おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Pietermaritzburg&UnderburgへGO!~1~

2017-03-01 | 旅行


心配していたけれどいい天気!
今日はこちらに来て初めての泊りがけの旅行です。

ちょうど結婚記念日が週末に重なったこともあって、ちょっとあこがれていたManor house(マナーハウス:元は中世ヨーロッパの荘園主の邸宅。現在はカントリーハウスと同様の場合が多い。)に泊まりに行くことに。

以前出かけたレソトの中継地でもあるPietermaritzburg(PMGピーターマリッツバーグ)にも立ち寄りました。
車で1時間ちょっとの距離です。



とても目立つ立派な時計塔がある市庁舎。
オランダ系の入植者やイギリス人、そしてズールー族と時代によって様々に統治された歴史を持つ町で、イギリス統治下で建てられたヴィクトリア様式やエドワード様式の建物が残っています。






またこの地は、ネルソン・マンデラ元大統領が逮捕され、その後27年間にわたって投獄されたそのスタートの地でもあります。
郊外にはまさに逮捕されたとされる場所にモニュメントが建っています。

さらにマハトマ・ガンジーが生涯忘れられない人種差別の経験の一つとして後日語った事件もここPMBで起きています。



ガンジーが若いころ、イギリスで法律を学び当時イギリス領だった南アフリカで弁護士として働いていた時の事。
列車で移動するのに一等席の切符を買い座っていると車掌に席を白人に譲り三等席に移れと命令されたそうです。
ガンジーはそれに対し断固拒否すると荷物ともどもその列車から降ろされてしまったのです。
その駅がピーターマリッツバーグ駅だったといいます。

地方の都市に初めて降り立つことができ、貴重な経験ができました。


さぁ、PMBを後にしてUnderbergを目指します。
道路も高速から一般道へ、レソトへ行った時とはちょっとだけ違うルートを通ってみることに。



道路の両側には牧草地が広がり牛が放たれています。
柵がないところがほとんどなので、道路を牛が横断中なんてしょっちゅう。
たまにヤギも、それに人間も。。。!
運転手(夫)は気を抜けないところですね。



この辺りの家はレソトの家に似た形の円形の三角屋根と四角い家が混在しています。一つの家に両方が並んで建っているところも多いです。
お天気が良かったからかカラフルな洗濯物がたなびいて、とてものどかな風景でした。




いくつもの集落を越えてようやく目的地の近くに。

「UNDERBERG CHEESERY」と書かれた看板を発見し横道へ入っていくと。。。



まるでイングリッシュガーデンのようなエントランスの奥にこんなかわいいチーズ工房がありました。



かわいいお店で今日のワインのお供を買いました。


もう間もなく目的のマナーハウスに到着ですが、長くなったのでこの続きはまた。。