おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Garden Route(ガーデンルート)へGO!~1~Port Elizabeth~Knysna~Oudtshoorn

2019-04-12 | 旅行
2019年初日の出を自宅で拝んでからGardenRoute(ガーデンルート)を周る旅に出ました。


ガーデンルートとは南アフリカの南の海岸線の森、湖、崖、渓谷、砂浜、花園と様々な自然の景観が楽しめる美しいエリアの1つです。
今回ポートエリザベス(Port Elizabeth)まで飛行機で飛び、そこからレンタカーで西に進み、最後はケープタウンから飛行機でダーバンまで戻る計画です。


プライベートでは初レンタカー。ナンバープレートにゾウさんのイラスト!


ポートエリザベスの空港から30分くらいでSardinia Bay Local Authority Nature Reserve(サーディニアベイローカルオーソリティ自然保護区)に到着。
砂浜が丘になり、ちょっとした砂丘です。
素晴らしい眺めです。



とにかく風が強すぎて、目が開けられないし砂が当たって痛い。お天気はいいけれど早々に撤収。


海岸線に沿って走るN2という幹線道路をポートエリザベスから約170km行くとそこにはStorm River Bridge(ストームリバーブリッジ)という落差139mの渓谷に架かる橋があります。


この橋のすぐそばにTsitsikamma National Park(チチカンマ国立公園)のゲートがあります。
道路脇から覗いても、その高さにゾワゾワしてしまいます。


さらにN2を海沿いに進むこと約100km。Knysna(ナイズナ)に到着。
ここは海が内陸部に深く入り込んでいて湖のように広がったラグーンと森林が独特の不思議な景色を作っています。

インド洋とラグーンの境目になっている二つの崖、ザ・ヘッズ。
展望台には観光客もたくさんいました。


曇りがちだった空も少しずつ青空を見せてきました。


海がとにかくきれいで感動しました。


このN2はケープタウンまで続くのですが、ナイズナから60kmあまりGeorge(ジョージ)というガーデンルートのちょうど真ん中あたり、空港や鉄道駅もあり旅の拠点にもなっている町まで行き、そこで少し水や食料など買い出す予定。

ナイズナとジョージの中間くらいに砂浜が続くビーチがあり、たくさんの人でにぎわっていました。



ジョージからは北へルートを変えて内陸へ。
今日の宿泊場所でもあるOudtshoorn(オーツホーン)を目指します。

オーツホーンはスワートバーグ山脈とウテニカ山脈の間に広がる小カルー地方の中心地。
ここはなんといってもダチョウ(オーストリッチOstrich)産業で有名です。
1870年、ここに町ができたのとほぼ同時にオーストリッチ産業もスタートしました。
その後オーストリッチの羽を使ったファッションが流行し、豪華な羽毛御殿Feather Palaceが建てられたほどです。一時よりは衰退したものの、今でもオーストリッチは革はバッグ・財布・ベルトなど、卵は食用、その殻は置物やアクセサリー、肉はステーキ・干し肉などの食用と広く利用されていて、今でも重要産業になっています。

60kmくらい北へ走るとダチョウの姿が見え始めました。


歴史のある町なので素敵なたたずまいの建物も多数見られました。
羽毛御殿の1つで、今は博物館になっている建物の前のレストランで夕食です。


当然オーストリッチ三昧の夕食を食べます。
前菜にペリペリ(ピリ辛)チキンレバーのオーストリッチ版。

定番、オーストリッチのステーキ

オーストリッチのストロガノフ
南アフリカ伝統の鉄鍋potjie(ポイキ)のミニ版に入っています。


1日目の行程
右端のポートエリザベスからスタートして西に進みました。
Ⓐナイズナ 🄫ジョージ Ⓑオーツホーン


Morocco(モロッコ)へGO!~9~Casablanca~了

2019-04-05 | 旅行
モロッコ旅行の実質最終日、ツアーバスでマラケシュからカサブランカ(Casablanca)の国際空港まで行き、そこでツアーの皆さんとお別れです。お世話になりました!

