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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

東電は低濃度汚染水だとして10 万トンを超えるトリチウム汚染水を海に流そうとしているが・・・

2014-01-12 22:56:56 | 日記

・・・下記のような説もあります・・・    

   トリチウム(三重水素)は危険
★東電は低濃度汚染水だとして10 万トンを超えるトリチウム汚染水を海に流そうとしているが・・

▼ トリチウムを除去できない「浄化水」を放出するな!

水蒸気も怖い!

トリチウムは三重水素ですが、たいていは水として存在します。

このトリチウムは、宇宙線と大気中の窒素・酸素の反応で生成し、降雨中の濃度は0.1~0.2ベクレル/リットルであったが、水爆実験が競って行われた時期には降雨中の濃度が100ベクレル/リットルとなり、現在では1~3ベクレル/リットルになっています。

またトリチウムは非常に低いエネルギーのベータ線を放出し、水中で届く範囲が0.01ミリでしかありません。

だからほぼ無害だとして、基準が非常に緩いので、世界中の原発から放出され続けています。

 ろくに検査されず、検出されても「基準以下」と報道されることがほとんど。

 処理して取り除くことができないため、問題にしても仕方ないという雰囲気なのです。

 原発推進を掲げた新聞では、トリチウムの危険性が取り上げられることはありません。

 反原発派もあまり問題にしていません。

    水として体内に取り込まれたトリチウムは水や水素原子を含む高分子物質として体の構成要素になります。 

トリチウムが細胞に取り込まれ、 さらに細胞の核の中に入るとDNA までの距離が近くなるので、 ここからは、放射性セシウムや放射性ストロンチウムと同じようにDNA を攻撃するようになります。

さらに遺伝子の構成元素の水素とトリチウム(三重水素)が入れ替わることができます。 そこでやがて放射線を出してトリチウムがヘリウムになったとき、遺伝子DNA そのものが壊れるのです

 そのため、ガン発生確率が高くなるのです。

 水道水にトリチウムが含まれるようになると、白血病や脳腫瘍が多発します。

  トリチウムは、水素と化学的性質がほぼ同じですが、まったく同じではなくて、脳の脂肪組織に蓄積しやすいことが判明しています。

  だから、トリチウムがつくるガンでは、脳腫瘍がもっとも多いようです。」

 
 そのことを裏付けるような訴訟がアメリカで起きています。

シカゴ郊外で100 人以上の 赤ちゃんや子どもがガンにかかったのは、事故を起こした原発から放射能が出たことが原因ではありません。

正常に運転されている原発から出ているトリチウムが、飲み水を汚染し、放射能の影響を受けやすい赤ちゃんや子どもにガンを発生させたとして、訴訟が起きているのです。

 『追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準』(NHK、2011年12月28日放送)では「放射能の国際基準はいい加減に作られている」という当事者の証言と、 シカゴ郊外で子どもにガンが多発している事実を放送しました。

福島県民が危ない

爆発した福島原発は、炉の下に落ちた核燃料を水を入れて冷やしているので、トリチウムの大量生成装置になっています。

トリチウムの検査データを調べると、2011年9月に2号機のサブドレンの水から2,400ベクレル/リットル検出されていました。

取水口内の海水では、2011年9月に470ベクレル/ リットル、2011年10月に920ベクレル/リットルのトリチウムが検出されていましたが、 これは、海水で薄まった値と考えられます。

 これ以外のデータが見つからないので、トリチウムの検査結果はまだすべて隠されたままです

原発の汚染水を浄化しても、トリチウムだけはまったく除去することができません。

それは最初からわかっていたので、問題にならないようにトリチウムの基準を緩くして、 水蒸気として大気中に放出したり、海に流してきたのです。

 今でもトリチウムは、毎日、原発から水蒸気として放出され続けています。

 それに加えて、「いつまでもタンクを増設することはできないでしょう」と言って、 東電は近いうちに10 万トンを超えるトリチウム汚染水を海に流そうとしています。

 これを止めないと、福島県と周辺の県民に被害者が出ます。

トリチウム汚染水は、海水より軽いので、海面から蒸発し、それが雨になって陸にも落ちてくるからです。

 すでにトリチウム汚染は広がっていると考えられますが、それがさらに広範囲になるので、原発の浄化水の放出を止めるように世論を形成していく必要があるのです。

 トリチウムによる被害が出ないようにするには、タンクを造り続けるしかありません

トリチウムの半減期は12.3 年なので、120年ほど貯蔵すれば、トリチウムは1000 分の1になって汚染水を放出できるようになります。

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◆京都大学の小出氏の証言

◆京都大学の小出氏の証言
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=9HRtIBIuDVs

 (特に生物学的毒性)が比較的小さい事を指摘しておられるようですが、トリチウム(三重水素)は一種のβ線核種で、一般のγ線測定器では測れない点、更には、生物学的毒性としても、トリチウムが水や水蒸気の形で人体に入ると99%吸収されます。皮膚からも吸収され、しかも摂取量の2%はDNAに取り込まれます

 そして「動物実験で特に造血組織を中心に障害(白血病等)が生じることが明らかにされ、人が長期間摂取した重大事故も発生している」という人体の影響は極めて大きいとの報告されるくらいですから、(γ線核種に比して)死角的側面を加味すると、セシウムよりもはるかに怖い核種だと個人的には感じています。

 特に、F1事故後、東日本を中心に日本全国で相次いだ「魚の大量死」に関しては飲料水などとして大量に(体重に対して数十%以上)摂取すると生体内反応に失調をきたし、30%を越えると死に至る。重水中では魚類はすべて死に、植物は発芽しない。

 個人的にはトリチウム汚染が原因だと睨んでいます。特に水との区別が難しいだけに、水質調査の結果「原因不明」の場合、大抵はトリチウム汚染が原因ですので。 また、身体の皮膚からも容易に浸透する事は前述した通りです。

 人体の約60兆もの細胞内の60%~70%は水であってトリチウム水(広義の重水)が30%を占めれば即死すると言う事です。だから、特に海水浴に関し、再三、必死で警告したわけですよ。また、東日本の広域の水道水にも、一定割合、混入している可能性が極めて濃厚です。

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DNAを傷つける放射線や放射性元素に置換後の崩壊で一番影響が出やすいのは・・・受精卵が盛んに分裂する時から胎児として成長する時期です。

わずかなズレでもその後の大きな異常に繋がりやすい時期だから・・・

それを考えると私も水・水蒸気循環で飲料水や多くの食品にまで入って来てしまう三重水素=トリチウム汚染の危険性は有りそうに思えます。 

ただし、大規模で丁寧な動物実験(トリチウムの濃度別など)をしないと癌や赤ちゃんの遺伝子異常等の発生確率までは解らないでしょう。

しかし、それには多額の研究予算が必要でしょう。 それを得られる国や原発ムラに属する研究者はやろうとしてこなかったし、これからもやろうとしないでしょう。

ですが、それをやらないと・・・たとえ広範囲に被害が出ても原因が三重水素だとはなかなか判らないので気付かないし、疑っても特定できない・・・という恐れがあります。