大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【23年9月議会】決算認定・一般会計の議案質疑メモ

2011-09-05 23:33:41 | 議会
今日から9月定例会が始まりました。
9月定例会では、決算の認定が議案に上がります。
認定、といっても、実際に税金を使って前年度の仕事は終わってしまっているわけですが、「このような仕事にこのように税金を使ってよかったのか」を振り返り、いけなかったことは改善を提言し、どうしても認めがたい支出についてはきっぱり「ノー」を表明することも時には必要です。
もちろん、そうしたことがなく「改善点はあるけど全体によくやった」という評価になれば何よりですが・・・

で、本会議での質疑は、総括質疑にあたるものなので、「決算書○ページの△円の支出について・・・」といった細かいことは避けました。ピンポイントに1点のみ質しました。
以下にその質疑メモを記します。メモをもとに、実際は丁寧語にし、その前に議論されたことに少し触れながら、などアレンジをして発言しています。
(メモそのままを読み上げた発言はしておりません)

【以下メモ転記】

投資的事業の考え方について、ハード面の適切な修繕と更新について懸念するものがあるので訊く。
税収の厳しい状態が続いている。税収が減れば投資的経費を削ってしのごうとする。以下実態で説明。
実績報告書のP.9 「性質別歳出の状況(一覧表)」参照
義務的経費が増えている。当然それ以外の区分の伸び率はマイナスになる。中でも懸念されるのが投資的経費のマイナス。
実績報告書p.10 「性質別歳出決算額の推移(過去10年、棒グラフ)」参照
グラフを見れば判るが、歳出総額の最も少なかった(過去10年比)H15、H16に次いで、投資的経費が少ない決算額になっている。
これをP.6「歳入決算額の推移(過去10年 棒グラフ)」と結んで見る。
H15、H16は市税収入が約140億しかない。対してH22は約156億もの市税収入決算額となっている。
投資的経費について、市税収入が約16億少なかったH15,H16当時と並ぶ少なさであること、新設小学校建設事業、ふれ愛サポートセンター建設工事等の新設事業も含まれること
以上からハード面の適時な修繕・維持更新について、後回しにされていないか、その考え方について問う。

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