奈良の春日中学校のS先生より一通の手紙が届いたのは7月31日のこと。あわてて封を切り文面に目を通しましたら、春日中学3年生の皆さんは今年「沖縄修学旅行」だったとの事。そして「平和の礎」で生徒さん全員で平和への祈りと平和宣言を行ったとの事。まだ文面は続くのですが…戦後70年。地域から生徒さんと一緒に平和のメッセージを発信したいと思い8/8→8/30「ピース・メッセージ」展を企画。そこへ絵手紙メッセージをお願いしたい―というものでした。
それにしてもよくぞ僕なんかの事を頭に止めて下さったと。実は昨年の大阪展に春日夜間学級のT先生の繋がりで訪ねて下さり僕の絵手紙を見て下さってたのです。8月8日はもう…目の前チト…あせりましたが―僕が18年前はじめて広島の平和記念資料館を訪ね、原爆・戦争の悲惨さ、平和・命の尊さを深く胸に刻んだ事を絵手紙にして届けたのです―。
後日電話があり「生徒さん達の平和メッセージの絵手紙・Tシャツと一緒に僕の絵手紙も奈良町資料館に展示させてもらいました」との事。もう…こんな出会い巡り合わせに…。そしたらこの展示一度拝見したいものだと―。そしたらこれも絵手紙(神)さまの粋な計らいなのでしょう。8/27大阪講座。翌日訪ねる事叶ったのです。できれば絵手紙仲間の人にも見てもらえれば―と。宇治で「講演会」を以前企画して下さって、その後交流が続いてる宇治三人娘(?)さんに連絡を取りましたらなんと!!駆けつけて下さったのです。そして奈良町資料館で合流。生徒さん達の絵手紙は沖縄を訪ね感じた平和への思いが自由に表現されTシャツの一枚一枚もとても発想がユニークで改めて平和だからこそ「絵手紙」も楽しめるのだとの思いを強くしました。三人娘さんとおいしい昼食をいただいた後の博物館の「白鳳展」も実に良かったです。