気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

ゆめる

2006年05月08日 | 日記


田舎の伯父夫婦は共に78歳で、子供はいなかったこともあって、老老ではあるけれど元気にふたりで暮らしている。その伯母のほうなのだけれど・・・。
”ゆめる”は去年2歳の誕生祝いに私達夫婦が孫娘にプレゼントした、おしゃべりをする人形なのだけれど、この”ゆめる”と同じような人形を伯母は2体持っていて、出かけるとき1対を紙袋に入れ持って行くそうなのだ。すると、紙袋がしゃべる~!といった奇妙な現象が起こって何とも気味悪いそうな。おもいっきり抱いて歩けば、とも思うが。それも恥ずかしいらしい。別に痴ほうでもない。寂しいのだ。昔私達を育ててくれた尊敬する伯母、年を取るということはこういうこともあるのだろうか?昔を思い出すと、ちょっぴり悲しい思いがする。少子化の世の中、後何年かして、あちこちで人形を持ってお年寄りが歩いていたらぞ~とするかもしれない。なんて思ってしまった。


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