2/11
A級ブリザードの影響で昭和基地を離れる日が1日延びました。
昭和滞在が1日延びたうれしさ、
越冬隊にみなさんとの別れがつらくなる悲しさ
複雑な心境のなか朝を迎えました。
おかげさまで、
約90日間に及ぶ南極での活動を終え、しらせに戻ります。
感謝です!
追伸
ブログ再開は3/21以降になります!
2/11
A級ブリザードの影響で昭和基地を離れる日が1日延びました。
昭和滞在が1日延びたうれしさ、
越冬隊にみなさんとの別れがつらくなる悲しさ
複雑な心境のなか朝を迎えました。
おかげさまで、
約90日間に及ぶ南極での活動を終え、しらせに戻ります。
感謝です!
追伸
ブログ再開は3/21以降になります!
2/9
ブリザードも収まり、予定通り10日に夏隊全員がしらせに戻れる目途もつき、
越冬隊のみんなから夏隊・お疲れさま会を開いていただきました。
60次越冬調理隊員のおいしい料理も堪能することができました!
眼でも楽しめ、味も楽しめる料理
短い昭和基地での生活でしたが、思い出をたくさんいただき
思わず涙がこぼれてきた”お疲れさん会”でした!
昭和基地を去るとき、どうなるのでしょうかね、、、、
2/9
昭和基地・管理棟内には設営事務所という場所があります。
各設営部門ごとに机があり、越冬する野外観測支援(FA)の机もそこにあります、
昨年から所属する(公社)日本山岳ガイド協会の小さな旗が掲げられました。
もっと大きい旗にすればという声もいただくのですが、
このポジションが確立されてからまだ歴史も浅く、
私は、FA=野外観測支援(隊員の安全を守る)という
アクシデントが起こらないように配慮する影のような存在、
何事もなければ、設営のお手伝いや野外で観測する隊員の食事つくり、
ゴミの整理などをロジスティック的なことをしている地味な役割に
ふさわしい大きさだなと思っています。
ガイドの仕事とかなり共通してオイル部分があり、
なくてならないポジションでもあると
わたくしなりに自負しているのも確かです。
このポジションに私たちが所属する
日本山岳ガイド協会会員の名が
途切れることなく引き継がれることを切に願い
二人で旗にサインを入れてきました!
ガンバレ、クラモくん!
帰国後の再会を楽しみにしています!!
2/8~9
予報通り朝から風が吹き出し、
8日の14時44分には”外出注意令”が出ました!
風も強まり、雪も混じり、視界もみるみると悪くなってきました。
翌朝、部屋の窓もこんなになりました、、、
平均風速も30ⅿを超え、視界も0ⅿに
9日朝はゆっくり朝寝ができると思っていたら、
水源池の点検に行く設営隊員安全確保のため同行してほしいと、、、、
急いで、着替え、ハーネス、ヘルメット、ゴーグル、ロープにと準備して
ブリザード吹き荒れる外へ、、、、
2/7
設営主任の指示の元、越冬中昭和基地内にある観測各棟・施設に配置する燃料をドラム缶に詰め、配送する作業を2日かけて行っています。
まずは、空ドラム缶を100本回収してトラックに積み込みます。空ドラム缶積み込みは手作業です。
大型の燃料タンクからポンプで油送、電源が発電機でその発電機を倉庫から運び立ち上げるのに半日かかります。
大型タンクから中型のリキッドタンクへまず油送、
リキッドタンクから電動ポンプでドラム缶1本、1本に燃料を詰めます。
1本詰めるのに10分程度かかり、100本以上のドラム缶に燃料を詰めました。
ユニック付トラックで各観測施設へ配送します。
簡単なようですが、ほとんどが手作業に近く労力のいる作業です。
明日以降、ブリザード予報が出ていますので、焦ります!
2/6
60次夏隊の観測、設営、越冬隊の準備も間もなく終わります。
夏隊の労を労おうという設営主任の粋な計らいで、夕食後”氷山見学ツアー!”が実現しました!
氷山の上から眺めた、夕日に染まる南極景色にみなさん大満足な様子でした。
万全を期すため、FA2名、ドームの仲間2名で前日に下見も行いました。
設営主任に感謝!
2/2~10までの予定で、60次越冬隊と夏隊員合わせて56名(大半)が昭和基地・管理棟で共同生活を送っています。
夏隊隊員が管理棟に滞在できるとは思ってもみなかったことだけにうれしくもあり、充実した日々を送らせていただいています。
60次隊堤隊長はじめ越冬隊のみんなの理解がなければ実現できない昭和基地管理棟での生活です!!
感謝!
2/1~3
越冬交代式に参加したのち、
測地チームの野外観測支援のためインステクレパネという露岩帯へ
2泊3日の出張に出かけてきました。
観測物資が多いので今年はしらせ搭載ヘリで昭和基地からスカーレンというエリアまで飛び、
そこから観測隊ヘリに乗り継いで
白瀬氷河上空を飛び、
インステクレパネという露岩帯まで移動、今年は景色のいい場所でキャンプを設営、
キャンプ地から標高差約100mほど下った場所に希望する観測点・測量基準点を設置することができました。
キャンプ地からの景色です!
天候が悪く1週間順延となり、60次夏隊最後の野外観測行動となりました。
ここインステクレパネは、昭和基地周辺でも屈指の風光明媚なエリアで、
今年も訪ねることができうれしい限りです。
2/1
60次隊にとって待ちに待った越冬交代式!
南極で活動中の日本山岳ガイド協会会員3名。
任務を終えた59次越冬・ドーム隊赤田幸久、60次ドーム隊高村真司と
60次越冬隊倉茂武彦三人も和やかにFA交代を行いました!
昨年の越冬交代式の時は、交代式が終わると越冬隊隊員が遠い存在になってしまった印象があったけど、
今年は、そんな隔絶観は微塵もなく、むしろ和気藹々とした一体感が感じられた!
1/30、31
測地チームの支援のため、ブライボークニーパというエリアへ出かかてきました!
南極地陸の地形図つくりに真摯に取り組む若い隊員の姿、
地球という惑星の素晴らしさに改めて感動した2日間でした!
昭和基地・立待岬沖合に停泊中のしらせ!