おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

NAMIBIA(ナミビア)へGO!~4~

2017-12-15 | 旅行
スリルとサスペンスのナミブ砂漠への旅も最終日。
帰りのフライトが1時間ほど遅くなり(これは可能性として聞いていました(^▽^)/)
プラスの内容の変更(6つ目)。
ナミビアの首都、ヴィントフックの町を散策する機会に恵まれました。

ヴィントフックはナミビアのほぼ中央に位置し、周りをなだらかな山々に囲まれています。
標高およそ1650m。
水が湧き出す池があったことから、そこに動物が集まり、やがて人が集まり
町になりました。ドイツの植民地時代に都がおかれて以来ナミビアの首都として発展しています。




植民地時代の面影を残す、ヴィントフック鉄道駅。



懐かしい匂いのする駅舎の中、今でもちゃんと使われています。



のどかなホーム。



これが時刻表らしいのですが。。。



ここからDESERT EXPRESSという5つ星列車がスワコップムントまで運航しています。




モールなどのある中心街から少し高台へ登ったところにとても美しい教会があります。



ルーテル派のクリストゥス教会です。




そのすぐ隣に議事堂(ティンテンパラスト)があり、広い庭にはちょうどジャカランダが満開でした。



更にその隣には新しい大きな建物があります。独立記念博物館です。



中には悲しい歴史の様々な展示が。。。アフリカを旅行していると、どうしても避けては通れない現実。



ここの最上階はレストランと展望テラスになっています。
360°の眺望が楽しめます。さっき見てきた教会や議事堂も町の中心部までぜーんぶ上から見下ろせます。






ナミビアエアに乗って帰るだけ~と思っていたら、まだ最後のだめだしが。。。



なんとヨハネスブルグからの乗り継ぎ便が予約できていなかった(-_-;)これで7つ。
どうにか最終便で帰ってこられたけれど、なんとも波乱に満ちた旅でした。

何はともあれナミブ砂漠は素晴らしかったし、記憶に残る良い旅でした(o^―^o)ニコ

NAMIBIA(ナミビア)へGO!~3~

2017-12-14 | 旅行


素晴らしい朝日とともに迎えた砂漠の朝。

まだ朝食まで時間がありますが、早朝出発のパーティのためにコーヒーと焼き菓子のサービス。




そして我々も出発。
もうすでに予定どおりではない旅行なので、もう一度ソッススフレイまで行きたいと要望。
昨日は灼熱地獄で断念したデッドフレイにどうしても行きたいっ!

大きなツアーバスが砂煙を巻き上げ走っています。




そして再びセスリエムのゲートに到着。



早速、昨夜ロッジに遊びに来ていたオグロヌーがいました。
肩までの高さが140cmくらいと結構大きい。



オグロヌーは神様がいろいろな動物を作った後、余った材料を寄せ集めて作ったといわれているくらい
ツノだのタテガミだの長いヒゲだのといろいろついています。



昨日も見たオリックス、オーストリッチ、スプリングボックそしてオグロヌーの揃い踏み。




なぜナミブ砂漠の砂はオレンジ色なのかというと鉄分を多く含んでいるため。
鉄分は、海からやってくる霧の水分を帯びて、さらに暑い太陽光で酸化。赤みを帯びたピンク色に変わる。
エリアによっては、砂の成分の違いで、黄土色やブラウンの砂漠もある。
これらの砂を使った砂絵がお土産屋さんで売られてました。




昨日頑張って上ったデューン45が見えてくると



登っている人の姿が見えました。




今日行く、デッドフレイについての覚書。
『水が干上がった湖の跡地。白い粘土質の土がひび割れ、枯れた木が立ち並ぶ、異様な光景。』
そんな『異様な光景』を見にデッドフレイに向かって歩き出します。



あまり起伏がないので、誰でも行きやすくたくさんの人が歩いていました。



間もなく見えてきました。



近づくと確かに異様な光景。。



『死』を感じさせる景色です。



念願かなって、記念撮影。




もう一つ、今日行きたかったのはセスリエムキャニオン。
ゲート近くに約200mに渡る渓谷で、ここから砂漠最奥にあるソッススフレイまで地下水脈が続き
大雨になると川になる。狭い谷底に下りて散策できるそうなのです。



