きのうの記事へのコメントの質問に答えます。
フルスは通常3本の笛でできています。真ん中の笛(主管)が太くて長く、主旋律を吹きます。吹き方はほぼリコーダー(特にアルトリコーダー)と同じです。始めに吹き方の要領を習えばあとはスムーズに吹けます。ここで要領を一言で言うなら「リコーダーよりかなり強く吹く」と言うことです。
左右の管(副管)はラとミの音が単音で出ます。向かって右が高いミで、左が低いラです。右の手の小指でその位置にある穴を押さえたりはずしたりして操作します。押さえれば鳴らないし、はずせば鳴ります。
しかし、この副管は鳴らないように別に設定できます。一般のフルスでは筒先に栓をはめると鳴りません(写真のフルスは見えない裏側にレバーがあります)。副管は鳴らなくても主管だけで立派なフルスの音がします。初めのうちは鳴らないよう設定して練習します。よけいな音が出てうるさいからです。といっても、穴の位置に小指は置いておきましょう。後々のためです。
上手に吹けるようになってから、副官も使うようにします。練習を始めて2~3年経ってからで十分です。上達すれば、部分的に副管を使って演奏すると演奏に厚みが増し、変化ができてさらに豊かな音楽になります。
雲南省の伝統的な吹き方にはずっと副管を鳴らしっぱなしで吹く奏法があります。しかも、途中の息継ぎが分からないようにする方法(循環呼吸)でです。日本のフルスの草分け的な紹介者である伊藤悟さんはその伝統を守って吹いておられます。この動画で見てください。すべての音がとぎれないように吹いておられる様子がほっぺたのふくらみ方で分かります。バグパイプは常に革袋に息を吹き込み複数の笛をとぎれなく鳴らしています。バグパイプでは簡単ですがフルスではそういう奏法は初心者には無理で、まず、真ん中の主管をきちんと表情豊かに吹けるようになることが大事です。
ですから、初めのうちは副管のことは気にせずに、主管だけで練習するのがいいでしょう。
フルスは通常3本の笛でできています。真ん中の笛(主管)が太くて長く、主旋律を吹きます。吹き方はほぼリコーダー(特にアルトリコーダー)と同じです。始めに吹き方の要領を習えばあとはスムーズに吹けます。ここで要領を一言で言うなら「リコーダーよりかなり強く吹く」と言うことです。
左右の管(副管)はラとミの音が単音で出ます。向かって右が高いミで、左が低いラです。右の手の小指でその位置にある穴を押さえたりはずしたりして操作します。押さえれば鳴らないし、はずせば鳴ります。
しかし、この副管は鳴らないように別に設定できます。一般のフルスでは筒先に栓をはめると鳴りません(写真のフルスは見えない裏側にレバーがあります)。副管は鳴らなくても主管だけで立派なフルスの音がします。初めのうちは鳴らないよう設定して練習します。よけいな音が出てうるさいからです。といっても、穴の位置に小指は置いておきましょう。後々のためです。
上手に吹けるようになってから、副官も使うようにします。練習を始めて2~3年経ってからで十分です。上達すれば、部分的に副管を使って演奏すると演奏に厚みが増し、変化ができてさらに豊かな音楽になります。
雲南省の伝統的な吹き方にはずっと副管を鳴らしっぱなしで吹く奏法があります。しかも、途中の息継ぎが分からないようにする方法(循環呼吸)でです。日本のフルスの草分け的な紹介者である伊藤悟さんはその伝統を守って吹いておられます。この動画で見てください。すべての音がとぎれないように吹いておられる様子がほっぺたのふくらみ方で分かります。バグパイプは常に革袋に息を吹き込み複数の笛をとぎれなく鳴らしています。バグパイプでは簡単ですがフルスではそういう奏法は初心者には無理で、まず、真ん中の主管をきちんと表情豊かに吹けるようになることが大事です。
ですから、初めのうちは副管のことは気にせずに、主管だけで練習するのがいいでしょう。