おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Victoria Falls & Chobe(ヴィクトリアフォールズ&チョベ国立公園)へGO!~2~

2017-05-23 | 旅行


おはようございます!
朝日を受けて輝くヴィクトリアフォールズ大橋と水煙を望むテラスを通って朝食を摂りに行きます。



本当にすごいです。雲一つない青空なのに、滝の水煙から雲が作られていくようです。



素敵なアウトドアスペースで優雅な朝食♡
朝は少し肌寒いくらいです。



今日はいよいよ滝の鑑賞。
まずは今いるジンバブエ側からザンビア側まで移動してザンビア・リビングストンからの滝を眺めます。



ホテルからも見えたあのヴィクトリアフォールズ大橋がジンバブエ・ザンビアの国境になっています。
100年以上も前に建設されたので、老朽化のため一度に車一台しか通れない。。ちょっと怖い。



観光客のみならず、物資を運ぶ大きなトラック、そして行商をする地元の人々が大きな荷物を自転車や頭の上(!)に乗せて行きかいます。

出入国審査はいたって簡単で、ドライバー兼ガイドさんがフォローしてくれるのですぐ終わります。

入国してほどなくザンビア側の国立公園内へ。
ザンビア側では現地語でモシ・オァ・トーニャ=雷鳴の轟く水煙と呼ばれています。



二人とも登山用のレインスーツに身を包み、足元もホールド力のあるサンダルと万全の態勢で水煙に挑みますっ!



始めは余裕綽々。レインスーツはちょっと大げさだったかな?

これらは実は滝の上の部分。まだ水が落ちる前でした。
奥の方に水煙が見えますね。



今は最も水量の多い時期なのでこの迫力。毎秒約3000㎥の水量があります。
ヴィクトリアフォールズは年間での水量の落差が大きいことも特徴の一つで、乾季には300㎥まで落ち込むそうです。
そのため年間の平均水量は世界3大瀑布の中で最少になっています。

公園内の案内板にあった季節による滝の水量の違い


下の様子だと滝壺までよく見えるし、ザンビア側のデビルズ・プールという滝の上で泳ぐこともできるそうです。



ここでヴィクトリアフォールズの解説を少し。
ジンバブエとザンビアの間にまたがる滝で最大幅およそ1700m最も深い滝壺は落差108m
滝幅1700mのうち1200mがザンビア側、500mがジンバブエ側



世界3大瀑布の比較(他の2つの滝:ナイアガラ/アメリカ・カナダ、イグアス/アルゼンチン・ブラジル)
〇最大落差 ①ヴィクトリア108m
〇滝幅   ①イグアス2700m
〇年平均水量①ナイアガラ2406㎥/秒



いつも虹がかかるレインボー・フォール。
水量の多い時期の満月前後3日間は「ルナレインボー」といわれる月の光で虹が出る現象がみられます。
今回はちょうどそのタイミングではありましたが、天候と月の出時刻の関係で見ることを断念しました。



ナイフズ・エッジを通り、滝壺に一番近い場所まで。
もう途中からずぶ濡れです。あまりのすごさに思わず笑ってしまうくらい。。
画像加工しなくても誰か分からないくらいになっています(^_-)-☆
まるで台風の現地中継みたいな状態のところで、ガイドさんが写真を撮ってくれました!Thanks♡


レインスーツの威力はかなりなもので中の服はほとんど濡れずに済みました。
もう一度ボーダーを通ってジンバブエ側に戻り、こちらからの滝の鑑賞が続きます。



ジンバブエ側の方が開発が早く進んでいるので観光地っぽいです。
またもや歓迎ダンスの人たち発見!





国立公園の入り口もジンバブエ側の方がより観光地化されていますね。



デビルズ・カタラクトは最も水量が多い場所ですが、ザンビア側に比べて滝との距離があるのでビショビショにはならず、ゆとりをもって記念撮影できます(^^♪



上の写真の奥に見える切り立ったところが取り残されたカタラクト・アイランド。
激流に削られ次世代の滝を作る渓谷になるポイントがここ。

そうなんです。この滝少しずつ移動しているのです。
滝から下流のジグザグの渓谷はかつての滝の跡なのです。今の滝は8代目!!




