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山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

月山 志津温泉

2009年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

「志津温泉 雪旅籠の灯り」

最高賞 ふるさとイベント大賞

受賞おめでとうございます!

 
3月6日に関西のゲストの方々と県立自然博物園周辺をスノーシューハイキングを楽しんだ後、皆さんがどうしても見てみたかったのがこの雪旅籠でした。
関西の方には雪自体が珍しく、スノーシューで気持ちよく歩けただけでなく、雪で旅籠を再現した、この雪像を近くで見、触れることができ雪の魅力に感動していたようです。
これも、地元の方々の雪への愛着の賜物でしょう。

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詳しいニュースは山形新聞をご覧ください。

わたくしがガイドになるきっかけや出会いがたくさんあったところが、ここ月山や山麓の志津、弓張地区です。
20年前の、ここの冬は雪に埋もれ、時折除雪車の音で人が生活していることを告げるようにうなりを挙げているだけの静か地でした 、当時は、この豊富な雪を喜んでいるのは一握りの人たちでした。

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その後、ポレポレファーム、県立自然博物園を中心に、月山フリーク、ガイド仲間が集まり、フラワートレッキング、バックカントリースキーツアー、紅葉トレッキング、スノーシュートレッキングと志津・弓張地区の住人と一緒に1年を通じて月山の自然を伝えようと動き出して20年以上になりました。

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当時スクールバスで通っていた志津の子供たちが『雪旅籠』というイベントで新しい月山の魅力を見つけて活動している姿を見ると不思議な感じがします。
この20数年の間に、月山朝日ガイド協会が生まれ、雪崩事故防止講習会が開催されたり、AEDが東北の山岳観光エリアでいち早く設置されたり、また幾名かは、社)日本山岳ガイド協会の会員としても活動をはじめています。

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いまでは、冬の月山山麓を訪れるといろいろな人とぶなの森で出会えるようにもなりました。

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温もりのある雪に包まれ、懐の深い変わらぬ月山でありますように!
 
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