おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

ClarensへGO!

2019-04-26 | 旅行
毎年この時期恒例の一泊旅行。(2017年)(2018年
今年はフリーステイト州のClarens(クラレンス)という小さな町に行きました。

休憩に立ち寄ったMooiRiverの施設。もっとおしゃれだったのに変わっていて残念。
ここのトイレは南アフリカ一綺麗と言われています。


高速道路を少し早めに下りて、Sterkfonteinダムの大きなダム湖の脇を走ります。



レソト王国を東側から回り込むように進んだあと、ちょうどレソトの真北にあるゴールデンゲートハイランズ国立公園を通り抜けていきます。


以前にも2度ほど来たことがあるゴールデンゲートハイランド国立公園ですが、巨大な岩山の断面が何層にも重なっている迫力満点の景観です。




国立公園の東のゲートから入って西のゲートへと通り抜けるとほどなくクラレンスです。

まるで小さな小さな軽井沢のよう。前週はジャズフェスティバルがあったため、数カ月前にもかかわらずホテルがとれませんでした。
そんな大賑わいの翌週だから閑散としているかなと思いきや、とても賑わっていました!

今回のB&Bも可愛らしい。

暑い盛りでしたが、バラの花があちこちで咲いており、B&Bの前庭にもかわいいピンクの花をたくさん咲かせていました。



チェックインを済ませたら、さそっクランチへ。
気になっていたClarensBrewery地ビールの会社のカフェは賑わってはいるものの席は確保できてよかったです。
内装も醸造所のような雰囲気でおしゃれです。

真ん中にある信号機はお店が閉店しているときは赤灯になっていました。


5種類くらいのビールを無料で試飲させてもらってからビールをオーダーします。
まずは乾杯!

ご飯もものすごくボリュームがありました。


思っていた以上に小さな町で、ゆっくり散策しても1時間ちょっと。

お店の看板になっている古い車。バンパーには「CLRENS」。


お部屋に戻ってまた乾杯!

お昼寝したり、まったり過ごして夕食へ。


まだ明るいので外の席にしました。
ちょうど山に夕日が当たって金色に輝いていました。

今日通り抜けてきたゴールデンゲートハイランドの名前の由来もコレです。

今日3回目の乾杯は、お昼と違うビールとサクランボのサイダー(アルコールです)。
クラレンスはサクランボでも有名なのだそうです。

そしてやっぱりボリュームたっぷりの食事。



帰り道、なかなか暗いところで空を見上げることがないのですが、なんと満天の星空。
天の川がびっくりするくらい良く見えて、本当に感動しました。画像には残せませんでしたが。。
お月様もきれいでした。


夜中に目が開いて、窓から見た月にうっとり。
しばらく写真を撮りまくっていましたが、なかなかうまくは行きませんでした。



翌朝、いつもの朝ご飯前の散歩。
人がいない町の中心部。これでほとんどすべてです!!


後ろに夕べのレストランが写り込んでます。



朝食はB&Bに併設されたレストランのデッキで。いいお天気なのでとても気持ちよかったです。


帰りもまたゴールデンゲートハイランド国立公園の中を抜けていきます。


遠くに何かいる!!

ワイルドビースト(オグロヌー)でした。群れからはぐれちゃったのかしら?


だんだんと雲が多く厚くなってきました。予報もこの後崩れるといっています。

でもまだまだきれいな景色。


2年前は牛がいるだけで大騒ぎしていたのに、今ではすっかり見慣れた景色の一部です。


ランチは少し寄り道をしてミッドランドミアンダーにあるドイツ料理のレストランへ。
このころにはひどい雨になっていました。しかもお店はめちゃ混み。
少し待ってからの食事になりました。
待っている間にテーブルに運ばれていく料理がものすごい大きさでびっくり。
写真はリブバーガーだったかな?ありえない大きさでした。




珍しくゆっくり飲んで食べて寝て・・・のんびり旅行でしたが、行きたかったところに行けて楽しかったです。

Durban CityへGO!

