イングランドがドイツに負けた。そのことについて、「イングランド敗戦の陰に潜むプレミアの問題点」というコラムを読んだ。
まるで、野球のワールドベースボールクラシックでアメリカが勝てない様に、金満と外国人依存が母国をだめにしたというような論旨です。
イタリアが予選敗退した時も同じようなことが言われていましたね。
外国人採用に関しては、もちろんチームを強くするためというのが一つ。そして、もう一つはその外国人の出身国に放映権などを売ろうというビジネス上の理由。後者の方で日本人プレーヤーが欧州のチームに所属することが多いのも事実。
じゃあドイツはどうなんだ! 今回のドイツチームは非常に若いそうですね。それが監督のどういう意志によるものか、詳しくは知らないのですが、4年前開催国でありながら優勝できなかったことへの反省が根底にありそうな気がします。
日本の場合も、主にFWを中心に勝つために外国人を雇うチームが多く、そのために日本人FWが育たないという論議が永く続いています。
この国際化の時代に外国人を入れ過ぎというのはおかしいという意見もあるかもしれませんが、日本の相撲だって上の方の人は外国人ばっかになっていて、頼みの日本人は野球賭博でむちゃくちゃになっているし、外国人問題というのは今一度考え直した方が良さそうです。
それぞれの国が、それぞれの個性を持ってチームや選手を作って行くことは、やはり大切だと思うし、国を捨てると言ったら言い過ぎだけど、やっぱり自国でプレイしたいと思わせる何かがないといけない・・・そう思います。
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