退し、
映画『フル・モンティ』では、そんな不況の時代のシェフィールドが舞台となっていましたね。
現在は、英国有数の学術都市・科学技術集積地(シェフィールド大学は、ノーベル賞受賞者を5人も輩出!)と
なりましたが、今でも金属加工業の刃物産業が盛んであり、「ゾーリンゲン・関と並んで3Sと呼ばれている」
とあったので、お土産にメイド・イン・シェフィールドの刃物を買いたいと思いました。

シェフィールドに古くからあるメーカーの、はさみとナイフを買いました。
左下の小さなスプーンは、シェフィールドのスプーンでソニックドライバーを拵えたドクターにちなんで(笑)


左側のエコバッグは大聖堂の土産物屋で買ったもの。


The Famous Sheffield Shop のお向かいにある、チョコレートショップ COCOA WANDERLAND 。
店内はカフェにもなっているので、ひと休みすることにしました。


女性二人でオープンした手作りチョコレートの店で、店内の工房でチョコが作られています。
美味しいチョコは、パッケージも可愛い!
(お土産に買ったのですが写真撮り忘れたので、お店HPの写真を拝借)

ホットチョコレートをいただきました。

チョコだけでなく、お店の女の子も店内もとっても可愛くて、お手洗いもオシャレだったので
つい写真撮ってしまいました(笑)

 

近くに古本屋さんがあったので行ってみましたが…



…お留守のようです。5分以上待ってみましたが、戻って来なかった。残念。

 

前もってチケットを買っておいたマンチェスターへ帰る列車の時間まで、まだ時間があるので
ブラブラしてみました。なんかいいかんじの小道があったので、行ってみると…

なんだこの文字は…怖い…

ちょっと等々力渓谷を思い出したりした…(違うか)

草むらにテント??? 怖い…

FROG WALK という道でした。

すぐ横に、こんな門が。公園かな?

…お墓?

調べてみると、Sheffield General Cemetery (墓地)でした。

1836年に開かれた、ビクトリア朝の主要な埋葬地として87,000人もの墓がある、英国で最も初期の商業墓地の1つ。
現在は、第2*級指定に登録されている公園で、自然保護区となっています。
カタコンベもあって、上の墓石の写真の場所がそうだったようです。

このエジプトの神殿みたいなのは The Samuel Worth chapel 、
今では結婚式やイベント等に使われているそうです。


こんなストーンサークルみたいなものもありました。
(ちゃんと写真撮りたかったのですが、木で見えないところにカップルが語らっていたので遠慮しました)
場所が場所だけに、ここから過去に飛べそうな気がします(←『アウトランダー』の観過ぎ )

この墓地も、また訪れてゆっくり散歩してみたい場所です。



今度はマーケットを歩いてみました。The Moor Market です。
広い建物の中にいろいろなお店があって楽しい。


フードコートもあって、ブリティッシュなものからアジア系まで様々な食べ物が。

ブレックファスト、安っ!

ここでひと休みして飲んだミルクティー、とても美味しかったです。
前年にロンドンのF&Mで飲んだミルクティーより、こっちの方が断然好きだと思いました(小声)
ポッシュな味が私には合わないってだけかもとも思いますが、ロンドンでは他の店でも
それほど紅茶が美味しいと思えなかったのに、今回の旅で飲んだお茶はどこでも美味しかった。
水の違いのせいなんですかね??



シェフィールドは、街はきれいだし、英国で人口第5位の街なのに、なんだかゆったりした空気感があって
暮らしやすそうだなーと思いました。
路面電車に乗り損ねてしまったのが心残りなので、是非また再訪したいです。


マンチェスターへ戻って、ティータイム兼夕食に Richmond Tea Rooms へ行きました。
もとは Richmond Street にあったのが、 Sackvill Street に移転したばかりだったようです。

『不思議の国のアリス』がコンセプトの店内。

 

ステーキ&エールパイ(だったかな?)

「もしかしてオーダー通ってないんじゃないかな?」って思うくらい時間が経ってから出てきたので、
デザートのケーキをいただく頃には窓の外は日が暮れ始めていて、写真がこんな色に(汗)

…可愛いピンクのケーキはメチャクチャ甘かったです(完食ならず)



遅ればせながらベネディクト・カンバーバッチの『イミテーション・ゲーム』を観たばかりで、
すぐ近くの 公園にアラン・チューリングの像があるというので見に行きました。

ちょうど、新しい50ポンド紙幣の肖像にアラン・チューリングが採用されたと
TVのニュースでも取り上げられてました。
新紙幣は2021年の年末から一般に流通するらしいので、お目にかかるのを楽しみにしたいです。

これで五日目終了です。

(続く)


