車で北海道・ニセコへ向うたびに気になる看板がある。 東北の山々では見慣れているブナの木の北限ってこんなところ?函館から車で 100キロほど走った内浦湾=噴火湾から内陸に入った小さな町黒松内町が北限になっているらしい。標高はわずか50mを越えた地点に、二次林なのか、細いブナと樺の木が仲良く共生、こんな場面は東北では余り見かけない。 確かに、ブナの木肌。 もう一つ気なる風景。森林限界が東北よりもさらに低いからなのか、噴火湾越しに聳える1131mの駒ケ岳。標高を知らなければ鳥海山より高い山のような錯覚さえ感じる、堂々とした山容の驚かされる。
来年の冬は手稲で出会った“雪崩仲間”をたずねて三段山へ出かけてみようか。