焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

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パクリ記事紹介!

2012-02-29 11:14:21 | 日記
いつも見ている「内田 樹」先生のブログから・・。

危機対応について、とても納得する部分があったので紹介します。

「内田樹の研究室:バリ島すちゃらか日記」より

・・・・・・。」
若い人たちはほんとうに労働条件が悪く、その中で真剣に「老後」の生活について考えているので、胸が痛む。
「老後」についての予測が割に合うのは、社会のかたちがこのまま推移する場合に限られる。
でも、今の世界をみていると、どう考えても、「社会のかたちがこのまま推移する」とは思われない。
アメリカが没落し、EUが解体し、中国の経済成長が止まったときに、日本社会に何が起こるかを正確に予測できる人間なんかいない。
移行期には、危機耐性のつよいライフスタイルを構築するしかない。
さまざまな職業、さまざまな階層、さまざまな技能、さまざまな知恵を持っている生身の人たちと互酬的・互恵的なネットワークを「平時から」構築しておくのである。
そういうものは「危機」のときに、金で買うことができないし、メール一本で配達してもらうこともできない。
というか、「危機」というのは、「それまでなら誰でも金さえあれば手に入ったものが、手に入らなくなるとき」のことである。
そういうネットワークの構築には長い時間とこまやかな配慮と自分の側からの絶えざるオーバーアチーブが必要である。
それは、植物を育てるように、毎日丹念に手入れして、たいせつに作り上げてゆくものなのである。
自分の生命を託す自動車のエンジンや制動装置や足回りをこまめに点検するのとそれほど違う仕事ではない。「壊れてからJAFを呼べばいい」ということが「できない」ときのための備えなのである。

日本の戦後67年の繁栄と平和がもたらした最大の「平和ボケ」症候は「危機耐性のつよいライフスタイルを作り上げる」ということの必要性を人々が真剣に考えなくなったということである。
みんな「自分さえよければそれでいい」と思っている。「競争的環境」や「格付けによる資源分配」が「できる」ということそのものが「平和と繁栄」のうちにおいてだけであるということを忘れている。
競争や、資源の奪い合いなんか「危機」でもなんでもない。ただの「ゲーム」である。
ルールがあって、レフェリーがいて、ランキング委員会があって、アリーナがあるときにしかそんなことはできない。
危機というのは、そういうものが全部吹っ飛んでしまった後にどうやって生き延びるのか、という切迫のことである。

歴史が教えているように、競争的なマインドの人間は危機を生き抜くことができない。
危機とは「一人では生きてゆけない」状況のことだからである。
だから、それを生き延びるためには、他の人々とある種の「共生体」を形成できる能力が必要である。
論理的に考えれば誰でもわかることだが、自己利益よりも、帰属する集団の公共的な利益を優先的に配慮するという習慣を深く内面化させた人間たちでかたちづくる共生体がもっとも危機耐性が高い。
個人的にどれほど強健であっても、「自分さえよければそれでいい」と思っている人間たちの集団は脆い。疑心暗鬼を生じ、わずかのきっかけで崩壊する。
だから、「危機に備える」というのは、貯金することでも、他人を蹴落として生き延びるエゴイズムを養うことでもなく、「自己利益よりも公共的な利益を優先させることの必要性を理解できる程度に知的であること」である。
いま「 」で括った部分を一言に言い換えると、「倫理的」となる。

現代社会で「喧嘩腰」で生きている人間は総じて「平和ボケ」に罹患していると見て過たない。
穏やかな笑みをたたえて、「袖擦り合う」まわりの人々との互恵的関係をたいせつにしている人の方が、はるかに真剣に危機の到来に備えていると私は思っている。



JAFを例にした「危機」という状態の説明や「危機に備える」ということの方向性が見えたような気がする。
やっぱり我々は「平和ボケ」した、いざという時なんの力もない人間なのだろうか?
「危機とは一人で生きていけない状況」というのがよくわかった。



こんな殺伐とした景色の人間関係にならないように意識したいです。
いかがですか?

