気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(23)~河豚(ふぐ)

2024年02月10日 | そろりとろり俳句の道

※写真AC/pokopoohさん

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

12月の兼題:季語【河豚(ふぐ)】冬(動物)傍題➜ふぐと・ふく

※俳句歳時記

フグ科とその近縁種の魚の総称。

体が長くやや側扁、口は小さく、危険を感じると腹を毬のようにふくらませて威嚇する種類が多い。

虎河豚が最も美味とされ、刺身・ちり・汁にして食べたり、鰭を酒に浸して飲むなどする。

しかし多くの種は肝や卵巣に猛毒があるため、調理には特別な免許が必要である。➜河豚汁・鰭酒

例句:【壇の浦を見にゆかずに河豚をくふ/高浜虚子】

     

【投句結果】

妹の句:

妹の句は残念ながら今回、選外となりました。

私の句:【河豚料理喰ふをためらふ薄造り】(佳作)見出しの句

河豚は内臓に毒を持っており、調理師免許がいるので高級料理の類かもしれません。

(なお、勘違いされやすいけれど、私的な範疇でふぐを調理する限りはふぐ調理師免許は不要らしいです。)

そんなこともあって、私もこの歳になるまで3度ほどしか食べてはいません。

感想としては「薄くて味があまりしない」「鰭酒は苦手」のようなものでした。

記憶も少なかったので、俳句もなかなか浮かばず、誰でも口に出しそうな言葉を並べただけの句になってしまいました。

没にはならなかったけれど、「佳作から抜け出せない~安定(?)の佳作」です。

『俳句生活~よ句もわる句も』2月の兼題は【霞】(春/天文)です。

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続・お隣さん事情~西隣りに変化

2024年02月07日 | 日記

サクラソウ(iPhone写)

昨年の12月に我が家のお隣さんのことを書きましたが、急転直下…

なんと西隣りの40年程空家(廃屋)だった場所を、わが家(息子)が購入する事になりました。

🔗昨年12月の記事

 

わが家の四方(東西南北)~お隣さん事情 - 気がつけば思い出Ⅱ

この頃、我が家のように3世代で住むのは時代遅れなのかもしれないと思うことがあります。ネットで検索してみると、3世代同居は1割程度でした。私は育った家も嫁いだ家も...

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【事の顛末】

年の瀬も押し迫るころ、庭の落ち葉を掃いていると、西隣りの空家をうろうろと物色している怪しげな人がいました。

私が「隣家のものですが、何をしているのですか?」と単刀直入に質問をすると、その人は不動産屋だと名乗り、我が家に話があると言う・・・

ちょうど散歩から戻った夫が「立ち話でも難なので!」ということで、家に上がってもらい話を聞くことになりました。

 不動産屋さんの話を要約すると~

昨年7月、この土地の持ち主だった80歳代の女性が急死した。(借家だったので、40年前に行方不明になった住人とは別人)

そして、3ヵ月後の10月に子である姉妹(50歳代)が、住居と商店の土地建物を相続した。(それは市の商業地で地価の高い場所にある)

結果、他の幾つかの所有地も相続することになり、それを売却したいということで依頼された。

(法律では不要な土地のみを相続放棄するということはできないため、必然的に相続することとなるが、税金も発生する)

ここは現在、家も建てられない極小の土地で、隣接するお宅が買って下さるのが一番良いと思っているので、お話を持ってきた。

今までは家が建っていたけれど?…どうも公道にはみ出している不法建物なのでは?との疑問もある。

「昔はそんなところも多く、割といい加減だったらしいです」と不動産屋さんは言うけれど…いい加減過ぎです。

でも、法律に疎い私は、何が何やらあまり分かりません。そして・・・

「自己防衛とは言え、崩れてこないように家の押さえをしたり・木を切ったり・草取り・落ち葉掃き、そういえばスズメバチの巣が出来て、区の職員さんが来たこともありました。

なのに、この地主さんは、こちらから連絡しても無しの飛礫で、それも4年ではないですよ!40年(ヨンジュウネン)ですよ!」

と、依頼されただけの不動産屋さんに言っても仕方ないとは分かっていても、私の苦情が炸裂してしまいました。

その結果、私は「居ないほうがいい」と家族に判断され、交渉の場には出入り禁止となってしまいました。

なのでその後、「とりあえずお詫びしたい」と不動産屋さんと一緒に、遺産相続をした娘さんが菓子折りを持って来たけれど、私は会えませんでした。

娘さんたちも土地のことなどは、母親からは何も聞いていなかった・・・そしてその母親も突然亡くなってしまったらしいのですが・・・。

そしてそこからは、土地の件は息子夫婦にバトンを渡すことなり、

息子夫婦がいろいろな伝手をあたり、情報を集めて、弁護士さんにも介入してもらった結果、購入ということになりました。

     

【2月1日/木】

話が決まると電光石火・・・廃屋の取り壊しが始まりました。

※ここからは少しグロテスクな写真となりますので苦手な方はスルーして下さい。

以前雨が激しく降った時にガラスが割れて家の中が露わになりました。

この写真は「ガラスが割れた」と持ち主に電話をした時に「証拠」としてiPhoneで写しておいたものです。

結局見にも来ず、対処もしませんでしたけれど…私達は流石にこれを毎日見るのはきつく、夫がビニールシートで覆いました。

ちなみに家と西隣りは1.5mほどしか離れていません。

そのビニールシートが剥がされ、代わりに新たに解体業者のシートで覆われました。

奥にダイアルを回しチャンネルを変える懐かしい型のブラウン管テレビが見えます。

40年の時の流れを感じます。(若い人は知らないかもしれません)

【2月2日/金】

【2月3日/土】

だいぶ片付いてきました。

【2月4日/日】日曜日休み

【2月5日/月】

この日はお昼過ぎに雪模様となり、撤去作業は早めに引き上げとなったようです。

でもわが家との境界塀も取り除かれ、ほぼ終了、後は整地といったところまでになりました。

雪が粉をまぶしたように積もっています。

【2月6日/火】

雪のため工事はお休み

この地で纏まった雪が降ったのは今季初めてでした。

しかもこの日は雷⚡も・・・雪と⚡が同時おこる気象現象は世界的にも珍しいようです。(ニュースで言っていました)

シャーベットのような雪でした。

     

夕食時、家族でこの土地を何にしようかと談議になりました。

一番権利がある息子がチャットGPTに聞いてみたところ「カーシェアリング」と答えが返ってきたそうです。

それはそれで、税金対策になるかもしれませんが、ここに置けるのはせいぜい車2台で、しかも出し入れにも無理がありそうです。

不動産屋さんは息子に「ご両親の花壇とか畑にされたらどうですか?」と言っていたそうです。

「だったら、種をいっぱい蒔いてぇ~お花畑に~」と私が言うと~

「ばぁばは、雑草園にしそう!」ということで・・・却下されてしまいました。

さてこの土地はどう変化するのでしょうか?

【2月7日/水】

今日も工事はお休みのようです。

杭とロープが用意されていました。

土が乾いたところで整地して工事が終わるのでしょう。

何はともあれ、長年の悩みのタネが、スッキリとして良かったと思いました。

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