2019-04-25 | ドライブ
ダーバン(Durban)は南アフリカでヨハネスブルグ、ケープタウンに次ぐ3番目に大きな都市です。
また中心地からすぐのナタール港はアフリカ最大の港で、世界的に見ても9番目という大きな港です。
ちなみにナタール港のナタールとはクリスマスの意。ヴァスコ・ダ・ガマが1497年12月25日にここに停泊したという記録がありそこからナタール港となったそう。
またダーバン市のあるこの州はクワズールー(ズールー族の土地)ナタール州といいます。ズールー族が多く住み、南アフリカの他の州とは違いズールー語を話す人が多くいます。他ではアフリカーンス語を話す人が多いです。
アパルトヘイト時代には働き手としてインドから多くの人々が連れてこられたという事もあり、インド人(インド系南ア人)はインド本土に次ぐ多さだといいます。

そんな歴史もあるダーバンですが、治安が良くないことでも有名です。残念ながら。
そこまでかなぁと思うことも正直ありますが、統計の取り方では危険度はかなり高くなっているのが現状です。
ダーバン市街まで20kmと離れていない所に住みながら、なかなか見て回ることもなかったので、車窓からではありますが、少しダーバンシティーを観光してみました。

まずは市庁舎(City Hall)

ここは市庁舎としてだけでなく、自然科学博物館や美術館なども併設されています。


旧鉄道駅(Old Railway Stasion)は煉瓦造りの立派な建物

現在は観光案内所などになっています。


市庁舎の裏にある旧裁判所博物館。


旧市庁舎

現在は中央郵便局(PostOffice)として使われています。

よく見ると美しい建物がたくさんあります。
新旧入り混じった面白い街並みです。
ビルの合間に巨人!?


セントポール教会


いくつかの写真にも写り込んでいる白いワンボックスカーは庶民の足、乗り合いタクシーです。







港に近い道路へ出るといくつかの銅像も見ることができます。

ジョン・ロスの像

スコットランド人でモザンビークの人々に薬を売ったり治療した

ディック・キングの像


この並びに数年前までヴァスコ・ダ・ガマの時計台があったのですが、なんといたずらされたり老朽化が進んだため、現在修理中なのだとか。探してもないわけです。

船の形をしたナタール港海事博物館


ダーバンマナー(現在はホテル)

昔は男性の社交場ダーバンメンズクラブだったそう。

ナタール港より北側はダーバンのビーチが広がっています。

ビーチ沿いにたくさんのホテルが立ち並び、アフリカ最大規模の水族館やレストランもあります。

お天気もイマイチだったので人でも少なかったですが、小さいエリアを車で何度もまわりました。
ダーバンの町はまだ知らないことだらけですが、少しは知ることができて楽しかったです。

Garden Route(ガーデンルート)へGO!~4~Franschhoek~Capetown~了

2019-04-18 | 旅行
今回の旅行最後の宿泊地はFranchhoek(フランシュフック)。Capetown(ケープタウン)の東に位置するワインランドと呼ばれる地域でも特に有名な場所の1つです。

2年前、ワインランドを訪れた時はケープタウン発のワインランド1日ツアーでステレンボッシュやフランシュフックのワイナリーを3件ハシゴしました。
今回はフランシュフックに泊まってゆっくりのんびりする(と言っても一日だけですが)ことにしました。

ワイナリーには泊まれなかったけれど、お隣のワイナリーと姉妹施設という所に泊まりました。
ここは1855年に藁ぶきのケープダッチ式マナーハウス(Manor House)です。

敷地内には樹齢300年のオークの木があり落ち着いた田舎の佇まいです。

部屋数が少なく、私たちが泊まったのはこちらのカントリーハウス。

平屋の様に見えますが、2階もありそこは藁ぶき屋根とポプラ材の梁が一層カントリーハウスらしい部屋になっています。

いつも早起きの私たちは、このお庭でモーニングコーヒーを。

少しひんやりする空気も気持ちがいいです。


このマナーハウスとその周りを囲むブドウ畑の間の畦道をお散歩します。

南アフリカのワインとそのブドウの栽培はとても厳しく規制されており、防腐剤も世界でも最も少ないそうです。そのため南ア産のワインは悪酔いしない、二日酔いしないといわれています。
なんとなくブドウ畑が自然な感じなのはそのせい?

私たちが歩いてきたのでホロホロ鳥が慌ててました。

反対側は牛さんたちが草を食んでいます。

振り返ると私たちの宿がブドウ畑越しに見えました。


そしてブドウ畑を抜けたところにあったのはワイナリー。

今日は後程こちらでワインのティスティングをします!楽しみ♡

来るときは気が付かなかったのですが、帰り道よく見るとブドウが結構なっていました。



マナーハウスのダイニングでおしゃれな朝食をいただき、フランシュフックの町を少し見て回ってから、ここでの最大の目的、ワインティスティングに行きます。

お天気も最高だし、緑がいっぱいで本当ステキなところです。
ティスティングルームの入り口にはザクロがたくさんなっていました。


お庭が眺められるデッキに通されると、宿泊者特典で5種類のワインのティスティングが無料で出来ます。
おつまみにチーズやオリーブなどの盛り合わせをお願いしてワインティスティングスタート。


ここはワインランド。みなさんワインを目当てに来ていますが、自家用車以外にもいろいろな乗り物でやっています。
フランシュフックの町中にあるスーパーの送迎?