ゲート付近でランチしてから車で5分程度で到着。

まずは上から覗くと、下(谷底)を歩く人が小さく見えます。



今度は下に下りて上を見上げると



深~い谷底、本当に探検気分で楽しい散策です。



砂漠から離れてもまだまだ素晴らしい風景が続きます。

雨が降ると滝になる岩場。





地元の人がロバに荷をひかせています。
時間がゆっくり流れてる。。。





ここでまたもや変更事項4つ目?(今朝から検討中でした)。
色々紆余曲折ありましたが、本来の予定であるスワコップムントへは行かず、
一昨日泊まったヴィントフックのホテルに泊まることになりました。



ヴィントフックへ向かう途中も、ドライバーがなぜか間違っていないのに道を間違えたと言い張り
かなりの距離を戻ったりした(あえて5つ目とカウント!)ので、ロスタイムがありましたが、それでも19時前には
ホテルに着いて一安心。
まるでナミビアの定宿と化したホテルでは部屋まで同じでした!



NAMIBIA(ナミビア)へGO!~2~

2017-12-13 | 旅行


やっと砂漠に向けて出発!と張り切った二日目の朝。
7時には出発で~す!!

初めの1時間くらいは舗装路でしたが、その後はずっと単調な未舗装路です。

ドライバーさんが道に不案内で(このドライバーさん、急に頼まれちゃったのかもしれません)
しかもナビが壊れて作動せず。。。
どうなることかと気を揉んでいましたが(実際はそんな悠長な感じではありませんでしたが)
なんとか目的地に向かって進みます。



砂が飛んできてすぐに道がわからなくなってしまうため、道路整備の車をあちらこちらで見ました。
4時間くらい経過したところでほぼ自主的にガソリンスタンドに併設された売店でランチ確保。
(今後の展開に不安があるため車の中で食事です)



まわりのサボテンが砂漠っぽいけれど、まだまだ気も生えています。



現地の家をモチーフにした(のかそのものなのか?)カフェと売店。
売店ではサンドウィッチやパイの類が売られ、南アフリカ国内と似た感じです。



ホテル出発からおよそ6時間、セスリエムのゲートが見えてきました!
あぁ、来ることができた。。。というのが率直な感想。
この手前でも、ドライバーが「もう午後になっちゃったから、ホテルに行って、砂漠は明日行こう」と
信じられないことを言っていた。。。!



セスリエムからいよいよナミブ・ナウクラフト国立公園に入ることになります。
そしてさばくの中へ。。。いざ!



国立公園のゲートを入るとなんと舗装路に!さすが、整備が進んでいるんですね。



何時間も未舗装路を走っていたので、アスファルト舗装の道がこんなに静かだったなんて!と感動するほど。

30分も走ると有名なデューン45に到着。デューンとは砂丘の事です。



キターーーーーー!アプリコット色のデューン。



もうデューンに上って降りてきた方々でしょう。




一番熱い時間13時半過ぎ、デューン45に上ります!!
なんとその時の気温は40℃!砂の上の温度はさらに高かったことでしょう。



だんだん景色が広がります。





砂の上は歩きにくく人の足跡の跡をたどるのがいいのだとか。。。



無事到着!



見えませんが、大満足の笑顔です♡



テンションもかなり上がってま~す(^^♪




その後さらに砂漠の奥へと進み、デッドフレイ




そしてソッススフレイまで。



ですが、さすがに40℃の灼熱の中デューン45に上ってすっかり体力を消耗してしまった私たち。
デッドフレイまで行く気力がありません。

この日はこれで終了。
と。。なんと今晩のホテルの予約は入っていないというではありませんか!?
またですかぁ~~
3つ目の変更。セスリエムのホテル変更。
ドライバーが電話をかけまくってやっと取れたロッジに行くとまたもやブッキングされてないと?
なんとか交渉の末、泊まれることになりました。
毎日、宿の心配をする旅なんて。。初めてです。。。しかも砂漠で(-_-;)