Life on Manchester? ⑭ シェフィールド編

2020年08月02日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

五日目です。

シェフィールドへ行きました。
『ドクター・フー』で13代目ドクターが落っこちた街です(笑)

シェフィールドはマンチェスターの東60kmほどのところにあり、マンチェスター・ピカデリー駅から
列車で約1時間。ピーク・ディストリクト国立公園(ライアンが自転車の練習してたところですね)の間を
走っていくので、ずーっとこのような景色が続きます…のどか…




シェフィールド駅の広いホームには、自転車置き場も。
列車に自転車と一緒に乗ってる人、けっこういるんです。

駅の東口から出て、小道を上がっていくと…

 

グレアムとグレース、ライアンの住む家が!

 

この家の前からの景色。



劇中で、ライアンがヤズに「僕の家は近所だ」と言ってるように、
ヤズミンの一家が暮らす団地はすぐ近くにある、パーク・ヒル団地。
ターディスが着いた団地の入口前までは、500mくらいです。


団地の北西側には路面電車の走る陸橋があって、そこを歩いてるシーンもありましたね。


『ドクター・フー』ロケ地探訪としては、これだけなんですが、
このパーク・ヒル団地を実際に見てみたかったのです。

というのも、Googlemapで見ると、こんな変な形をしてるんですもの。

パーク・ヒル団地は、戦後のスラム街を一掃するために、そこに暮らす住民たちの移転先として
1957年から1961年の間にシェフィールド市の建設局により建設されました。
空中デッキによって住棟群が結ばれる空中街路や、住民たちのコミュニティをそのまま
団地内に取り入れる配慮がなされるなど、革新的な計画で注目を集めたそうです。
しかし80年代には老朽化が進み、取り壊すべきとの声も出ていましたが、近代建築を代表する
建物として1998年に第2*級指定建造物に登録されました。
近年は大規模な再生事業が進んでいるところで、建築家ジャック・リンとアイボア・スミスによる
ブルータリズム建築として知られるデザインを生かした改修が成されています。

…建築のこと全然知らないんですが、調べていたらイギリスの団地建築に興味が出てきて、
団地巡りしてみたいなと思いました。

 

団地再生はまだ半分くらいで、ヤズが住んでいる棟はカラフルなんですが、
改修の終わってないところは地味なかんじ。人も住んでいないようです。

中に入ってみたいなーと思いましたが、さすがにそれは遠慮しました。

 

 

ドクターに引かれてやってきたシェフィールドでしたが、歩いてみたら面白い街でした。
それは次回に。

【おまけ】
ヤズのセリフにあった、シェフィールドの「緑のポリスボックス」はこれです。可愛い!

いつか、ポリスボックス巡りもしたいなぁ。

(続く)


Life on Manchester? ⑬ ヴィクトリア・バス

2020年08月02日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

四日目、午後に訪れたのは、 Victoria Bath (ヴィクトリア・バス)です。

ヴィクトリア・バスは、1906年に開場した公衆浴場施設で、第2*級指定建造物です。
当時はお風呂・3つのプール・サウナ等の設備があり、ステンドグラス・テラコッタ・
タイル・モザイクの床など多くの時代の装飾的特徴を備え、最高品質の素材で建てられました。
というのも、その当時のマンチェスターは世界で最も裕福な自治体であったからで、
建設には多額の費用が費やされたそうです。

1993年に閉鎖されましたが、建物の劣化を防ぐための作業が1998年に始まりました。
2003年に本格的な修復計画が決定し、2007年に第一期の復旧工事が開始され、2008年9月に完了。
その後はイベントやコンサート、展示会場として利用されています。

★内部の見学は水曜日のみで、事前に申し込みが必要です。
 HPの申し込みフォームで希望日など必要事項を入力し、入場料をクレジットカードで支払うと、
 チケットが表示されるので、それをプリントアウトして持っていくのですが、
 私はプリンターを持っていないので、チケットの画面をスマホで撮ったものを
 当日受付で見せましたら、それで大丈夫でした。
 料金は7ポンドでしたが、確かそのうちの2ポンドは修復や保護のための寄付だったと思います。

14時からの見学ツアーのため、15分前くらいに着くと、開場を待つ5、6人の人たちがいました。
一緒に見学したのは20人くらいで、老若男女様々でしたが、アジア系は私一人でした。
最初に、引率してくれるスタッフの方からヴィクトリア・バスについての説明があり、
いよいよ内部見学の始まりです!

 

ここは3つあるプールのうちの1つ。
冬季には、このようにプールをフローリングして、ダンスホールにしたそうです。



こっちは別のプール。

両側に脱衣室が並んでいます。

こんなところにもステンドグラスが。

これは何でしょうか?高貴な方のための特別席とか?

