「一ヶ所気になるところがある。」
10月22日(木)の定期通院でDr.に言われた言葉。
日本シリーズと『沈まぬ太陽』 のWチケットを届けに実家へ。
そのまま父を乗せて札幌ドームへ送っていく。
日本シリーズ第1戦「日ハムvsジャイアンツ」
日本ハム・スレッジのソロで同点…日本シリーズ第1戦(読売新聞) - goo ニュース
現在4回表、1対1。
初戦はどちらが手にするか。
続く。
「一ヶ所気になるところがある。」
10月22日(木)の定期通院でDr.に言われた言葉。
日本シリーズと『沈まぬ太陽』 のWチケットを届けに実家へ。
そのまま父を乗せて札幌ドームへ送っていく。
日本シリーズ第1戦「日ハムvsジャイアンツ」
日本ハム・スレッジのソロで同点…日本シリーズ第1戦(読売新聞) - goo ニュース
現在4回表、1対1。
初戦はどちらが手にするか。
続く。
~チケット①~
映画『沈まぬ太陽』 前売り券。
父、母、私の3枚で購入。
あまり映画館では映画を見ない我が家族ですが、
私もほしいと感じていた。
そしてたまたま父も『沈まぬ太陽』 映画化情報を知っていた。
『沈まぬ太陽』 は、昨年、
父が抗がん剤治療で入院中に、
父へおさがり?した本で。
日航機墜落事故をモデルにした作品。
先に自分で読んでみて、ずっしり重い内容でしたが、
父にもおさがりしたのです。
一緒に、共通の話題の映画。
一緒に、見に行くのは小さな家族イベント。
思いっきり、ずっしりを受け止めて、
思いっきり、泣いてやる。
~チケット②~
札幌在住の私。父。
プロ野球、日ハムがリーグ優勝。
この週末から日本シリーズ。
運良く、札幌ドームでの日本リーグ観戦チケットをget。
「第1戦と第7戦、どちらがいい?」で、
父は第1戦を希望。
Wチケット。週末届けに行こう。
10月16日(金)~17日(土)
実家に一泊。
出張土産の他に、
7月に父とふたりで京都に行ったときの写真を持っていく。
二条城、金閣、八坂神社に東寺。
一人または二人で写っている写真たち。
次はいつ、どこへいこうか、ね。
それから、私のよさこいの写真。
普段じゃあり得ない(笑)笑顔で表情で、楽しんでいることを伝える。
「もう来年の申し込みしてきたのか?」
と、次へ思いを向ける。
私が札幌にいるうちは続けたい。
大変だけれど、続ける価値や意義を感じる。
よさこいに巡り合わせてくれた父に感謝だね。
私の買った(でも読み切れなかった)時代小説を父にあげる。
最近は図書館に通って本を借りているとのこと。
そろそろハローワークに行ってみようかと父。
焦らずとも、気長に、希望の職が見つかるといいね。
サプリも毎日継続してくれているようで、最近飲みきったという。
これを聞くと安心する。
次の通院は22日。
10月16日(金)
久々の帰省。
出張土産と航空券、その他いろいろを持っていく。
航空券とは、埼玉にいる弟の息子の結婚式に両親が参加するため。
父に「安いのないか?」と予約を頼まれていて
往復ともに片道1万を切る価格で予約購入。
自己満足(笑)
ちなみに私まだ、30代独身なんですが、
弟の息子(いわゆる甥)が先に結婚するってどうよ。
「ありえない」って思いつつ、あり得なさすぎて楽しく?なる。
私は一度しかあったことないけど、無邪気に明るいいい子だった。
私がどんなお祝いをしたらいいのかわからないけど、
この先幸多いことを祈りつつ。
そんなわけで、父は実孫がいないままにひいおじいちゃんになる日も
そう遠くはない??
最近の父はというと、味覚障害がやや回復し、
食べ物の味も随分感じられるようになったとのこと。
ただし、飲み込みの悪さは変わらず、パンやいも類などは水分がないと厳しいらしい。
ちょこちょこ食べてはいたけど、体重は58kg台で、
入院治療時のピークだった68kg台を思えば10kg減。
癌になる前も65kgくらいだったそうだから、やや減のままです。
太り過ぎも怖いけど、私が感じる理想は、
「摂った栄養が体内に吸収されていると感じられること。」
なので、食べた分と比例するくらい体重も増えてほしいと思うわけです。
続く。
9月8日
ちょうど1年前の今日、父の癌を知った。
母からのメール。
大きな衝撃を受け、
現実を受け止めることさえできなかった、
あの日々から
もう1年が経とうとしているなんて。
とても長かったようで早かったようで。
いや、でも、
本当にいろいろな経過を踏んでここまで来た。
だからきっと長かった=濃かった
という方があっているのかも。
父がしっかりと癌や辛い治療と闘ってきたから、
「今」がある。
根治とは言えないのかもしれないけど、
本当に、よくぞここまで癌をやっつけた。
この1年。
癌に出会い、
父に出会い、
家族に出会い、
命に出会い、
生きることに出会い。
たくさんの本気の「出会い」をした。
これからも、
癌に向き合い、
父に向き合い、
家族に向き合い、
命に向き合い、
生きることに向き合い、
やっぱりこれからも、
こうして、
生きていく。