そんな出来事も忘れさせてくれる美しい夕焼け。



こんな夕日を見ながらホテル内のテラスで乾杯。



それなりに素敵なロッジでした。



なぜかまたフルコースの夕食も付いていたし♡
昼間、砂漠で見たオリックスがメインディッシュだったのは驚きました。




ほかにもいろいろ動物がいました。

スプリングボックとか


オーストリッチ(ダチョウ)とオリックス


パンダ柄のムナジロカラス



夕食後にはロッジのすぐそばまでオグロヌー(ウシ科)が来ました!
翌日、砂漠で見ましたのでその写真~3~で。

NAMIBIA(ナミビア)へGO!~1~

2017-12-13 | 旅行
ちょっと油断したらもうナミビアのナミブ砂漠へ行ってから2カ月近く経ってしまいました。
今年の旅行は今年のうちに♬アップすべく頑張りますっ!

ナミビアへはヨハネスブルグ経由でヴィントフックのホセア・クタコ国際空港に入りました。
お約束の徒歩で空港の建物に入るタイプです。



聞いていた通り、入国手続きのカウンターは大混雑!
なんでもシステムを変更したばかりだとか(といっても昨日今日の話ではないんですよっ!)



脅かされていたほどは時間はかかりませんでしたが、2時間ほどで無事ナミビアに入国♡

実は今回のナミブ砂漠の旅。
いやというほど予定の変更が繰り返され、本当に大変でした。
こんなのホント、初めてです。

まず一つ目の変更。
南アフリカの空港を出てからの連絡で、現地のガイド兼ドライバーがA氏からB氏へ変更に。
A氏はいい人だからとエージェントにさんざん聞かされていたのにA氏の友達B氏に変わるって!?
しかもエージェントもB氏を知らないらしいし。

そして2つ目。
ナミビアに着いたらその足でナミブ砂漠の玄関口と言われるセスリエムまで移動しそこで宿泊予定でした。
が。。。「入国手続きに時間がかかったから、もうセスリエムまで行けない」とガイドさんが一言!?
確かに入国手続きは時間かかりましたが、でも予想通りというより予想よりかなり早く通過したはずでは?
セスリエムまでは4時間以上の道のり、しかもほとんどが未舗装路です。
無理といわれてしまえば仕方ありません。
ガイド兼どらいばーに従って、この日は空港から1時間弱のナミビアの首都、ヴィントフックに泊まることに。



お隣の国に来たのに、何もせずに一日目が終了。
不幸中の幸いは、急きょ探してもらって宿泊したホテルの部屋が小奇麗でなかなかモダン、レストラン(カフェのような感じ)も
とてもかわいくおしゃれな感じだったことでしょう。
しかも夕食付で、そのかわいいカフェレストランで何を食べても、飲んでもいいというのはラッキーでした。



文字ばかりになってしまいますが、ナミビアとナミブ砂漠について書いておきます。

<ナミビア共和国>
ナミビア共和国はアフリカ南西部に位置する共和制国家。
北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカと国境を接し、西は大西洋に面する。
首都はヴィントフック(Windhock)イギリス連邦加盟国。

ナミビアの海岸線沿いには、世界で最も古いといわれるナミブ砂漠があり、天然の良港ウォルビスベイがある。
内陸は高原となっていて、北部にはアフリカ最大の塩湖であるエトーシャ塩湖、北東部には長さ450kmのカプリビ回廊がある。
南にはオレンジ川。最高地点はナミブ砂漠北部のブランドバーグ山(2606m)。


<ナミブ砂漠>
ナミブ砂漠とは主要民族サン族の言葉で「何もない」という意味である。ナミビアの大西洋側にある砂漠でおよそ5万k㎡の広さ。
約8000万年前に形成された世界最古の砂漠地帯と考えられており、その風景は多くの人々を圧巻。
北はアンゴラとの国境付近から、南は南アフリカ共和国北端まで及ぶ。