 

もう一つのプールは、アーティストの方が制作に使っていました。

 

事前に調べた時には「内部撮影NG」となっていたのですが、一緒に見学してる人たちが
スマホで写真撮ってもスタッフの方が何も言わないし、本格的なカメラで撮影してる方もいたので
私もガンガン撮りました!(スマホでだけどね)

年配のご夫婦が気にかけてくれて、私が写真を撮っていると
「あなたも一緒に写してあげましょうか?」と言ってくれて、嬉しかったです。

このグリーンのタイルが本当に美しくて…!

 

床のモザイクも凝っています。

 

 

ヴィクトリア・バスで一番有名なのが、このステンドグラスらしいです。

 

そうそう、このヴィクトリア・バスを知ったのは、『時空刑事1973/Life On Mars』の
ロケ地だったからでした。

シーズン2・第3話で、アイルランド系の労働者たちが集会を開いてる場所がここ。

換気扇、わかります?


他に検死や遺体安置所のシーンで出てくるのも、このヴィクトリア・バスの
サウナ部屋です。

 


この通路でサムとジーンが話してるシーンもあったと思う。

 

先ほどの、第3話で追いかけられた容疑者が逃げるのは、上記の3つめのプール(だと思います)。

 

修復計画にBBCも関わっているので、それでロケに使われたんでしょうかね?

ちゃんとこんなプレートがありました!
他の作品も観てみたいな。

 

このヴィクトリア・バスのような公衆浴場は他にもいくつかあったみたいで、
たまたま知ったGreengate Bath にも一日目に訪れてみたのですが、こんな状態でした。

調べてみると、マンチェスターで最も偉大なヴィクトリア朝建築家の一人、
トーマス・ワーシントンによって1855年に建設されたとあります。これも第2*級指定建造物です。

劣化が進んでおり、保護・保存する動きはあるようですが、どうなるのかわかりません。
ヴィクトリア・バスのスタッフにも訊いてみましたが、知らないとのことでした。
こんな風に囲ってあるのは、保存するためと思いたいです。
お向かいにある Eagle Inn ってパブも気になるので、再訪したいところです(笑)

 

ヴィクトリア・バスでは一通りの見学が終わると、ティールームでみんなでお茶を
いただきました。一杯たった1.5ポンドの、ティーバッグでいれたミルクティーだったけれど、
なんだかとても美味しかったです。

 

ヴィクトリア・バスを出て、いい気分でブラブラ歩いていると、ウィットワース公園へ来ました。

Closed at Dusk ってのが、なんかいいですよね(笑)

 

公園に隣接した、ウィットワース美術館に寄ってみました。

人があんまりいなくてとても静かで、ひと休みするのにちょうど良かったです。(無料です)

 

美術館近くからバスに乗って帰り、スーパーマーケットに寄りました。

気になってたカップ麺とお寿司を買って、節約ごはん(笑)
お寿司は Dragon Roll というやつ。

一番高い2.2ポンドの麺だったのに、美味しくなかったです…(ショボン)

これで四日目終了。
五日目はちょっと遠出して、ターディスの降りた場所へ行きますよ!

(続く)


Life on Manchester? ⑫ 交通博物館

2020年08月01日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

四日目です。

まず午前中は、マンチェスター交通博物館へ行きました。


エントランスからしてこんなかんじなので、ワクワクします!


中に入ると…

古いトラムがありました。

中では、ビデオが上映されていました。


オフィスを再現したものや、昔の切符などの展示。



乗合馬車。


こちらの博物館、「交通博物館」とはいうものの、展示の大半はバス。
広い館内にずらーーーーっと並んだバスを見た時には、思わず「わあっ!」って声が出ました!
私は特別バスに詳しいわけでも、マニアでもないのに大興奮するくらいですから、
好きな人だったらたまらないと思います。


バスじゃない車もチラホラあり。これははしご車。

 

バス停。

 

形とかカラーリングとか、良いですよね!

紙モノの展示も可愛い。


70年代のファッションに関する説明の写真の中に、なぜかブルース・リーが(笑)


写真を撮り忘れてしまいましたが、ミュージアムショップにはバスの模型がたくさんあって、
ここでも大興奮!記念にひとつ買うことにしました。
何か思い入れのあるモデルがあると良かったのですが、なにしろ素人なのでよくわかりません。
で、『時空刑事/Life On Mars』の時代である「70年代のバスが欲しいんですが…」と、
スタッフのおじいちゃんに探してもらって買ったのがこちら。

シックな色合いが素敵!