観光用に走っているトラムからの乗り継ぎカート

そしてなんと馬!!

調べてみると乗馬でワイナリーを周るツアーがありました。
なんだか酔いそうですね~

至福の時です。

お土産にどのワインを買うか悩むのもまた楽し♡

時間を気にせずにゆっくりワインと景色とおしゃべりを楽しんで、本当に贅沢な時間でした。


フランシュフック最後のお店は、ワイナリーに行く前にチェックしておいたカフェ。

ここのコーヒーは近所でも売っているので知っていますが、焙煎所とカフェが一緒になっているところがあるのを知りませんでした。フランシュフックとミッドランドミアンダー(我が家から1時間ちょっとかな)の2か所しかないそうです。

お庭も素敵でしたが、昼間の時間はとても暑くなり、さすがに誰もガーデンテーブルは使っていませんでした。
アメリカーノを頼んだらエスプレッソとお湯が出てきて(*_*;
でもとても美味しかったです。


あとはケープタウンまで行き、飛行機でひとっ飛びダーバンへ戻ります。
空港へ向かう途中テーブルマウンテンとライオンヘッドが見えました。


盛りだくさんのガーデンルートの旅行はこれで終了です。
南ア人のハネムーンの定番だそうですが、思った以上に素晴らしい経験がたくさんできてとても良い旅になりました。



Garden Route(ガーデンルート)へGO!~3~CapeAgulhas~Hermanus~Franschhoek

2019-04-17 | 旅行
前日、Agulhas(アグラス)に入っていたので、朝ご飯の前にアフリカ大陸の最南端まで!
泊まったB&Bから車で5分です。

南アフリカというかアフリカ大陸の南の方と言えば、喜望峰が有名です。喜望峰が最南端だと思ってしまいそうですが、ここアグラスは喜望峰よりさらに100kmも南にあります。


ものすごい強風でしたが、海の色が素晴らしい!!!

こんな色の海、見たことないです。

目指す最南端にはこんなプレートがありました。

アフリカ大陸最南端という事はここから左はインド洋、右は大西洋なのです。


そしてそのそばにちょっと面白いものが。。
アフリカ大陸のミニチュア盤?ちゃんと凹凸がつけられていて楽しいです。

高い所から写真が撮れなかったので、全体像が今ひとつわかりにくいですが。

せっかくなのでキリマンジャロ登頂成功!の図


ここにすっかり朽ちている難破船があります。

実はこれ、日本のマグロ船、明昭丸。こんなところでこんな姿に。。

朝食後、今度はこのアグラスの灯台へ行ってみます。

下の部分は資料館になっています。


ほとんど梯子のような階段を上って灯台の上まで。狭いので途中すれ違いはできません。


ギシギシミシミシ音をたてながら上るとこの景色が広がっています。


高くなった分、風の勢いは増して飛ばされそうですが、素晴らしい景色に感動です。

灯台の灯の入るところまで上がることができます。

資料館にはこの周辺の海のこと、そして灯台のことについて展示があります。


ちょっとうれしい発見がありました。
横浜山下町のマリンタワー!

日本で一番高いと書いてあります。確かに1961年の開業当時は一番だったのですが。。
今は2009年にリニューアルオープンし、今年2019年4月から改修工事のため休業中です。
再開は2022年頃になるそうです。知りませんでした。

さて、ガーテンルートの旅もだいぶ進んできました。
最南端を抑えたところで、今度はホエールウォッチングで有名なHermanus(ハマナス)へ向かいます。
130km、約2時間のドライブです。


ハマナスは観光地としてかなり有名なので、今まで訪れてきたどの町よりも車も人も多く、周辺道路は渋滞、駐車場にも少し苦労しました。

海の見えるカフェで今日のランチです。


席に着いてから飲み物が来るまで約1時間!


更に食事が来るまで45分!!


