熟年夫婦のケチケチ旅日記

後期高齢者の仲間入り。これからも日々何か楽しいことや、感動することを見つけて、前進していきたいです。

地歌筝曲演奏会(紫香会)

2008-02-18 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
昨日2月17日大坂日本橋にある国立文楽劇場小ホールで、紫香会の演奏会がありました。
私もまだまだ未熟ですが、さくら21(水野利彦編曲)を演奏しました。
出演が決まったのは、1年も前、1年間練習すればなんとか弾けるようになるかしらと、お稽古に励んで来ましたが、さて本番!緊張は最高点に達し、曲を聴くどころか、弾く事で精一杯、後から考えると、もっと楽しんで弾きたかったと、反省仕切りです。
多くの方に聞いて頂き、嬉しいような、恥ずかしいような。こんな私にも、立派なお花をとどけてくださったり、又一時雪が舞う寒い中、お友達も駆けつけてくださりと感謝で一杯です。有り難うございました。

写真(アップに耐えられませんのでピンボケが丁度良い?)はさくら21を弾いたメンバーです。
お琴は合奏曲(たまにソロもありますが)がほとんどです。
お琴もパートが別れていて、さくら21はⅠ・Ⅱパートと17弦琴(普通お琴は13弦ですが、17弦琴は、糸も太く低音の響きが良く、曲全体に深み、広がりを持たせます)のⅢパートで成り立っています。
写真向って左4人がⅠ琴(Ⅰパート・メロディー部分)、次3人がⅡ琴(伴奏部分)、右端一人が17弦琴を弾きます。
勿論Ⅰ琴Ⅱ琴17弦琴は、違うメロディーを弾くわけで、このⅢパートが、一度に弾くことで、さくら21が、出来上がるのです。
ですから、一人一人が完璧でかつ、心が一つにならないと駄目なわけで、お稽古も終盤には全員揃ってのお稽古になります。私はⅡパートを弾きました。

さくら21はⅢパート人の演奏ですが、他の曲は、お琴Ⅱパート、三味線、尺八の曲や、お琴、三味線、胡弓の曲など、さまざまで、昔から伝わっている古曲00檢校作の曲から、新曲と言われるリズミカルな曲と幅も広く、極めるにはなかなか年月がかかりそうです。

私は娘時代に少しお稽古していたので、老後の楽しみの一つにと又始めたのですが、一曲弾くのが精一杯、これが、最初で最後になりそうですが、これからは楽しんで好きな曲をゆっくりと習って行こうと思っています。