草原情歌は原曲とかなり違っている
中国で歌われている曲はここをクリック
3曲目は「草原情歌」だ。
この曲は本当に中国情緒あふれる旋律である。
2番と3番の間奏部分で、
「皆さん、この曲を聴いていると、中国の大草原を馬に乗って、ゆっくりと移動している様子が、目に浮かびますね。音楽っていいですね。お金を出さなくても旅行ができますからね、」
と、アナウンスを入れた。
演奏後、皆さんに、「チータオマ?(知っていますか)」と聞いたら、「チータオ(知っています)」と、答えてくれた。それで、「シェンマ?(何ですか)」と聞いたら、数人の人が「草原情歌」と答えた。
ところが、次に黄先生に「チータオマ?」と聞いたら「ブーチータオ(知りません)」と、答えられた。ここがおもしろいところだ。
実はこの曲は原曲は「在邦遙遠地方」という中国の名曲ではあるが、日本で歌われている曲はかなりメロディが変えられているので、中国人にはピンと来ないのだそうだ。
まさしく「意外と知らない共通の歌」の真相である。