太陽が・・でも風は・・。

2012-02-28 14:18:33 | 日記
今日はお日様も顔を出していい感じの天気。
でも風はまだ冷たくて、田んぼの氷がお昼を過ぎても残っています。

最近暗めの記事が多いので、今日は春を探して畑をウロウロ・・。
もう少しでやってくる春を、首を長ーくしたくて待っている花々を撮ってきました。

 いつの間にかこんなに・・。

 ニョッキリ・・

 座禅草?

 ムムッ・・てか!

昨年、植えたチューリップが着々と生長して来ました。
撮っても楽しみです。
これからも時々、忘れずに記録します。



こっちは寝込む前に母が植え付けたスナップエンドウ。
このまま無駄にはできそうもない。
去年も美味しく料理したからなぁ。
かわいいぞ!!

 紫陽花の新芽。

赤いのね。
今年は終わり掛けにバッサリと切らなかったので、たくさん芽がでています。
去年は花が少なかったから・・・残念でした。
初夏を期待しています。

 三つ叉に開いて、春を呼び込む?

さて、こちらはシーズンオフ寸前の散々咲いた花・・サザンカ!!

 ドッシリと陽光を待つ。

 早く虫がこないかなぁ。盛りが過ぎて枯れちまうぜ!!

 これはな~に?
 食べられます?

葉ボタンもまだまだ元気です。
冬、雪が多くて野菜不足になったとき・・・。
家族に食べられなくて・・よかったなぁ。
ちょっと固そうですね、かなり炒めるか炊かないと・・・。(おい、食う気かい!)


ということで、家周りの春探しでした。
まだ田んぼの畦にはふきのとうも顔を見せていません。
高島の春はちょい遠い。
もう一回くらい白いものが来るかも・・・。

今日車の車検でスノータイヤはずしてもらうように頼んだけど・・・、よかったかな?
12月にスキーに行ってから、一度も洗車していない。
スキーキャリアを積んでたから・・・。
中も外もしっかり綺麗にして下さいね、かものはし様。



また・・・・・雪!!

2012-02-27 23:30:14 | 日記
少し暖かくなるのかと思えば・・・・また雪!



毎年3月の頭に雪が降ることが多い。
公立高校の卒業式だが、なぜか天気がよくない記憶がある。

私の卒業式(43年前?)もひどい雪だったことを覚えている。
晴れの卒業式だったが、大雪(膝下くらいあったような・・)のためぴっかぴっかの長靴を履いて登校した。
  (その時、体育館ができて2年目だったので今のようなフロアシートがあったのかどうか。)
とにかく、入り口の渡り廊下片側に靴置き場があって、全員そこで上履きに履き替えて入場。
そうしたら、誰も彼もがこの大雪の日に・・・、膝下まで積雪のあるこの大雪の日に・・・、革靴を履いてきている。
男も女も・・・。

卒業式を終えて退場してくると、渡り廊下の片側にずらりと並んだ靴の列。
その中に、オーラを発し燦然と輝きながらご主人様のお帰りを待つ新品ぴかぴかの長靴の姿!
今でも脳裏にはっきり焼き付いています。
「オオッ、長靴って僕だけ!!」という気持ちと
「こんな日にまでかっこつけて革靴はいて来やがって・・」という気持ちが交錯していました。
ただし、みんなが靴を探しているのに、私だけは靴のありかがすぐにわかりました。遠方からも即発見!!
参ったか!!

その後部活で集まって記念写真撮影。
今見ると、最前列に並んで腕組みをしながらかっこつけている僕の足下には・・・、
燦然と新品の長靴が光り輝いています。

今寝込んでいる、うちの母なんかは着物の上にもんぺ履いて(もんぺってわかります?)卒業式に行ったんですから・・。
(当然、式ではもんぺは脱いでいましたが・・。)

今のように少し雪が降ったから車で送迎・・なんて時代ではないので大概の子どもは自分で自転車に乗って雪の中を式に出席。
親も電車の駅まで同じように移動していたと思います。
今だと考えられないですね。
だって、部活動に来るときでも、天気が悪いとすぐ送ってもらうんですから・・・。
部活で鍛えるべき心も体も、そりゃしっかり鍛えられるはずです。



もうすぐ、公立高校の卒業式です。
早くも卒業、進級・進学のシーズンになりました。
ワクワクする春に、早くなって欲しい気もします。
入試にからんでいる人々は、もう少し風邪なんか引かないように頑張れ!
応援しています。

「雪が溶けると何になる?」
「水になるのか、春になるのか・・?」
私は・・・、春になって欲しい。

ではまた・・。

振り込め詐欺・・・?

