山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

アドリブなガイド 岩手の山 八幡平・原太ヶ岳へ

2010年03月01日 | スキー登山

2月28日
早池峰が日帰りで終わったので、OPで八幡平・源太ヶ岳を下倉スキー場から登ることになった。

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天気予報は悪くはないがなんとなく雲行きが怪しい。

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中倉岳に着く頃には岩手山の頂上が変な雲に覆われ、急に風も吹きはじめ、周囲が暗くなり、雪が舞いはじめたので源太ヶ岳はあきらめ早々に下山。

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下山したら青空に岩手山が浮かんでいた、たまにはこんなときもある。


アドリブなガイド 今度は岩手の山 スキーで早池峰へ

2010年03月01日 | スキー登山

2月26日 

昨日までの春山が一転、
朝から雨、止みそうにないのでギブアップして、麓の“道の駅”で停滞。

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27日の好天を期待して、日帰りで早池峰山を目指すことになった。

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いつも、冬の早池峰山はうすゆき山荘という避難小屋に泊まり、1泊2日で頂上を往復、帰りはヘッドランプのを明かりを頼りに林道を歩いている。

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今回は、アプローチをスキーで移動、ついでに高度も稼ごうと計画。

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26日は1900mの頂上まで雨だったようで、ツアーブーツでもアイゼンをきかせて快適に登れると思っていた雪がくさり時間がかかり11時間半の行動時間となったが、久しぶりに楽しい山登りができた。

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下山はスキーのお陰で登りに3時間以上かかった林道もわずか40分。

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アドリブなガイド 栃木の山 那須連山

2010年03月01日 | 東北の山

2月25日

東北の山ではないが今日は那須連山・茶臼岳を目指す。

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昨日は、那須登山口の大丸温泉“ニューおおたか”に前泊。ご主人の大高さんには昨年も大変お世話になった。

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今日はスノーシューとアイゼンを使い頂上を目指す、下山は用心してロープを結んで安全に下降、4日間で易から難へと少しでもステップアップいただけたのでは。

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この数日で山はすっかり春山に変わっていた。

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帰りは、少々遠回りして桜で有名な三春町で美味しいお蕎麦をいただき福島空港へと向かった。

ありがとうございました、たのしい四日間でした。


アドリブなガイド 福島の山 安達太良山

2010年03月01日 | 東北の山

3日目は、強風の吹く山で有名な安達太良山へ向かった。

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今日も雲ひとつない快晴、スノーシューで登り、山頂付近でアイゼンに履き替え頂上へ。

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頂上からは沼尻高原を眼下に磐梯山、吾妻連峰が見渡せた。

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2月の安達太良山の厳しさを考えて、当初はくろがね小屋に1泊して、頂上を考えていた。今日も天気に助けられ、日帰り山行となった。


アドリブなガイド 福島の山 吾妻連峰 西大填

2010年03月01日 | 東北の山

2月23日

裏磐梯の沼尻高原ロッジに連泊しながら、今日はグランデコスキー場から吾妻連峰 西大填へ。

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「登れるかしら」という心配を他所に、樹氷の見えるところまで上りましょうと励ます、天気は凄いガイドがいくら“大丈夫です”と説得するより好天ひとつで気持ちが前向きになれるようだ、宇宙空間を想像させるような紺碧の空の中、気がついたら全員頂上にたっていました。

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昨日の磐梯山、明日登る安達太良山、目の前に広がる樹氷原、今日は東北らしい雪山風景が心和ませてくれた。

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アドリブなガイド 福島の山  イエローフォール

2010年03月01日 | 東北の山

2月22日

21日に自宅へ戻り、22~28日までの山の準備を整え、翌朝福島空港へ。週間天気予報をみると25日まで移動性高気圧に覆われ晴れマークが続いている、みなさんと相談予定を変更、4日間山へ登ることになった。

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1日目は、午後から、裏磐梯・イエローフォールまでスノーシューで散策に出かける。

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“裏磐梯に厳冬のみ現れる幻の金色に輝く氷瀑。噴火口の硫黄分や鉄分が幾重にも重なって凍り、黄色みを帯びていることから「イエローフォール」と呼ばれるように…」とパンフレットに紹介。魅力的な名前の響きとダイナミックで雄大な景色に思わず感嘆の声をあげてしまいました。

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