おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

インド洋3島めぐりへGO!~Mauritiusモーリシャス①~

2019-06-19 | 旅行
アフリカ大陸の東側に広がるインド洋。そこには美しい島々が浮かんでいます。
マダガスカルは世界4位の大きな島ですが、それよりさらに東側には小さな島々がたくさんあるのです。
その中のモーリシャス共和国、セーシェル共和国そしてフランスの海外県レユニオン島へ行って来ました。

モーリシャスは高級リゾート地としても有名ですが、今回はセーシェル或いはレユニオンへの乗り継ぎ地として立ち寄りました。

エア・モーリシャスの小さな飛行機で出発。4時間弱の空の旅です。


入国カードにはドードー鳥。1600年代後半に絶滅したといわれていますが、至る所でイラストを目にしました。ちなみにドードーは三種類いたようで、モーリシャスドードーのほかにレユニオンドードー、ロドリゲスドードーですが、すべて絶滅しています。


乗り継ぎのための滞在なので空港からもほど近いマエブールに宿をとりました。もちろん高級リゾートではありません。
それどころかB&Bのチェックインにそうとう手間取って、すったもんだがありましたが、なんとか近くのレストランで夕食です。

とりあえず地元のビール、フェニックスで乾杯!


名物?タコカレー。タコ自体、海外ではなかなか食べる機会がありませんよね。

グリルした魚のクレオールソース。

ここでいうクレオールとはヨーロッパ系の移民と現地の人そして植民地時代に東南アジアやインドから来た人たちなど様々な人種が混ざり合った文化、その料理。ちょっとスパイスが効いていたり甘酸っぱかったりします。南アフリカのケープマレー料理も同じような系統かなと思います。

なんとか一晩過ごし翌朝。


朝の散歩で夕べのレストランの辺りに行ってみると素晴らしい景色でした。夕べは暗くて海は見えませんでしたから。


半日はモーリシャスに滞在するので少しだけ観光します。
空港も泊まったマエブールも島の南東に位置していますが、さらに南へドライブ。

ル・サン・トーバンというサトウキビとその加工品で財を成した会社の施設でラム酒の試飲します。


広い敷地にはバニラの展示館やラム酒の展示、クレオール様式の家(今はレストラン)、ハーブ園やミニ動物園?まであります。



受付に行くと、「今日は開放日だから無料です」と!ここで喜んだのが後で残念なことに。


まずはバニラの館

バニラの標本にはここモーリシャスのもの以外にレユニオンやマダガスカルのものも。

建物の裏手にはバニラの畑。

時期が悪く、花も実もありませんでした。
バニラは生産に多くの手間がかかるのでとても高価です。
逆に成功した生産者はたいへんな富を得ているとも言えます。

立派なクレオール様式の建物。


お目当てのラム酒の館


ラム酒はサトウキビから作られるのですね。そして香り付けにはバニラを使うこともあります。
ここで残念なお知らせが!なんとこの日は開放日だったのでラム酒の試飲はしていませんでした。
代わりにしぼりたてのサトウキビのジュースを飲ませてくれましたが。。。う~ん、残念(>_<)

サトウキビ


しぼる機械


係りのおねえさん


でも、サトウキビジュース、思ったよりもずっと美味しかったです。

ル・サン・トーバンを後にして一般道に出ると何かの行列。



次はモーリシャスの最南端グリグリ岬に行ってみます。
グリグリ岬をリクエストしたのにグリグリ岬を望む場所でした。

向こうに見えるのが最南端のグリグリ岬

お天気が少し悪くなってきましたが、それでも海がきれいです。


お昼ご飯はドライバーさんのおすすめレストランで。
フィッシュカレーと魚のクレオールソース



食事をしているときは結構本降りの雨でしたが、小止みになったし飛行機の時間も間に合いそうなので、やっぱりグリグリ岬に行くことにしました。

雨が降ってきているのでビーチには誰もいませんでしたが、きれいなビーチです。

思ったより観光もできて大満足で1回目のモーリシャスは終了。
午後の便でセーシェルへ向かいます。

Kruger National Park(March) へGO!~4~了

2019-06-11 | 旅行
クルーガー最後の夜をお世話になったハット。


ポストにキーを返して、出発!今日もやはり6時過ぎちゃいました。


キャンプを出ると朝靄が立ち込めていました。


本日最初の動物は
Wahlberg's Eagle(ヒメイヌワシ)


そしてシマウマの親子

甘えん坊のチビシマウマ


そして今度はキリンの親子

チビキリン、かわいい~


最終日の今日はゲートまでほんの13kmのドライブなので、色々な動物に出会えるとは思っていなかったのですが。。
Spotted Hyena(ブチハイエナ)しかも至近距離!


Booted Eagle(ヒメクマタカ)?


White-backed Vulture(コシジロハゲワシ)


ニアラのメス


道路脇の木には鳥の巣がかかっています。青空に薄っすら浮かぶお月様と。


Lilac-breasted Roller(ライラックニシブッポウソウ)がペアで。

こちらにも撮ってと言わんばかりの枝にとまってます。


ついついシャッター押したくなっちゃいます。


水辺でカバたちもお見送りしてくれてました。



ちょっと強面なカワセミの仲間Woodland Kingfisher(セネガルショウビン)

アフリカ全域に生息するようですが、なぜか和名は「セネガル」

ちょっと見にくいですがたぶんWattled Starling(トサカムクドリ)


Cape Glossy Starling(アカガタムクドリ)


ゲートに近づくにしたがって、名残惜しい気持ちが膨らんできます。
クルーガー楽しかったなぁ。ホント来てよかった~♡

最後の見送りはゾウさんなのね、と思っていました。


と、その3分後今回一番出会ったキリンさんが!!

