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TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

役と監督との遭遇

2009-10-09 07:04:17 | 엄태웅
「もう少し掘り下げた演技のオム・テウンを見たい」という評論記事が出ていた。
※この記事のページは危険なためアクセスするかどうか?と聞いてくるのでリンクは貼りません。

記事の趣旨は、テウン氏が存在感を示したのは「家族の誕生」と「復活」の2作品で、それからあと、それ以上のまたはそれ以外の側面を見せるような演技(役)に出会えていないというものだった。

確かにそうかも知れない。だが、役と監督との良い出会いがあってこそそれは実現する。
そう、同じ人参でも良いシェフに出会えば未知の可能性を示してくれる。それと同じだ。

また一方、それほど多彩なキャラクターが存在するかといえば、これもまた難しい所だ。

「家族の誕生」のときのような、適当に人生を生きている力の抜けた役、「復活」の時の明るくてエネルギッシュなテウンと、神経質なシンヒョク、また復讐のためにシンヒョクになりすましてからの緊張感のある冷徹さと本来のテウンが交錯する役。
ここまでやってしまうと、他に何をやれというのか?
オタク的なキャラクターが国際的ビジネスマンになるまでの経緯を描くとか? それも今イチだし。
ゴッホのように崩壊して行く芸術家のような役か?
そうそうないで、そんな深い役は。

現在やっているキム・ユシンは、史劇の将軍で、ドラマ自体はストーリー重視なので、そんな見たことの無いような演技を見せる場ではないような気がする。

それにしても、セリフなしでただうつむき加減に歩いているだけでオーラを放つ往時の高倉健ってすごいなあと思う。
演技がうまいわけではなくて、ルックスと目だけで価値のある俳優。

テウン氏はそういうわけではないので、やっぱり演技で差をつけないとだめなんだ。
この評論では、へたをするとワキの悪役で済まされてしまう容貌なのだそうだ。


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