高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

雨の湯河原・5

2015年02月15日 | 旅行/湯河原(2015年2月)
雪の舞う中、湯河原駅へ着いて次に向かったのは、「BREAD&CIRCUS」
パン好きには有名な人気のパンの店です。
開店前から行列ができる店とは知っていましたが、今日みたいな雪の日はそんなことないでしょ?
と、思っていたら…

やっぱり並んでました!



それほど並んでいる人がいなかったのと、みなさん心得てらっしゃるのか回転が早いので、待つのは10分もかかりませんでした。



リアルカンパーニュ、修道院のパン、バイキングのパンをそれぞれ1/2づつ買ってみました。

帰って食べてみたら、確かにココのパン、美味しい!
次は食パンを買って、湯河原のみかんジャムと一緒に食べてみたいなー。


さて、駅前に戻ってブラブラしていたら、こんな看板が見えました。



「湯河原一 コーヒーの店」

…湯河原一のコーヒーの店、ってことですよね?

で、行ってみました。





閉まってました(ガッカリ)





月曜日の12時頃だったんですが、定休日だったんでしょうか?


しかたなく(←失礼)、こちらも気になっていた「珈琲WEST」へ。

 メルヘンな外観!



↑ソファの座面にかけてあるのは、キッチンで使うマットじゃないのかなあ…(小声)




「珈琲WEST」って名のってるのに、コーヒーはファミレスにあるセルフの機械みたいなマシーンで淹れてたみたいです…
自家製(?)ケーキは悪くなかったけど、ケーキセット950円はちょっとお高いような(小声)

食事メニュー(そこそこいいお値段)もいろいろあり、広々としたお店なので、マッタリ過ごすにはいいお店でしょう。
メニューのサンドイッチには、お向かいにあるカツサンドが美味しい、ってパン屋さんのパンを使っているというのも気になるので、
また来てしまうかも(笑)


湯河原をあとにして、早川の漁港近くのお店で遅いお昼ごはんにしました。



パックのお茶が味気ないのですが(苦笑)、丼の魚はどれも美味しかった♪


早川から小田原へ向かって、ブラブラ…

もう雪もやんで、良い天気になりました。



きれいに梅も咲いています。
湯河原では天気が悪かったので、梅まつりをスルーしてしまいましたが、来年行けるといいなあ。


御幸の浜



江戸時代、小田原に3基あった台場のうち、ひとつがここにあったとか。
明治天皇と皇后が、ここで地引網をご覧になってから「御幸の浜」と呼ばれるようになったそうです。


小田原をブラブラして、オナカがへってきました…


前回、気になった「日栄楼」へ!

ココです!(笑) ↓↓↓

 この店構え、いいですよね!


商標登録をしている(?)という餃子をいただきました。




多めの油で焼いていて、焼き餃子というより揚げ餃子です。皮がぱりぱり!美味しい!
中の餡が味濃いめなので、ビールがすすみそう。
相棒の注文したサンマー麺をちょっと味見させてもらったら、これも美味しかったです。
(相棒いわく、スープのとろみが少ない、とのことでしたが)

サンマー麺は奥の厨房でおじさんがこしらえていましたが、餃子は入り口横のところでおばちゃんが焼いていました。
おばちゃんが餃子担当なのかな?
「餃子、美味しいです!」と言ったら、「良かったわあ」とニコニコ嬉しそうにしていました。

おばちゃんがとてもいいかんじだったし、商標登録の件も伺ってみたいし、他にもシュウマイや日栄麺など気になるメニューも
いろいろあるので、是非また来たい!です。 



香港や台湾など海外にも行きたいけれど、最近はこんなふうに近場でのんびり過ごすのがいいなーと思うようになりました。
…年取ったのかな(遠い目)

小田原、湯河原の他にも下車して散策してみたい駅があるので、しばらく東海道線だけでもいろいろ楽しめそうです(笑)

(おわり)






雨の湯河原・4

2015年02月15日 | 旅行/湯河原(2015年2月)
温泉に来たら、やっぱり露天風呂!