もう一生分のキリンを見ました~

クルーガー国立公園のゲートを出てまもなく家畜の牛さんの群。

なんか笑えました。南アフリカどこへ行っても動物だらけだわ、やっぱり。

帰り道、2018年に世界自然遺産に登録されたばかりのBarberton Makhonjwa Mountains(バーバートン・マコンジュワ山脈)に少しだけ立ち寄りました。
この辺りの地層は地表に露出したものとしては世界最古級のもので約36億年前に形成された古代地殻「バーバートン・グリーンストーン・ベルト」で構成されているそうです。


トレッキングなどができるようでしたが、残念ながら今回は時間がなくまた750kmの道のりを帰らねばならないので、カフェでお茶だけしてさようなら。。



朝8時ごろクルーガーのゲートを出て、我が家に到着したのは夜の7時になろうかという頃。
ロングドライブでしたが、道中はとてもスムーズでした。
ドライバーさん、本当にお疲れ様でした。


Kruger National Park(March) へGO!~3~

2019-06-04 | 旅行
今日はクルーガー国立公園のちょうど真ん中あたりにあるレタバキャンプを出発して、スククーザ(Sukukuza)キャンプを目指します。
スククーザキャンプはクルーガー国立公園の中でも最大規模のキャンプです。
入園したポールクルーガーゲートから13kmと利便性の良い立地でもあります。レタバキャンプからは寄り道なしで160kmあまり。でも昨日見逃した樹齢3000年ともいわれるバオバブの木を見たいので、回り道は必至です。
6時過ぎにレタバキャンプを出発!


早速現れたのは昨日も見たSouthern Ground Hornbill(ミナミジサイチョウ)


そしてゾウ、キリンともうお馴染みのメンバー。



橋の上からの景色が美しく、いかにもサバンナを流れる川という風情。今日は少し雨雲が見えます。


ほぼ満月が薄っすらと。


本当にたくさんのキリンを見たので、写真はずいぶん割愛していますが、みんなで仲良く?お食事中でちょっとかわいかったので。


今回はすべて自分の車で回っているため、当然動物たちも自分たちの目で探します。
だんだんと目が慣れてくるような気もします。
たとえば川の向こう岸に何か発見!


ウォーターバックの親子でした。


遠くにインパラの群。


道端だって見逃せません。


昨日も見たヒョウモンガメ。


前方に何かいる!


あっ、またキリンだ!


ヌーが良く撮れたので。
正面




鳥はこんな風にとまっているのを見つけて、慌てて車を止めることが多いです。


いいポーズを撮れるまで数枚パチリ。
Lilac-breasted Roller(ライラックニシブッポウソウ)

カラフルで本当にきれいな鳥です。


今度は遠くにシマウマとヌーの群れ。



インパラがいっぱいでてきたなぁと思いながら進んでいくと


道路の真ん中で若いオスがケンカ?もしかしたら縄張り争いの練習かも?


背中に小鳥がとまっている姿もよく見かけます。寄生虫を食べてくれて共存共栄。
小鳥はRed-billed Oxpecker(アカハシウシツツキ)


Swainson's Spurfowl(キジの仲間)


またたくさんのシマウマがいます。

ちょっと驚かせてしまったようで。。ごめんなさい。


遠くからだと夏草がまだまだ残っていて背中しか見えませんが、アフリカンバッファローです。



手前African Gray Hornbill(ハイイロコサイチョウ)
奥Red-billed Hornbill(アカハシコサイチョウ)

Red-billed Hornbill(アカハシコサイチョウ)


朝から雨雲が気になっていましたが、一気にスコールのような激しい雨が降り出しました。

そしてあっという間にやんでしまいました。

前方でゾウが興奮しています。どうやらゾウ同士のケンカのよう。



Tree Squirrel(リス)


ピクニックサイトの1つで休憩をしていると、小さな女の子が「あそこにフクロウの赤ちゃんがいるの!」と教えてくれました。が、う~ん、どこ??
写真に撮ってやっとわかりました。よくこれを見つけたね!詳しい種類は分かりません。


同じところにこんな鳥もいました。
Grey Go-away-bird(ムジハイイロエボシドリ)


キリンの親子


樹齢3000年というバオバブの木


ウォーターホールには動物たちが集まります。

ウォーターバックのお尻の白丸マークも良く見えました。


Black-Headed Heron(アオサギ)


川のほとりではゾウ達が水浴びしていました。


昨日よりもよく撮れたので。
European Roller(ニシブッポウソウ)




Brown Snake-Eagle(チャイロチュウヒワシ)かな?


15時過ぎに今日のキャンプ、スククーザに到着。


今日も昨日のようなハットに泊まります。
チェックイン後、お部屋から外の気配にハッとして見ると、Warthog(イボイノシシ)がせっせと草むしり!?

この子、延々とハットの周りの草を食べてました。前足を折って食事するのが特徴です。

今日のキャンプは施設も一番大きく、レストランも立派でした。