Bloemfontein&Kimberley(ブルームフォンテーンとキンバリー)へGO！～3～了

前日、キンバリーのあるノーザンケープ州から一気にブルームフォンテーンのあるフリーステイト州へ入り、その東端辺りにあるFouriesburg(フォーリスバーグ）という小さな町のB&Bに泊まりました。

本当はここからわずか36kmのところにあるClarens(クラレンス)という町に泊まりたかったのですが、宿が取れず断念したのです。クラレンスは旧軽井沢の縮小版みたいなところです。とても素敵♡近々リベンジします！！

でも、泊った小さな町もB&Bもとても素敵でした。



ちょうど早春？だったのでお庭の花も咲き始め、柳も芽吹いていてとてもいい感じでした。

私たちの他にはヨハネスブルグからバイクと車に分乗して来たという同年代？の男女8名様。
テラスで南アフリカ式バーベキューBRAAI(ブラーイ)をしていて、私たちもちょっとだけお邪魔させていただきました。いとこ同士の男性とそれぞれの伴侶プラス幼馴染のようなメンバーで、その親密さというか気の置けない仲間という感じがよく伝わってきました。
翌朝は私たちよりも早く出発していかれました。



朝は結構冷えて、私はライトダウンを着るほどでした。

ここから前出のクラレンスを通り、Golden Gate Highlands(ゴールデンゲイトハイランズ)国立公園へ260km弱のドライブです。ここは日帰りできたことのある一番遠くです。その時の記事はこちら
ドラケンスバーグ山脈の北の端に位置する景観のすばらしい所です。



公園内を通り抜けて、我が家のあるクワズルーナタール州へ。380km余りを走ってようやく帰宅。

初めての車での長旅でしたが、とても楽しくいい経験がたくさんできた3日間でした。

Bloemfontein&Kimberley(ブルームフォンテーンとキンバリー)へGO！～2～

ブルームフォンテーンに一泊して、今回の旅の一番の目的であるキンバリーに向かいます。
が、その前に2010年のサッカーワールドカップで日本も戦ったスタジアムを外から見学。



おやっ？近づいてみると。。




思わず写真撮りました(^^ゞ

そしてまたまたま～っすぐな道を170kmほど進みます。



そして到着したのが、キンバリーにあるビッグホール(The Big Hole)。



キンバリーはノーザンケープ州の州都で、ダイアモンドによって生まれ発展した町です。
19世紀後半にはダイアモンド・ラッシュに沸き、多くの人々が一獲千金を夢見てこの地へやってきたそうです。そしてその人たちが掘って掘って掘りまくってできた大きな穴がこのビッグホールというわけ。

日本でもダイヤモンドで有名なデ・ビアス社はここで設立されました。
その創始者であるセシル・ローズは南アフリカのナポレオンと呼ばれたほどの勢いだったようです。

この鉱山博物館(ビッグホール)ももちろんデ・ビアスのものです。



立派な建物には南アフリカで最初に見つかったダイヤモンド「ユーレカ」や世界最大の原石「616」などの展示のほか、当時の採掘機械や町並みまで再現されています。



見学ツアーが始まるまでホールで待っている人たち。現地の人が多い。



これがビッグホール。周囲1.6km、深さ393mという、人の手だけで掘られたものとしては世界最大！！







鉱山の中を再現したアトラクションのようなところも。。





目的を果たして、今夜の宿泊先を目指してまた走ります。
途中、フラミンゴが集まるというカムファーズダム(Camfer's Dam)のそばを通り、肉眼ではフラミンゴの群を確認できました(残念ながら写真には納められませんでした)

この日は410kmほど戻ったFouriesburg(フォーリスバーグ)のB&Bに宿泊しました。

Bloemfontein&Kimberley(ブルームフォンテーンとキンバリー)へGO！～1～

南アフリカ国内旅行。
様々な理由からなかなか実現しませんでしたが、とうとうフリーステイト州と北ケープ州へ。
ブルームフォンテーンはフリーステイト州の州都であり、南アフリカにある3つの首都のうちの司法の首都でもあります。地理的にはちょうど南アフリカの中央です。

南アフリカは道路事情がとてもよく整備されています。
今回の旅行はかなりのロングドライブ。道路以外何もない所をひた走ります。



220kmちょっと走ったところで、昼食。
田舎に突然ちょっとおしゃれな？お店があり白人さんがいるという、『南アフリカあるある』なんですが、本当に不思議に感じます。





そしてさらに車を走らせて、ブルームフォンテーンを目指します。



約430kmほど走るとようやくブルームフォンテーン到着。
1854年に建国されたオレンジ自由国の首都として、オランダ系移民ボーア人の拠点として、発展してきた町だそうです。