カサブランカ半日個人旅行です。

翌日の空港までのアクセスを考えて、空港まで国鉄1本で行けるカサ・ヴォヤジャー駅(Gare de Casa Voyageure)近くのホテルに泊まります。
空港で軽くお昼を済ませてから電車に乗り、ホテルには昼過ぎにチェックイン。
荷物を置いたらカサブランカの町へ出かけます。

カサブランカはモロッコのみならず、北アフリカで最大の経済都市。


ラバト同様市内をトラムが走っているので、まずはトラムに乗ってメディナ付近まで移動します。



この黄土色の壁がメディナの城壁。時計台が目印ですね。

メディナを突っ切ってそのままハッサン2世モスクへ向かうルートです。

近代的な大都市だけあって、メディナの賑わいは今一つ。
メディナ内に個性的な壁があるとweb情報を頼りに少し歩いてみました。

こんな感じかなぁ~。

さて目指すハッサン2世モスクはモロッコ最大、世界でも7番目に大きいのモスクです。


コーランの一節「神の座は大水の上にある」より、ハッサン2世が海の上にモスクを作りたいと考え大西洋に面したこの場所に建てたといいます。

敷地9ha、モスク2ha、全敷地に8万人、内部に2万5000人収容という広さ。


ミナレットの高さも200mで世界最大を誇ります。


大きすぎて広すぎて、写真に収めるために苦労するほどです。


スケールの大きさをしみじみと感じて、また町中に戻ります。
今までと違って、オフィスビルや集合住宅が目立ちます。
集合住宅の側面いっぱいに描かれた絵。


翌日の電車の切符を買うために駅に行くと反対側には集合住宅がいっぱいありました。
駅も新しくなったばかりのようで、再開発が進んでいるみたいです。



長かった(9泊)のモロッコ旅行ももうおしまい。
思った以上にバリエーションに富んだ国で、楽しく旅行することができました。
あとは1日以上かけてダーバンまで帰ります。帰り道はなおさら長いです。

Morocco(モロッコ)へGO!~8~Marrakech

2019-04-05 | 旅行
首都ラバトからスタートしてモロッコを時計回りにぐるっと回って来て、ここはモロッコの代名詞ともいえるマラケシュ(Marrakech)。
しばらく砂漠の町を通り抜けてきましたがまたアトラス山脈の北側へ戻ってきました。

まずはマラケシュのランドマーク、クトゥビアの塔。

マラケシュのメディナの西にナツメヤシの木とともにそびえる77mのアンダルシアスタイルのミナレット。


その広場には昔ながらの水売りの格好をした人が観光用にいて、チップを払うと一緒に写真を撮ってくれます。


まだ営業前?のクチ(ほろ付きの馬車)がたくさん止まっています。


スーク(市場)へ行く前にメディナ内のバヒア宮殿の見学に行きますが、そこへ行くまでの町の様子にも興味津々です。


日本でいえば漬物屋さん(オリーブ)やお花屋さん、八百屋さんも






パンを運んできた車。


バヒア宮殿は19世紀後半の大宰相の私邸として作られたものだそうです。




見学できるところは限られていますが、特に複数の妃と側女たちの使用した部屋は贅沢な美しい造りでアルハンブラ宮殿に負けないといわれるほど。




この扉の向こうは残念ながら非公開。


ところでナツメヤシをたくさん見ますし、お土産にも買いましたが、こんな風になっています。


たわわ~!!

スーク(市場)の中を練り歩くと昭和な感じの家内工業的なものをいくつも見ることができます。
革製品の縫製工場?

その材料のなめした革。

品物を運ぶのに便利な小回りの利く乗り物。

何ともいい感じです。



ツアーガイドさんに案内していただき、一通り見て回りました。
昼食の後はホテルに戻らずにそのままメディナに残り、ブラブラしましたが、広いし暑いし。。すっかりバテたのでカフェでミントティを飲んでリフレッシュします。

ルーフトップテラスのかわいいカフェもたくさんあります。

一人ずつの小さなポットでサーブされました。

ミントティはミントの葉のみのイメージでしたが、ここでは紅茶に生のミントを加えるのが普通のよう。
またものすごく甘いと聞いていましたが、時代の流れなのか、たいていはこのようにお砂糖は別添えになっていました。

一日過ごしたマラケシュのメディナ、中心のジャマ・エル・フナ広場も次第に夕暮れが迫ってきました。


朝見たクトゥビアの塔も遠くに見えます。


辺りはすっかり暗くなりましたが、ジャマ・エル・フナ広場はまだまだこれからも賑わいます。



ホテルに戻る頃、ライトアップされたクトゥビアの塔。


モロッコの旅も残り僅かになりました。明日はツアーの皆さんとお別れです。