大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【23年6月議会】文化交流の杜指定管理者指定 賛成討論 全文

2011-07-02 12:03:50 | 議会
討論の原稿を掲載します。
前日までに用意しているので、当日の他の方の発言を聞いて内容を加除することがありますが、原稿のまま掲載しますので、当日の変更点は書き加えられていない状態のものです。

(原稿転載 以下)
議案34号
指定管理者の指定について

賛成の立場で討論いたします。
33号の反対討論の冒頭に述べましたとおり、最終的に多数の議員の賛成により設置が議決されたこと、高額な契約も適正であると認められたことは、議会の構成員として自らの主張も踏まえつつ受け入れねばならないと考えております。
おおぶ文化交流の杜事業について、議案25号、議案33号、議案34号と別個の議案として提案されていることに対し私は次の通り解釈し別々の議案として審査いたしました。25号はそもそも設置すべきか否かが問われているもの、33号は「この相手先からこの内容でこの価格でサービスを購入してよいか」が問われているもの、そしてこの34号は「施設管理者としてこの相手が適正かどうか」が問われているものとして審査をいたしました。
サービス購入価格はすでに33号で議決されているため、指定管理の内容のみで考えたところ、当市のほかの指定管理者制度導入施設の提案内容と比して、示された提案概要は細やかに丁寧に作られている点、おおぶ文化交流の杜株式会社の構成企業の専門性について、ビルメンテナンスを専門とする企業、イベント企画やプロモーションを専門とする企業、図書館管理運営を専門とする企業などの共同体であり他市町での実績を活かして指定管理業務に取り組んでいただける点は評価できるものと考えました。
 地元の人材活用、地元の雇用拡大と、専門性のある人材を企業より派遣していただくことは、相反する面もあり、双方が活かされる形で管理運営していただくことに留意が必要です。また全国的に実績を持つ企業にお願いすることで他市で行ってきたサービスを安易な横並びで提供していただくのではなく、大府らしさを引き出し伸ばすよう取り組んでいただくことにもご留意いただきたいと考えます。
 私は、民でできることは民に任せていくこと、人口減少時代を見据え官独占の業務をできることから民に任せ民間市場を広げていくことを歓迎する考えを持っており、もともと指定管理者制度自体には否定的な考えを持っておりません。図書館を指定管理していくことに議論があることも踏まえた上で、この提案は認められる範囲にあると考え、25号と33号が多数により議決済みであることも尊重し賛成といたします。

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