「ギネ」と「ニューハート」

結局見ようと思っていたのにほとんど見れてなかった「ギネ」を久しぶりにちょっと見ました。
韓国ドラマ「ニューハート」と比べると、テンポはゆっくりしているし、セリフも緩い感じです。

さっぱり系の日本ドラマと、これでもか！という韓国ドラマの、元来の傾向がそのまま出ているとも言えますが、んー何と言おうか？

倉本聰作品なら、淡々と描かれる中にしみじみとした味わいがあって、これでもか！はなくてもそれなりに残るものがあったりするのですが、最近の日本のドラマには残るものがないし、エンターテイメントも何だか不足しているし、何がそうさせているのかなあ？

「ニューハート」は、また、話の展開がわりとワンパターンで、危機的状況になると、ガングクが神の手で手術を成功させてしまう。これは水戸黄門の８時４０分のようなもので、ある意味安心して見られる要素だが、もっと大きい山と谷があってもいいんじゃないかと思ったりもして・・。

視聴者はわがままで、作り手は大変だとは思います。予算も時間も制限がある中で作らないといけないわけだから。
そう、予算や時間の制限がなければ、食べ物屋さんももっと美味しいものを提供できる。