追い打ちをかけるように会計では頼んでないものが含まれている始末!!!
すっかり遅めのランチになりました。

気を取り直してワインランドの一角Franchhoek(フランシュフック)へ向かいましょう。
フランシュフックまではおよそ100km、海岸線とお別れして北上します。
南アフリカのワイン造りの歴史は古く約350年にもなります。20以上もあるワインの生産地の中でもケープタウンの東に位置するワインランドと呼ばれる地域は特に南アフリカワインの中心と言われています。
その中の一つフランシュフックが今回のガーデンルート旅行の最後の宿泊地です。

おしゃれなダッチ式の建物やカフェが軒を連ねるフランシュフックに1時間半かからずに到着しました。


ここに来たらワインを飲まなきゃ始まらない!というわけで、カフェで一息。

色々なワインを少しづつお試しできるのがうれしいセット。

ワインランドの中でもフランシュフックは美味しいレストランが多いと評判です。



3日目の行程
Ⓔアグラス→Ⓕハマナス→Ⓖフランシュフック


Garden Route(ガーデンルート)へGO!~2~Oudtshoorn~MosselBay~CapeAgulhas

2019-04-17 | 旅行
Oudtuhoorn(オーツホーン)のB&Bはまるでお屋敷。とても広い敷地でした。


朝の散歩。大きなお屋敷が続く中、なんとリタイヤメントハウス(退職後を過ごす集合住宅)がありました。静かでよい所なので納得です。ちょっと寒そうだけれど。

今では川の水が少なくあまり橋には見えませんが、昔のつり橋(Historic Suspension Bridge Oudtshoorm)がありました。


この辺りは英語よりアフリカーンス語というオランダ語から派生した言語を母国語とする人が多いようで看板にはまずアフリカーンス語、次に英語という順で書かれていることが多いです。

実は私が今住んでいるクワズールーナタール州以外の南アフリカで広く使われている言葉です。

のどかできれいに整備された住宅街を花を愛でたり鳥の声を聴きながらブラブラしてB&Bに戻ると朝食です。

ちょうど隣のテーブルで若いお母さんの誕生日サプライズの準備をお父さんとスタッフがしていました。その後お母さんが登場するとテーブルいっぱいの風船に驚き、小さな息子からお手紙のプレゼントをもらってとても幸せそうでした。
私たちも幸せな気分になりました♡

さて、オーツホーンと言えばダチョウ(オーストリッチ)。
夕べはオーストリッチづくしの夕食でしたが、今日はオーストリッチファームに行って背中に乗せてもらいます!



この2羽がオーストリッチライド(ダチョウ乗り)ゾーンで待機していました。
ちょっと小さめの子に乗せてもらいます。


なぜか私が先に乗る羽目になり、しかも途中でカメラのデータ容量がいっぱいに。。。
なので必死な夫の姿のみアップします( ´艸`)
人間が乗る時は失礼して目隠しをしてもらいます。これは乗ったら外します、と同時に走り出します!両脇でスタッフの二人がずっと一緒に走ってくれていますので、安心。



本当にあっという間の出来事で、1分そこそこのオーストリッチライドでした(;^_^A
お世話になった後のご挨拶。


夫の表情をお見せできず残念です。

ライドの他にもオーストリッチについていろいろ説明を聞けるツアーもありましたが、私たちはただダチョウに乗りたかったので、あとは勝手に少し見学させていただきました。

幼鳥。

手前の茶色い方がメス。黒い方がオス。

何やら相談でしょうか??

卵もありました。きっとツアーの人はこの上に乗ったりするのだと思います。


オーストリッチを十分楽しんだので、George(ジョージ)まで戻り、そこからMosselBay(モッセルベイ)へ向かいます。

途中、道の両脇に栽培されている作物が何かわからず気になっていました。



すると看板発見!!

謎の作物の正体はホップでした。ホップの実の部分は知っていますが(HANSA beerのマークもホップです)こんな風になっているんですね。

1時間半ほどで次の目的地モッセルベイに到着しました。

モッセルベイは1488年にポルトガル人の探検家が初めて上陸した土地。ムール貝がよく取れることから1601年にオランダ人の航海士によってモッセルベイと名付けられたそうです。


お天気が悪くちょっと寒いくらいでしたが、古い石造りの教会の威厳が増しているように見えました。

St.peter's church(セントピーター教会)


海沿いはさらに風が強く、寒い!!


小高い丘の上にそびえるのは、Cape St Blaize Lighthouse Complex(セントブレイズ灯台)



あまりの寒さに閉口して次の目的地、CapeAgulhas(アグラス岬)へひた走ります。
3時間ちょっと、本当に何もない道をただただ岬を目指して!!!


アグラス岬は南アフリカの最南端。ということはアフリカ大陸の最南端です。
ちょっとガーデンルートからも外れていて、ほとんど陸の孤島のようなところですが、端っこ抑えとして、是非訪れたいところです?!


2日目の行程
Ⓑオーツホーン→🄫ジョージ→Ⓓモッセルベイ→Ⓔアグラス