おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Going to find a flower gardenお花畑を探しに~4~了

2019-11-19 | 旅行
ダーリング(Darling)で迎えた朝。朝食前に近所をお散歩。
そんなことができる、静かなのどかな町です。

ダーリング博物館(バター博物館)1978年に女性農業協会によって設立。


ダーリング長老派教会


宿に戻ってかわいいダイニングで美味しい朝ご飯。


今日はケープタウンまで戻って、午後の飛行機で帰ります。

まずは宿の方に教えてもらったダーリング周辺のお花スポットへ。
ワイルドフラワーリザーブ(お花が咲いている私有地を一般に開放しているところ)や、ナーサリー(日本で言ったら植木屋さんかな?)がいくつかあるようでした。

結果的にはここのプライベートリザーブが一番きれいでした♡
Waylands Wildflower Reserve


ここが一番私のイメージするワイルドフラワーのお花畑に近い感じがしました。



淡い青紫がとてもすてき!!



お花畑ツアーとしてはここで終わりです。
最後にケープタウンに戻る途中にワイナリーに寄ることにしました。

ケープタウンから30km、ダーリングからケープタウンに向かっていくと、Durbanville(ワイナリーがある地域)より手前にあるMeerendal Wine Estate。(今回の旅でもグーグルマップにはずいぶんと助けていただきました)


ブドウ畑


まずはちょっと早めのランチタイム

お天気がよくて気持ちがいい!




その後、ゆっくりワインセラーへ行って、飲める人はテイスティング。
そうでない人は見るだけ~

施設は結構新しそうでした。



お花畑を探しに出かけた今回の旅行。
今まで足を踏み入れたことのない地域に来ることができて楽しかったです。
風景も少しずつ違い、また大西洋の美しい海も印象的でした。
写真で見ていたのとはちょっと違いましたが、ワイルドフラワーの咲く様子もたくさん見れ、花と一緒に色々な動物たちも写真に収めることができました。
特徴のある田舎のB&Bもそれぞれ面白くてよかったです。






Going to find a flower gardenお花畑を探しに~3~

2019-11-19 | 旅行
クランウィリアム(Clanwilliam)はルイボスティの生産地として有名です。
最近日本でもよく飲まれるようになったルイボスティは南アフリカ、ノーザンケープ州のこの周辺でしか育たないフィンボスの一種です。
元々は先住民のサン族の人々が薬草として使っていたルイボスティ。そこから家内工業的な小さな作業所になり、さらに1948年にはルイボスティ生産販売のための組合が作られ、1993年には完全に民営化されたルイボス会社が設立されました。その会社、工場があるのがクランウィリアムなのです。

今回は時間の関係で工場見学はできませんでしたが、出発前にクランウィリアムの郊外にある工場まで行ってみました。

世界に流通しているほとんどのルイボスティがここで処理されていると思うのですが、さほど大きくもなく。
刈り取り時期が違うせいもあり、ルイボスの香りがするわけでもなく。。。(;^_^A

町に戻ってハウスオブルイボス(House of Rooibos)へ。ここはルイボスティはもちろんルイボスを使った様々な商品も販売しています。



ルイボスティもいろいろなフレーバーティがあり、また私の気に入っているハニーブッシュティもあります。
その他化粧品やせっけんなどにも使われています。


試飲もできるようになっていて、10種類くらいのフレーバーを試すことができました。

でも私はプレーンなルイボスティとハニーブッシュティが一番好きです。

クランウィリアムは小さくてきれいな町でした。


今日はお昼までに180㎞以上走ってウェストコースト国立公園(Wesrt Coast National Park)まで行くという行程です。

しばらくは西方向へ海へ向かって進みます。道路脇には花が。

ま~すぐな道が続きます。。


途中、耕作地なのか、特に何もしていない土地なのかよくわかりませんが、そういう所にも花が咲いていて綺麗です。


海沿いの道に出ても、堤防があって海が見える部分は意外と少なかったです。さらに何か所も工事をしている区間があり交互通行を余儀なくされて、かなりのタイムロスになりました。
ここの国の交互通行の信号は(すべてではないかもしれませんが)片側の赤信号が10分とか15分とかの間隔だったりします?!信号が変わったばかりだと本当に待ち時間が長いです。。。

なんとかランチタイムに到着したウェストコースト国立公園(Wesrt Coast National Park)内にあるレストラン。ここでまたかなり時間を取られ、待望のお花畑スポットに行くのは2時をすっかり回ってからでした。

そのお花畑スポットとはポストバーグフラワーリザーブ(Postberg Flower Reserve)です。

ウェストコースト国立公園の中にありながら、花のシーズンにのみ立ち入りができるスペシャルな場所で、ラグーンのような地形の陸地と並行してできた細長い岬の更に突端に近い部分です。

ちなみに一番突端にあたる部分は私有地なのだそうです。

海の色もとてもきれい!