この博物館のスタッフさんたちはみんなおじいちゃんでしたが、バスや交通関係のOBだったり
するのかな?
みなさん気さくで、質問したらなんでも答えてくれそうなかんじでした。
ここでも「英語が話せたら…!」って思いました(悔しい!でも勉強しないんだよねー) 

★マンチェスター交通博物館
 open (水)(土)(日) 10:00~16:30 
 入場料:大人 5ポンド
※上記は2019年7月の情報です。現在は新型コロナの影響で閉館中


行きはマンチェスター・ヴィクトリア駅近くのバス停からバスに乗りましたが、
帰りは近く(といっても1kmくらいは歩いたかも…)に駅があったので、
メトロリンク(ライトレール)でマンチェスター・ピカデリー駅まで戻りました。

マンチェスターは、ロンドンのオイスターカードのように1枚で電車もバスも乗れるカードが無く、
バスに乗るには現金が使えないので、1dayチケットや何日間か乗り放題になるタイプのチケットを
使うのが便利らしいのですが、それほどバスに乗る予定も無し…と、コンタクトレスカード(デビットカード)を
使いました。
日本では、乗車時と降車時にタッチして運賃分が差し引かれるのが一般的ですが、
マンチェスターでは、乗車する時に運転手さんに行先を告げると金額を言われるので、
それからカードを読み取る機械にタッチする仕組みでした。
…行先わかってればいいけど、ですよね。行先決めてないときはどうすればいいんだろう?

メトロリンクは、駅に券売機があって、現金・クレジットカード・コンタクトレスカード、
どれも使えます。

 

マンチェスター・ピカデリー駅、メトロリンクの駅の上階が鉄道の駅になっています。
古いと新しいが融合した不思議な感じが良いです。

駅にはスーパーやカフェなどが直結してるので、とても便利。
スーパーでささっと買い物をして、ホテルに帰って簡単なお昼ごはん。

 

午後は、またまたロケ地を訪ねます…

(続く)


Life on Manchester? ⑪ ストックポート編

2020年07月26日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

ストックポートの街には、こんな古くて素敵な建物や街並みが残っていて、
歩いているだけでもワクワクしました。

 

こういう黒い木組みに白い漆喰壁の建築様式を、ハーフティンバーというんですね。

 

この建物は、今は銀行として使われています。ストックポートに住んでたら、
ゼッタイ口座作るよね…

ストックポートの郊外には、このハーフティンバーが美しいチューダー様式の
Baramall Hall という建物があって、内部見学もできます。
今回は時間が無くて行けなかったですが、いつか訪れてみたいです。

 

 

このガラス張りの温室みたいな建物はStockport Market Hall 、ヴィクトリア朝の1861年に建てられたものです。
中には50以上のいろいろなお店があるとのことです。時間がなくて入りませんでしたが、
せめてのぞいてみれば良かった…

 

街のランドスケープ的な、聖メアリー教会

旅行の前に、ストックポートがロケ地の映画『蜜の味』(1961年・イギリス)を観てみました。

母一人子一人で貧しく暮らす女子学生のジョーは黒人船員と恋に落ちるが、船員は彼女を捨てて
去ってしまい、その後ジョーの妊娠が発覚。母親は恋人を追って家を出て、一人ぼっちのジョーは
同性愛者のジョフリーと一緒に暮らし始めるのだが… というような切ないお話。

…ジョフリーがホントにイイやつなんだー(涙)


『蜜の味』では、この聖メアリー教会が出てきます。

門を入ったところ。

 

 

 

この敷石になっているのって、墓石なんですよね。踏んでいいのかな?って思ってしまう…

 

街をブラブラしていて、通りがかったお店。
ここものぞいてみなかったのですが、探せばお宝発見できそうなかんじ?

 

ここは、博物館にも展示があった1849年創立の醸造所で Robinsons Brewery です。

この Robinsins がメタルバンド・アイアンメイデンのボーカリストとコラボして作った
Trooper というビールのシリーズがあって、日本の老舗酒蔵・奥の松酒造が協力し、
日本酒の酵母で作ったラガービールが新発売されたというので、ちょっと飲んでみたいなと
思ったのですが、スーパーには置いてなかった。
日本でも買えるみたいなので、機会があれば試したいです。

ストックポートには半日しかいられなかったけれど、とても満足してマンチェスターへ戻りました。

 

なんだかカレーが食べたい気分だったので、ホテル近くのインド料理店を検索して
テイクアウトしてきました。(節約です) 

Bundobust という店で、カジュアルだけどオシャレな店で、あんまり「インド」ではなかったけど、
カレーは美味しかったです。

 

ドクターフーマガジン、2冊ゲット。

 

ようやく三日目終了です…(長いねー)

(まだ続きます)