濡れるのと暑いので板挟みでしたが、夫はレインスーツの下に履いていたスイミングパンツになってます( ゚Д゚)


ジンバブエ側からも先ほど渡ったヴィクトリアフォールズ大橋が良く見えます。



アクティビティとしてこの大橋からのバンジージャンプがあるんですよっ!
この日も飛んでるようでしたよぉ~~~



この日はまだまだ滝三昧が続くのですが、資料整理のためいったん終了します。
この続きはヴィクトリアフォールズ&チョベ国立公園へGO!~3~で♡

Victoria Falls & Chobe(ヴィクトリアフォールズ&チョベ国立公園)へGO!~1~

2017-05-18 | 旅行
大変ご無沙汰してしまいました。
元気にアフリカ生活を続けております。

4月には海外、国内と2つの旅行をしました。
南アフリカに住んでいたら是非物と言われるような旅行です。



まずはヴィクトリアフォールズ。
ジンバブエとザンビアにまたがる世界3大瀑布の一つです。
ジンバブエ側にはその名のままヴィクトリアファールズという名前の町が、ザンビア側にはヨーロッパにこの滝を知らしめた人の名を取りリビングストンという町があります。


ジンバブエにはヨハネスブルグからジンバブエのヴィクトリアフォールズ空港まで1時間20分の距離です。
ジンバブエの首都ハラレからは1日1便しか飛んでいないのに、南アフリカのヨハネスブルグからも毎日複数便、運航しています。

ヨハネスブルグをたって1時間弱。



遠くに水煙?もしや?!



やっぱり!
ヴィクトリアフォールズの水煙が空から確認できました。
3月くらいまで雨季が続き、タイムラグがあるので4月のこの時期が最も水量が多い時なのだそうです。

小さいけれど新しくきれいなヴィクトリアフォールズ空港です。



出口では歓迎のダンスが。。。



その後このダンスを何度も見かけることになります。


今回のホテルは創業1904年のヴィクトリアフォールズホテル。
歴史を感じるクラシカルな内装、そしてテラスからヴィクトリアフォールズ大橋が見える絶好のロケーションです。



ベッドには優雅な天蓋。これは実用性も兼ねています。(マラリアの危険地域ですから)





お昼を過ぎてから到着して、夕方のクルーズまで時間があるので、ヴィクトリアフォールズの町の中心まで散策。

以前我が家のマイカーだったハイエースレジアスがい~っぱい走っていて、懐かしいやら嬉しいやら。



ガソリンスタンドの脇にイボイノシシの一団がいました。



こういう所がやっぱりアフリカ大陸?です。


ヴィクトリアフォールズには鉄道の駅もあるのです。



歴史は100年以上もさかのぼります。
ダイヤモンドで有名なデ・ビアスグループの創設者、セシル・ローズがケープ植民地の首相時代に執られた政策の一つでケープタウンとカイロを鉄道で結ぶというものの一部です。
元々は3ℂ政策と言われ、ケープタウン、カイロ、カルカッタを鉄道で結ぶイギリスの植民地政策で、セシルの名を取って「セシルの夢」ともいわれているそうです。
現在はケープタウン・カイロ鉄道の半分以上が開通していて、南アフリカのプレトリア発の豪華列車の旅もあります。



豪華列車は見ることができませんでしたが。。





小さな小さな町の散策を終え、夕方からはザンベジ川のサンセットクルーズです。
ヴィクトリアフォールズのすぐ近くにまで来ているのにまだ滝はおあずけ。

私たちの乗り込む船では一番乗りだったので、例の歓迎ダンスの方たちも大サービスしてくれました♡



奥の桟橋を渡って船に乗り込みます。



ザンベジ川の一部がヴィクトリアフォールズなのですが、クルーズは滝の上流です。
この辺りは、平原でここになぜこんなに大きな滝があるのか説明がつかないと、世界七不思議のひとつとされているそうです。



ザンベジ川もとてもゆったりとした流れです。
相席になったご夫婦は、南アフリカのヨハネスブルグからの旅行だそうです。



途中、ゾウがいたり



カバが食事中だったりしました!



サンセットクルーズと言いつつ、なかなか太陽が沈まない。。。
ようやく空が染まり始めて



アフリカらしい濃いオレンジ色のサンセットを船上から眺めていい気分です。



明日こそヴィクトリアフォールズを堪能するぞ!!!