焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

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成人式

2012-01-09 17:32:49 | 日記
9日は成人の日でした。
わたしにとっての成人式は・・・思い出せないくらい遠い昔。
勤めの関係で、県の成人式典に町代表として参加したのを覚えています。
ついでに、町の式典では代表のあいさつをやるハメになりました。
あの頃は生まれが1月1日から12月31日までの区切りだったので。3月生まれの私は一学年下の人たちと一緒。
同学年が少なくて、肩身の狭い思いをしたことを記憶しています。
記念写真を見ると・・・・笑えます。

成人になった記念だと思って、家に(その頃としては・・)大きなテレビを買いました。
金もないのに、無理をしたものだ。
  あれから比べると、今のテレビは大きい。(その分薄い。)
でも考えると、値段的にはあまり今と変わらなかったような気がする・・。
どちらにせよ、安月給の自分にはかなり思い切った買い物だった。

成人したから、なにが変わったか?と問われても単なる通過儀礼だった気がする。
なぜなら、未だに自分が「大人である」と胸を張る自信がない。
不十分なことだらけの自分が、未だにウロウロしている姿が目に入って、情けない限り・・と感じることが一杯ある。
「今の若い人は・・」と若年層を批判する前に、なにも出来ない自分の存在が悲しい現実である。

でも、周りの人にはそうは見えないらしい。(喜ぶべきか、悲しむべきか・・)
生活の中で、いつも顔を出す幼い自分を発見するたびに冷や汗が出る。
「いつまでも若い気持ちを・・」等とでまかせで自分を言いくるめているようで・・ちょっぴり情けない。
かといって、聖人君子にはなれないし、成りたくもない。
今からじゃ、「大人になろう」などと下手なことは考えず、大して責任もない立場に甘えて、気楽に行くべきかな?
と思う今日この頃です。

結局「大人になる」ことと成人式はあまり関係が無いようだ。
その証拠が私かもしれない。


ところで、一時のような派手な羽織袴で一升瓶を片手に暴れまくるような成人諸君は影を潜めましたね。
(沖縄はまだ盛んなようですが・・)
大流行した頃のように、他府県に負けて成るかみたいなヤンキー魂が炸裂することは無くなったのでしょうか?
あれって、全く良いことなのか、それともますます若者のエネルギーが弱まったのか?
どうなんでしょうね。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という格言がありますが、どちらに傾いてもこの言葉がチラホラしてきます。

しかし、「若者に元気がない」と批判する前に、年金問題にしろ、就職問題にしろ、若者が元気になれるような社会にしてあげたいものですね。
年寄りの政治家の皆さん、なんとかしてあげて下さい。  (アイアムソーリー、な野田!)
若者諸君、せめて空元気でも良いので、しょぼくれてないで勢いを見せていただきたい。


若者として、どんな姿が理想なのかは解りませんが「大人です」と言っている人たちが、表情をゆがめるようなバイタリティこそが若者本来ではないでしょうか?
子どもも同じ。街頭から子どもの姿が消えて久しいですが、これってどうなんでしょうかね?

解決策のないまま、そんなことが頭に浮かぶ成人の日でした。
かの「和田アキ子」さんは、成人式を迎える抱負で「酒とたばこを止めたいと思います」とコメントしたとか・・・。
 ちなみに私は、成人式3回目を迎えるのに、回を重ねるごとにだんだんレベルダウンする気がします。
第4クールはなにしてあそぼ!?