加満田には、ふたつの露天風呂があります。

ほたるの湯



夏の夜、このお庭にホタルが舞うのが見られるそうです。



もみじの湯



ほたるの湯より小さめのお風呂ですが、お湯に浸かって眺める向かい側の山々が紅葉のころはさぞかし美しいと思われます。
新緑の頃も良いでしょうね。


宿に着くまでずっと雨が降っていましたが、夜には晴れて、きれいな星空を眺めながらの露天風呂が堪能できました。


なぜか、脱衣所に笠がありましたが、雨の時にはかぶって入るんでしょうかね??




加満田は各部屋にも温泉の出るお風呂があるので、いつでも好きなだけ温泉を楽しめるのが素晴らしいです。


…というわけで、部屋風呂、露天、大浴場と何度も温泉に入って(貧乏性なものですから…)就寝、
翌朝も早起きして、朝食前にも露天でひと風呂。

その時には晴れていたのに、ふと気付くと…雪が!



雪見の露天、なんてのも風情があっていいなーと思いましたが、チェックアウトの時間となりました。 (つづく)




雨の湯河原・3

2015年02月14日 | 旅行/湯河原(2015年2月)
この「加満田」に泊まってみたいと思ったのは、私の好きな林芙美子が度々訪れていた宿だったからで、
スタッフの方に伺ってみたところ、これを拝見することが出来ました。



石川達三による、スケッチ。
何人かの作家たちで泊まりに来て、お酒を飲んだ時の様子でしょうか?



左端は、当時の女将。右が石川氏、真ん中が芙美子?



名刺は初めて見ました。
新宿区じゃなくて、まだ淀橋区だったんだなー。


露天風呂へ向かう廊下にも、展示物が。











素敵な談話室。本やPCがあって自由に使えます。



温泉に入った後は、のんびり本を読んで過ごすのもゼイタクでいいかもしれません。 (つづく)



雨の湯河原・2

2015年02月14日 | 旅行/湯河原(2015年2月)
「相模の小京都」と呼ばれている湯河原、雨もまた風情があって良いのですが、散策には向きませんね。

不動の滝を眺めてから、宿へと急ぎました。

 


今回泊まったのは、奥湯河原の旅館「加満田」

宇野千代が原稿執筆のために小林秀雄を缶詰にした、という旅館で、これが作家の「缶詰」の第一号だそうで、
小林秀雄の他にも、坂口安吾や獅子文六、檀一雄等々の作家たちが贔屓にした「文士の宿」です。



当時のままではないですが、いいかんじに改装されています。



館内には、所縁ある方に関するものが展示されています。

 本田氏って、字がキレイですね。



水上勉はここに逗留して、『飢餓海峡』等の代表作を執筆したそうです。


「黄桜のカッパ」でおなじみの清水崑もたびたび訪れていて、多くの作品を残しています。



 セクシーなカッパちゃん

コースターにも清水氏のイラストが。(コップもレトロで可愛いです)




加満田のイメージキャラクターが「カッパ」なので、館内のあちこちにカッパがいますよ。







このリアル(?)カッパちゃんにはおどろきました(笑) (つづく)

雨の湯河原・1

2015年02月14日 | 旅行/湯河原(2015年2月)
「温泉に入りたいなー」ということで、先日、湯河原へ行ってきました。

駅では可愛いたぬきがお出迎え(笑)
  

  
湯河原温泉は、「たぬきが見つけた温泉」という言い伝えがあるそうです。


駅近くの昭和な洋食屋さんでお昼をすませて、宿泊する旅館のある奥湯河原へ向けてゴー!
 



  
理想郷(笑)
  



 
なかなかハンサムな金次郎、発見!
 




老舗の和菓子屋さん、小梅堂
  
 
湯河原の土産のひとつに「きび餅」があって、いろいろなお店で売っていますが、元祖はこの小梅堂さんだそうです。

 
建物がとても素敵。



屋根のところにハトがいますよ!


 
可愛い(^-^)




あいにくの雨天でしたが、散策を続けていると、このような建物が。






ご商売はされているんでしょうか??

外にあった流し



お隣のお住まい(?)の玄関の戸にも、みつばちとレンゲ(?)が。凝ってますね!





湯河原では、趣のある古い建物の旅館をよく見かけましたが、残念ながら中には廃業しちゃっているところも。

売物件。小便小僧付き。





お金があったら、買い取りたいです。 (つづく)