2012-02-26 00:34:56 | 日記
昨日、おかしな電話がありました。
遅めの昼ご飯を食べていた1時半頃・・・・電話が鳴りました。
「はい○○です。」
「○○(妻)さんのお宅で間違いないですか?」
「はい、そうですが。」
「実はですね、私、伊藤コォーポレーションの○○と申しますが、オリエンタルコーポレーションから依頼を受けまして
1月27日に引き落とされるお金が落ちておりませんので、その・・・」
「ちょっと待ってください。私は○○(妻)ではありませんが、私が話をお聞きしていていいのですか?」
「はい、1月27日に引き落とされるべきお金が落ちていませんので、早急に振り込んでいただかないと追徴金が発生します。2月27日までに残額の53000円を振り込んでもらわないと行けません。」
「それは何の振り込みですか?」
「私どもは、オリコさんから引き継いで事務をしておりますので、個人情報は知らされておりません。ですからお答えできかねます。請求は12月末に郵送されているはずです。」
「本人に聞かないとこちらもわかりませんが、どうやって振り込む形になるのですか?
普通、引き落とせない場合は振り込み用紙等が送られてきて、それに従って送金する手順のはずですが?」
「お知らせが12月に送られているはずですが、それはありませんか?」
「ありません。もう一度きちんと送金用紙等を送って下さい。番号だけ聞いてこのまま送金することはできません。なぜなら、あなたを信用できないからです。」
「12月にお知らせが届いているはずですが・・・」
「とにかく、もう一度用紙を送るようにして下さい。」
「わかりました。でも一ヶ月くらいかかります。」
「なんでそんなにかかるの。」
「こちらも顧客をたくさん抱えておりまして・・」
「ほーん、一月かかると、また追徴金が加算されるね。」
「はい、一月6500円かかります。」
「私ではわかりませんし、そんな話も聞いたことがありません。
ここで、振込先を聞いて振り込んで、サギだったら丸損だから、本人が帰ってきたら確認しますのでもう少しお待ち下さい。
そちらのお電話番号をお聞かせいただけますか?」
「はい、わかりました。03の○○○○-○○○○です。」
「もう一度会社名とお名前をお願いします。」
「はい、伊藤コーポレーションの○○です。」
「わかりました。」
「奥様は明日はご在宅ですか。もう一度明日お電話させていただきます。何時頃ならよろしいでしょうか?」
「では、17時半くらいにお願いします。」
「わかりました。営業時間が18時までですので17時半にお電話いたします。」
「はい、よろしく。こちらも確認をしておきます。」

と電話を切った。
どう考えても変!!
話し方がどうもたどたどしい(もう少し練習するか、頭の良さそうな人間を使うべきだと思う。初めから、変な奴だなぁと思ってしまった)
でも、人が良い私は妻にこのことを連絡し、引き落とされてないものは無いか確認した。
通帳がほぼひとつなので、落ちない訳がないが・・・。

翌日、17時半を過ぎても再度の電話はかかってこなかった。
やっぱりサギだったようだ。
金額は小口だが、だからこそよけいにかかりやすいのかも・・。
妻の不在にもかかわらず、内容を説明するあたり、お年寄りならはめられてしまうところだろう。
悪い奴がいるものだ。
若いのに、こんな仕事しかないのだろうか。
寂しい人生ではないか!