中心部へ入る前に元発電所の大きな建物。


ブルームフォンテーン鉄道駅


第四議事堂


ツインタワー教会


これも南アフリカの都市の特徴かと思うけれど、昔の美しい建物を見ることができます。





この日は宿泊したホテルで結婚パーティーが行われていたようで、夕食の料理がなかなか出てこず困りました。それほどお腹が空いていなかったので軽いものをオーダーしていたのに、食べる頃にはペコペコになっていました(;^_^A

Welcome to South Africa!～ダーバン編～

朝日も美しい今日はダーバンの名所、モーゼス・マヒダ・スタジアム(Moses Mabhida Stadium)へ行きます。
2010年のサッカーワルドカップでは日本チームもここでオランダと戦いましたね。



徒歩で登ることもできますが、スカイカーという乗り物で上まで一気に上がれます。



途中、スカイカーの中から下を覗くと。。。



スタジアムのてっぺんから360°のパノラマが楽しめます。



ダーバンシティの方角。
写真、中ほどに見える白い建物の塊はカジノ。



ちょうど裏側には国鉄が走っています。





我が家の方向はちょっと潮に煙ってますね～




ここではバンジージャンプもできるそうです。
日本のテレビ番組でイモトが一度断念して、その後再挑戦したことで覚えのある方がいるかも？
私たちはもちろん誰もバンジーを飛ぶことなく、おとなしく帰ってまいりました。


南アフリカという日本人にはマイナーなしかも遠い場所にわざわざ来てくれて本当にありがとう！！
（ちょっとしたアクシデントもあったりしましたが(;^_^A
『社会人になって一番長い休み』を楽しんでいただけたと思います♡

Welcome to South Africa!～動物編～

はるばる訪ねてくれた友人たちを次にご案内したのは、アフリカらしく動物を見るサファリ（自然保護区などでのゲームドライブやボートサファリ）

事前に下見をした時には2月の暑い日（南半球なので夏）だったにもかかわらず、たくさんの野生動物に会えてとっても感激しました。その時の様子はこちら
ぜひ、友人にも味わってほしいとお連れしましたが、自然相手のことですからどうなることかと心配。

まずは1999年に自然遺産にも登録されたイシマンガリソ（グレーター・セント・ルシア）湿地公園でのボートサファリ。ここはカバがたくさん生息しています。



雨模様でしたが、水の中のカバさんには関係ないかな？



クロコダイルもちらほら。



フィッシュイーグルが水に飛び込んで魚をキャッチ！



ちょっと寒かったもののボートサファリは十分に楽しめました。

この日はヒョウやチーターの保護に力を入れているロッジに宿泊。
ビッグファイブの1つでもあるヒョウに触れるという事でしたが、あいにくこの時はタッチできるヒョウがいないという事で、チーターやその他猫の仲間？について説明を聞きながら観察しました。




翌日はシュシュウェ・ウムフォロジ動物保護区を自分の車で回ります。

なかなか動物がみつからず、ちょっと焦る(-_-;)



実は南アフリカは野鳥の宝庫でもあるのですが、ここはやっぱり大物が見たいです！
午後になってようやくゾウさん発見♡



遠目ながらキリンさんも♡



う～ん、いつも見飽きるほど出てくるインパラたちも姿を見せてくれません。
夕方前にやっとドラマチックな場面に遭遇しました。
車が渋滞していると思ったら。。。



ゾウの群れが横断中。



これは大迫力！
子ゾウを連れているのでちょっとナーバスになっていて、こちらを威嚇してきます。



あぁよかった。友人にも見てもらえてホッとしました。
その直後、今度はサイが横断。



堂々たる大きさ！！



あぁもうこれで今日は十分OKでしょう？！
おまけと言ったら申し訳ないけれど、最後の最後にインパラちゃんもご挨拶に出てきてくれました♡



ゲームドライブ１日目、大満足です。

この日は自然保護区の中に唯一のロッジに宿泊。


写真は翌朝

夕食は南アフリカ名物braai（ブライ＝BBQ)をいただきました。
夜空はそれはそれは綺麗で陳腐な表現ですが、プラネタリウムのような星空でした。



翌朝、ロッジの周りを散歩するとホロホロ鳥がいっぱい！



ロッジは保護区の一番高い所にあるので眺めのいいダイニング。



ゲームドライブ二日目。



まずはイボイノシシから。



そしてシマウマがいっぱい。



鳥が体についた虫を食べてます。



この子はまだ子供のよう。



昨日なかなか出てこなかったインパラもいっぱい。



そしてクードゥのメスかな？



遠くにゾウ。



そしてヌー（ワイルドビースト）の群れ。




だんだん見つけるのも上手になってきて、遠くの動物にも気づけるようになります。
まずまずのできでしょうか？

帰り道では事故渋滞がありましたが、奇跡的に切り抜けて無事我が家に帰還いたしました。