高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

モクモクモク…

2010年10月30日 | 雑記

今日は出勤日でした。

お出かけした社長が、おやつにハーゲンダッツのアイスクリームを

買ってきて下さいました。わーい!

…正直、「このクソ寒いのに?!」(お下品で失礼!)とも思いましたが、

(今日の東京は寒いです!)社長ご自身が食べたかったようです。

で、付いていましたよ、ドライアイスが!

早速、給湯室の流しの水の中にブチ込みました…モクモクモク…スモークが!

実は、『恋の紫煙』で、余文楽がトイレにドライアイスを入れて、喜ぶシーンがあるのです。

…なんてことを、同僚に説明しながら…って、会社で何してんのよ!


また変な日本人が!『忠烈図』

2010年10月30日 | 映画

TIFFでの『忠烈図』(1975)、キン・フー監督は『大酔侠』しか観てませんでしたので、

これは2本目。

明の時代、沿岸部を荒らしまわる倭寇を討伐せよ!との命を受けた将軍の喬宏が、

腕利きの部下たちとともに、事にあたる…というお話。

…なんとなく、もっと、おっとりとした運びの映画かとイメージしていたのですが、

テンポは良いし、殺陣のスピード感と迫力(大きなスクリーンで観ているから余計に!)も

スゴいし、グングン引き込まれました。

…しかし、ここで出てくる悪役は倭寇=日本人なんですよね…フクザツな心境。

そのお頭がサモ・ハン扮する博多津なんですけど、なぜか顔が白塗り!

今回のティーチ・インは、宇田川幸洋さんがみえていまして、「京劇のメイクのように、

悪役のコードとしての白塗りなのでは?」とおっしゃっていましたが…

喬宏率いる一団は、呼吸ぴったりのチームワークで戦闘フォーメーションもすばらしく、

メンバーの中には剣客の白鷹さんがいて、もう、バリバリに強くて、カッコイイ!

その白鷹さんと互角に渡り合える腕前で、カッコイイはずのサモ・ハンなのに…白塗り。

…普通の顔でもよかったじゃないの!?

宇田川さんいわく、「博多出身だろうから、博多人形みたいなのでは?」とのこと(笑)

とにかく登場しただけで、笑ってしまうサモ・ハン…だって、白塗りで紋付袴だから、

太った子どもの七五三みたいなんだもの…!

でも、その前に火星くん(やっぱり倭寇のお頭の一人)や、ヘンテコ倭寇たちが、

相当にヘンテコぶりを発揮しているので、そんなには吹き出さなかったですが!

それから、途中、「これって、白鷹さん主役だったっけ?」というくらい大活躍!の

白鷹さん…カッコイイのでOK! 奥さんでやっぱりスゴ腕の徐楓さんもステキでした。

倭寇のメンバーには、元彪(白鷹さんにコテンパンにやられて、ションボリしちゃうのが

すごく可愛い)や元華がいて、成龍も出ているらしいのですが、わかりませんでした…

…宇田川さんにもわからないものが、私にわかるわけもなく。

実は成龍はギャラ稼ぎの為、顔を出さないでいろんな役のスタントをやっていたそうです。

巨匠といわれる監督の作品ですから、こう、なんというか、感動的に終わるものと

勝手に思っていましたが…ゼンゼン違って、ビックリ!でした。

ビュンビュン飛ぶサモ・ハン…(すごすぎる軽功!)

あっ!手裏剣がっ!!ええ~?!

石?!

…ええ~?!うそー!マジですか?

というようなかんじです…もう、唖然。(…気になる人は、是非観て下さい!)

宇田川さんと司会の方も「唐突ですよねー」とおっしゃってましたけど、唐突すぎる!

皆、死んでしまったのに、場内大爆笑!

変わって、お墓のシーンなのに、大爆笑!(いいんですか?!)

すごい、すごいよ、キン・フー監督!

…というわけで、次は『迎春閣之風波』とか観てみたいです。

でも、これも、また観たい!