たぶん、名のった会社名や電話番号も偽物だろう。
締め切り日を聞いて焦ったら終わり。金額も無理をせずに動かせる額だし追徴金もけっこうもったいない。
土日はさんで、月曜が追徴金の発生する最終日。連絡は金曜のお昼過ぎ。
今からなら銀行へも郵便局へも行ける時間。(でも、うちは田舎なのでそう簡単には行けないけど)
巧妙に仕組まれている。
高齢者ならはまってしまうところだ。

一日嫌な気分の電話であった。
人を騙すより、騙される方がまし! と思うけど・・悲しい話じゃないですか、皆さん。
気をつけて下さいね。こういう馬鹿がいますから・・。




鯖の味噌煮梅干し入り

2012-02-23 22:55:39 | 日記
夕べからの大雨・・。
かなり雪が溶けたようだ。
今年は新しく買ったボードに乗れずじまいかも・・・。(涙・・来シーズンがある!)

足の痛みもようやく治まりかけてきた。
一時は痛みで眠れない状況だった・・痛み止めの座薬まで使うハメになっていた。
あれから2週間、左足のむくみはまだ出るが痛みは治まった。
ウォーキングも出来るし、ゴルフやスキーも少々なら可能であることがわかった。
さすがにボードはちょっと怖いので控えていたら・・・この雨。
今年はもうチャンスがなくなったかな?・・・と、ちょっと寂しい。


21日に消化器官の不具合で検査も含めて3週間入院していた87才の母親が退院した。
高齢者の入院は歩行困難になる基だ、という話はよく聞いていたが・・・。
案の定、病院で楽をしていた母は(入院までの期間も転倒して胸を打ってから寝ていることが多かった)
ほとんど歩けない。それどころか立ち座りができない。当然トイレもいけない。
足腰だけでなく両手が利かずベッドに腰を下ろしていても傾く自分の体を支えることが出来ない。
ベッドから起き上がることも出来ない。
ただし、入院のおかげで消化器官は少し回復したようで、しっかり食べられる。
おむつをしベッドで横になってテレビを眺めている。
それでおとなしいかと言えば・・・、
口だけは達者でこれまで以上にあれこれ要求を出す・・・程度ならいいが指示する。
さすがにこれはちょっとむっとする。
その代わり(?)厳しいけれど、トレーニング代わりに部屋から食堂まで毎回歩行器で往復させている。
後ろについてフォロー体勢をとりながら、エッコラエッコラとカタツムリのように前進・・。
3日目で少し要領がわかってきたのか、少し安定してきた。
足と手が利かないので歩行器に覆い被さるような形になり胸で支えて押している。
食事はスプーンで自分で摂れる。
両手の肘は伸びない、肩は上がらない、指は伸びないで、見ているとウルトラマンのピグモン状態である。
ほとんど全介護状態に近いと言える。
来月からディサービスを受ける予定。
ショートステイも視野に入れる。
もっと行くと施設入所も必要になるだろう。

こんな日がいつか来るとは考えていたが・・・、いつまで続くことやら。
腹の立つこと、苛つくこと・・・一杯ある。
昨日、フッと頭に浮かんだことは・・・。
これは修行と違うかな・・いや修行やと。
まだまだ人生の修行がたりない自分に神か仏か知らないが「努力せい!」と言うたはるに違いない。
介助しているときは「修行」だなんてこれっぽっちも考えられないが、
落ち着いたときに「修行だ」とそう考えられるように頑張ろうかな・・と。

しかし、体が不自由になって口だけが達者な人の相手は・・・かなり疲れます。
頑張ります。

そんな中、今夜のおかずは「鯖」。
昨晩、翌日のおかずについて「鯖」の煮付け、ショウガか味噌煮かの話が出ました。
さて何しようと思い、パソコンを開いていたので、検索。
標題の料理レシピに突き当たりました。
特に難しいことはなく、順調に思ったような味付けで完成しました。
梅干しが入っているのがみそ(いや味噌はちゃんと入れましたけど・・・梅干しは味噌ではなくあくまでみそで・・)で目新しい味となりました。
けっこういけました。
あんまり魚料理は食べるのも好きな方ではないですが、人間やれば出来るものです。
鼻を高くしながら、鯖の煮付けを堪能しました。
母の寝つけも頑張って取り組んでいきたいと思います。
行けるとこまで・・・。