5月9日(木)
今日は、屋外に設置している水槽内の魚を紹介します。
ヤリタナゴのオスです。
コイの仲間(コイ科)で、口ひげがはっきりと見えます。
ヤリタナゴのメスです。
オスのように赤い色は出ません。
オスの赤い色は婚姻色(こんいんしょく)といって、産卵期だけきれいになります。
メスは卵を産むので、産卵管がお腹から出ています。
カゼトゲタナゴのオスです。
唇が赤くなっているのが特徴のかわいいタナゴの仲間です。
カゼトゲタナゴのメスです。
オスもメスもからだの中心に長い線が見えます。
これは縦条(じゅうじょう)といって、長い縦条がカゼトゲタナゴのもう1つの特徴です。
アブラボテのオスです。
九州のアブラボテは、滋賀県のアブラボテと少し尻ビレの色が違っているように思います。
九州産は橙色(だいだいいろ)をしていて、滋賀県産は黒っぽい色をしています。
ニホンバラタナゴのオス(ひょっとするとタイリクバラタナゴの血が混じっているかもしれません)です。
あまりうまく撮影ができていませんが、からだがバラ色になるきれいなタナゴです。
ニホンバラタナゴのメスです。
ドンコです。
オスメスは不明です。
ゼゼラです。
川底に住んでいて、泥や泥の中の小さい生物を食べています。
ツチフキです。
モロコの仲間です。
現在、調べている最中です。
以上が名古屋経済大学高蔵中学校高等学校理科部で飼育している九州の魚です。
すべて、採集してきたものです。
カゼトゲタナゴは、九州にしかいないタナゴです。
バラタナゴは、現在九州以外はほとんど保護されている池にしかいない貴重な魚です。
私たちは、この2種類の繁殖に挑戦してみたいと思っています。