同じような写真が続きますが、感動でたくさん撮影して。。これでも選んだ数枚です。

海鳥とのコラボレーション。



黄色以外の花も。




空の青とのコントラストも。



ラグーンの眺めもすばらしい。




シマウマと花。


オーストリッチ(ダチョウ)ファイミリーと。

オーストリッチの子どもたちは狙われないように保護色。


海と緑と花と動物を堪能し、ウェストコースト国立公園、大満足でした!!

50kmちょっとかけで今日の宿のあるダーリング(Darling)へ向かう途中、これは家畜なのかなぁ??またもやオーストリッチと遭遇。今度は紫色のお花バックで。


今日の宿に到着。

ヴィクトリアン・カントリーをイメージしたちょっと古めかしくてとても可愛らしいインテリアにこだわったB&Bでした。

お庭もすてき♡



秘密の花園?

いえ、プールでした(^^)


バスルームは♡


この湯たんぽ、実際に使いました!


今日も長距離お疲れ様でした。「お花畑」と言えるような風景にも出会えて、ほっ。


とうとう明日は最終日です。

Going to find a flower gardenお花畑を探しに~2~

2019-11-14 | 旅行
出かける前からの情報で、お花畑で有名なナマクワランド(Namaqualande)の花の時期は終わっていると聞いていました。
前日宿泊した宿のオーナーにも遅すぎる!と言われましたし。
でも、初めて足を踏み入れたノーザンケープ州、少しでも遠くまで(笑)、お花畑で有名なナマクワランド(Namaqualande)までぜひとも行ってみたかったのでした。

宿から約1時間、70kmでナマクワ国立公園(Namaqua National Park)に到着です。


景色が今までドライブしたことのある地域とまた違い、とても新鮮です。
と、何かいました。

スプリングボック(springbok)でした。

そう、今回日本で開催されたラグビーワールドカップの覇者、南アフリカチームのニックネーム。
こんなにかわいい子なんです。

看板を頼りに未舗装路を進むと公園事務所があり、ここで入園料を支払います(建物を撮っていませんが)。

なぜかゲートは各自手動。

何度もありがとうございました。

ポコポコと蟻塚が盛り上がるだけで何もない。。。

よーく見ると確かに花の名残がありました(-_-;)

後から分かったのですが、昼間暖かくなってからの方が花が開いて綺麗に見えるようです。この時まだ9時前。ちょっと早かったのかも。
とはいえ、長距離を移動しなければならなかったので致し方ありません。

小高い岩の上は見晴らしが効いてとても気持ちがよかったです。結構寒かったですが。


お顔を上げてもらえませんでしたが、オリックスもいました。


羊たちはたぶん、家畜だと思うのですが。



ここが折り返し地点なので、来た道を戻ります。
道端にはデージーが咲いています。

バオバブの木も!


また200kmちょっとひたすら走ります。同じような風景が続きますが、途中少し花が咲いていたり、すごい岩山があったりで意外と飽きません。
Vanrhynsdorpという町でランチタイムです。南アフリカ国内を旅行しているといつも感じるのですが、私たちが住む東のインド洋沿いでは、アフリカーンス語はほとんど使われているのを聞いたことがない(わからないだけかもしれませんが)ですが、他の地域ではアフリカーンス語がメインになるところが多いようです。このノーザンケープ州でもしかり。もう地名さえ発音できません。

何もない荒野みたいなところを走ってきたのに突然素敵なレストラン。結婚式もできるみたいでした。

お料理も美味しかったし、おしゃれ。
スプリングボックのステーキ、イチジクのシロップ煮とブルーチーズ添え

こちらはなんだか忘れてしまいました(>_<)


ここまで南北を移動してきましたが、ここで少し横道に逸れて東に向かいます。
事前情報を頼りにハンタムナショナルボタニカルガーデンへ。
ずっとほぼ平らだった土地が急に隆起した岩山の上の方へと進んでいき登り切ったところがまた平らな土地になっています。


