山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

気なる景色 北限のブナ

2009年02月17日 | 日記・エッセイ・コラム

車で北海道・ニセコへ向うたびに気になる看板がある。

Dc021711

東北の山々では見慣れているブナの木の北限ってこんなところ?函館から車で

100キロほど走った内浦湾=噴火湾から内陸に入った小さな町黒松内町が北限になっているらしい。標高はわずか50mを越えた地点に、二次林なのか、細いブナと樺の木が仲良く共生、こんな場面は東北では余り見かけない。

Dc021715

確かに、ブナの木肌。

Dc021713

もう一つ気なる風景。森林限界が東北よりもさらに低いからなのか、噴火湾越しに聳える1131mの駒ケ岳。標高を知らなければ鳥海山より高い山のような錯覚さえ感じる、堂々とした山容の驚かされる。

Dc021720
来年の冬は手稲で出会った“雪崩仲間”をたずねて三段山へ出かけてみようか。


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 低気圧と暖気に翻弄されて | トップ | 森吉山バックボール »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