付記

・すごい勢いで走っていく徐楓さん、キックキックキック…!の韓英傑もツボだった。

・喬宏のヒゲ剃りシーンに、ちょっと萌えました。

・立ち回りのシーンで、京劇の鳴り物が効果音に使われているのが、面白い。

 …でも、日本人だからって、博多津登場のシーンで雅楽を流すのはやめて欲しかった!

 ぷぁー…って…笑っちゃうから!

・観ていてたびたび「これ、ロケ地どこよ?」と思ったのですが、宇田川さんのお話では

 韓国ロケも行われているとか!あの廟のシーンとかかな?


大は小をかねないこともある。

2010年10月29日 | 雑記

映画祭、会場は六本木ヒルズのTOHOシネマズでした。

…初めて行きました。

席は良かったんですけれど、スクリーンがデカ過ぎて疲れました。

アクション映画だったら、大きな画面で観る方が迫力あって良いんでしょうけど、

こんなスクリーンで、もしも3Dだったりしたら、目がまわる~!って思いました。

…私は、こじんまりとした劇場の方がいいなあ。

むかーし、高田馬場に、座布団に座って映画を観るスペースがあったけれど、

なんというところだったかしら…?

そこで、『カリガリ博士』を観た記憶があります。懐かしい!


ホテルつながり?『恋の紫煙』

2010年10月28日 | 映画

ラブホテル、といえば(?)、今日はTIFFで『恋の紫煙』を観てきました。

あの、ラブホテルのシーン、「ちょっと、アンタ、このイイ男はつかまえとかなきゃ、ダメ!」

って、思いました。(なのに、あんなオチがあるとは!)

…観ていない方には「?」で、スミマセン。

でも、これ、ちょっと良い作品でしたので、DVD観ていただきたいです。

(セリフが理解できないと、ちょっと難しいので、是非とも日本語字幕版のリリースを

お願いしたいです!)

恋のはじまりの男女の、心情が揺れ動く感じ…相手の反応で、ちょっと傷ついたり、

舞い上がっちゃったりするのが、なんか、わかるなあ…なんて。

女子なら、お部屋でガールズトークを炸裂させながら観るのも良いかなーなんて思います。

…というか、私、噂のパン・ホーチョン監督に変な幻想を抱きすぎていたかも?

というのが、正直なところ。もっと、ブラックなのかなーと思っていたら、案外フツーで。

他の作品を観てらっしゃる方は、この作品については、どんな感想なんでしょうか?

その他、印象に残ったのは…

「ダメ!smoking!」(笑)…私は歩きタバコしてる人に言いたい!

それから、あの、UFO現れてましたよね?!(ちょうど、下の字幕に気をとられてたので)

あと、ミリアムの「ぽっかーい!」…似合いすぎる!

そうそう、近頃は北京語音声のものばかり観ていたので、久々に聞くばりばりの広東語が

とても気持ち良くて(特にミリアム!)、それだけでニヤニヤしてました。

久々に観たノリさん(張達明)もうれしかった。

…こんな感想でスミマセン(汗)

今日は『忠烈図』、『恋の紫煙』と続けて観たのですが、この順序で良かった!

というのは、もし逆だったら、『恋の紫煙』、どっかに飛んじゃっていたかも…(ゴメン!)

…『忠烈図』はスゴかった!


似て非なる…その②

2010年10月28日 | 雑記

以前、陳百強の歌を聴いていて、たびたび出てくるので、気になった単語が…「びっそい」。

すごーく昔に知った言葉だなあ、と考えていたら思い出した。

「別墅」、広東語でラブホテルのこと。(たぶん山口文憲さんの本で読んだのだと思う)

清楚な、陳百強の歌の中に、ラブホってどういうこと?!と、歌詞カードをめくってみたら、

「必需」だった。

  別墅  biht6 seuih6  ,bit6 seui5 (声調、これで良いのか不明)

  必需 bit1 seui1

なんだか、声調がよくわからなかったので、香港人の友達に会ったときに

きいてみました。

そうしたら、普段発音しない単語なので、違いがよくわからないらしく、

「びっそい、びっそい…あれ? びっそい、びっそい…」みたいなかんじで連呼。

スタバの店内で、「ラブホ、ラブホ!」って…

広東語がわかる人が近くにいたとしたら、相当に変だったと思います。