高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

フミコをめぐる冒険?①

2013年05月26日 | 旅行/小倉・門司港(2013年5月)

林芙美子は、私の大好きな作家です。

 

先日、縁あって、ずっと欲しいと思っていた林芙美子全集を手に入れました。

そして、その全集の持ち主であった方からのメールで、

生誕110年を記念した林芙美子展が開催される事を知りました。

…で、行ってきました、小倉!

 

東京から新幹線で5時間弱(けっこうかかるのねー)で、小倉に到着。

宿は駅のすぐ上、ステーションホテル小倉。

 

部屋はモノレールビューでした!

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ホテルのエントランスから出てすぐのところにモノレール乗り場があり、なかなか便利です。

(といっても、一回しか乗らなかったけど)

 

モノレールで一つ先の平和通駅で降りて10分ほど歩くと、

北九州市立文学館にたどり着きました。

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不思議な形の建物!

 

「生誕110年 林芙美子展-風も吹くなり 雲も光るなり-」は、

北九州市立文学館、尾道市立美術館、かごしま近代文学館、新宿歴史博物館の

四館協働企画展ということもあり、なかなか見ごたえある展示でした。

図録はA5版と小さく可愛らしいつくりながら、内容は充実していて、素敵なものでした。

 

ミュージアムショップには、文学館オリジナル編集の文庫や、芙美子にちなんで(?)

尾道の帆布で出来たトートバッグなどもあったので、ついつい買ってしまいました。

 

Img_2862 (左が文庫、中が図録)

 

この企画展は、北九州では6月9日まで。 詳しくはコチラ→林芙美子展

この後、尾道(6/22~7/21)・かごしま(10/4~11/4)・新宿(11/17~1/26)と巡回します。

   

出てみたら、コチラが正面入口だったようです…

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すぐ近くには小倉城が見えました。

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小倉城の後ろに見える斬新な形の建物はリバーウォーク北九州という複合施設。

帰ってから調べてみたら、ここもちょっと面白そうなところでした。

 

小倉城へ行く前に、すぐ近くに松本清張記念館があるので寄ってみました。

 参考までに→こんなところ

 

展示で面白かったのは、杉並にあった清張の暮らしていた家がそのまま館内に

移築(?)されていて、応接間や当時のままに再現された彼の書斎を、窓から覗くかたちで

見られることでした。(残念ながら中には入れません)

たくさんの本が保管された書庫も興味深かったです。

 

恥ずかしながら、彼の作品は読んだことが無かったのですが、ここで展示を見ていたら

すごく読みたくなってしまったので、ミュージアムショップで文庫を買ったところ、

オリジナルのブックカバーをかけて下さいました。ステキ!

Img_2715 ちなみに買ったのは『点と線』

 

閉館ギリギリまでいて、さあ小倉城へ!…と向かうと、こちらは入城時間を過ぎており、

入れませんでした、トホホ。

Img_2710 可愛いお城です

 

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夕暮れの小倉城。右はリバーウォーク北九州。

 

この後、美味しいお寿司で福岡のお酒を飲んで、ほろ酔いのイイ気分でホテルに

帰りました…幸せ♪ (二日目に続く…)