世間知ラズノ孤独

享楽日記。

4月に読んだ本

2009-05-06 | 
小野不由美 『屍鬼』
S・キング 『呪われた町』
畠中恵 『しゃばけ』
     『ぬしさまへ』
     『ねこのばば』

『屍鬼』残りは一気に読みました。中盤から終盤にかけては、面白くて止められなくて息もつかせぬ、という感じだったけれど、読み終わって見ると、肩すかしというか拍子抜けというか、なんかガッカリ感だけが残った。
実は小野作品は、前に別の作品でもまったく同じ思いをさせられたんですよね。よっぽど相性が悪いんですかね。
怒涛の医学用語の羅列も、どんな効果をねらっていたのかわかりませんでした。
そして、次はこれ読んどかなきゃでしょ、というわけで『呪われた町』ですが、良くも悪くもアメリカ的ですよね。
キリスト教と仏教というか教会とお寺って、根本的に信仰のあり方みたいなものが違うんだなと思いました。
よくよく考えてみれば、吸血鬼もゾンビも日本にいても不思議ではないものだけど、生まれ(?)があちらなだけに、どうしても「洋モノ」という感じですよね。フランケンシュタイン(の怪物)は完全に「洋モノ」ですしね。
そんな中、「和もの」の妖(あやかし)たちが大活躍するのが『しゃばけ』シリーズ。
別にねらったわけではなく、たまたま手にして並行して読み始めたのですが、面白い!!
若だんなもいいけど、妖たちが可愛い!特に手代ズ!!特に犬神!!うちにも来てほしい。
和洋の妖怪たちについて調べたら面白そうだ。今度探してみよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。