1時間ほどでボタニカルガーデンに到着。

でも、誰もいません。。。。お花もありません。。。。
私たちと同じように「来てみたけれど何もないね~」という感じの旅行客が数組。。残念でした。

このボタニカルガーデンはNieuwoudtvilleという小さな町にあるのですが、町全体が季節になると花が咲くようでした。
少しだけその名残花?が見られました。


花がなくても素晴らしい景色です。


140km、1時間半ほど走って、昨日ランチをしたクランウィリアム(Clanwilliam)に戻ってきました。今日はここに泊まります。

緑がいっぱいの素敵なお庭を囲むように建物があるB&B。
レセプションには歓迎のボードがありました♡


お部屋の前のベンチに座って、お疲れ様の乾杯。



今日もたくさん走りました~

夜はB&Bのオーナーお勧めの素敵なレストランへ。素敵だったのに写真がない。。残念。
みんな楽しく酔っ払った夜でした。

翌日の朝ご飯も、オーナー手作りのジャムなどたっぷり。美味しくいただきました。

Going to find a flower gardenお花畑を探しに~1~

2019-11-08 | 旅行
南アフリカの西岸沿いに広がる乾燥地帯が春のほんの一瞬だけ天然のお花畑になる地域があります。
ケープタウンから北上してお隣の国ナミビアの国境近くまでのあたり。最近では日本のテレビなどでよく紹介されているようです。
どうも日本人は花が好きな人種のようで(私もどっぷりその遺伝子を持つ生粋の日本人です)他国の方々から見ると異常なほど花を見たがるようです(^^)

南アフリカに住んでいるとはいえ、夫は仕事があるので花の時期に合わせて出かけるのはとても難しいことです。
さらに、ここ数年に渡って雨量が少なく渇水問題がある地域なので、以前のようにお花のじゅうたん!とはいかない年も多いとか。
とにもかくにも、まだ行ったことのない地域ですし、ロングドライブで景色を楽しむのは大好きなので連休を利用して行ってみました。

ケープタウンまで飛行機で飛び、空港でレンタカーを借りてひたすら北上します。
お天気も心配でしたが、レンタカーの駐車場で幸先の良い虹を見てテンションアップ♡


まずは約240km離れたクランウィリアム(Clanwilliam)を目指します。
ケープタウン周辺は多少渋滞していたものの、あとは懸念していた道路工事などもなくスイスイ。
予定通りお昼にはクランウィリアム(Clanwilliam)に到着。


農場が経営しているのかな?とても素朴で可愛らしいレストランでランチを。
この辺りはミカンの産地でもあるようで、お庭にもミカンの木。ちょうど花が咲いていて、とってもいい香りがしていました。

ここクランウィリアム(Clanwilliam)はかのルイボスティーの里として知られています。
ルイボスティーは最近日本でも健康茶として人気がありますね。
旅の後半にはクランウィリアム(Clanwilliam)に戻って宿泊する予定ですので、その時にルイボスティーのお話も。

そんな土地柄のレストラン、メニューにルイボスティーのバリエーションが豊富でした。
中でも初めて見た「レッドエスプレッソ(red espesso)」。ルイボスとは赤いという意味なのでルイボスティーのすごく濃いもの?せっかくなので試してみました。ちなみに「レッドカプチーノ」はルイボスティーのカプチーノで、近所のカフェにもあるメニューです。

手前のコーヒーのような色なのが「レッドエスプレッソ(red espesso)」右の大きなカップは普通のカプチーノです。
「レッドエスプレッソ(red espesso)」の感想は。。。普通の方が好きでした(;^_^A

定番のバーガー

サラダの野菜はシャキシャキ、パテはジューシー、バンズは外カリ中ふわでとっても美味しかったです♡

この日はほとんど移動のみ。ランチの後、約230kmさらにナミビアまで続く道を北上しその途中の小さな町ガリエス(Garies)が本日の宿。
本当にびっくりするくらいの小さな町でこの宿の前の道がここの目抜き通り。しかも数百メートルの短い道路です。


宿の表側は1階はレストランがあり、上の階には小さな客室がいくつかあるようでした。
そして裏へ回るといくつかのコテージがあります。

右側のドアが開いている所が私たちの泊まったラベンダーという名前のコテージ。
今回は2夫婦4人だったので2ベッドルームとキッチン、ダイニング、ラウンジがあるこちらのコテージにしました。

宿に夕食を頼んでおいたら、レストランに食べに行くのではなく、私たちのコテージに給仕する女性が来てダイニングにセッティングしてくれました。これは初めての経験です。

ボリュームもたっぷり、ちゃんとサラダもあり、途中で調達したワインと共にゆっくり楽しい食事ができました。


翌日の朝は早く出発するので朝食をパックにしてくれるようお願いすると、それも夜のうちに持ってきてくれて冷蔵庫にしまっておくように言われました。

お部屋の写真を撮っていなかったのですが、レトロな感じでとても面白かったです。
コテージの外、エントランス部分もこんな風にデコレーションされていました。


概ね快適だったのですが、翌朝断水になっていてビックリ!節水のため夜中は水が止まるのか、6時には普通に水が出るようになりました。
早朝に出発するため、早起きしていたので、びっくりしてひと騒ぎでした。

ちょっと小さな町過ぎて、どんなところなのかわからず心配をしていましたが、断水を含めとても珍しい体験ができてよかったです。