世間知ラズノ孤独

享楽日記。

美しきこと

2012-10-20 | 舞台

雨から一夜明けて、東京は一気に秋が深まった感じですな。
姿は見えないのにキンモクセイが強く匂ったり、なんでこんなところに、というような場所に彼岸花が咲いていたり。
秋麗というのは今日みたいな日をいうのかな。
同じ過ごしやすい季節でも、春より秋の物寂しさのほうが好みなのは、自分が秋生まれだからですかね。

ところで数日前になりますが、丸谷才一氏が亡くなりましたね。
小説はあまり読んだことないんだけど、書評や評論やエッセイはすごく好きで、よく読んでたなあ。
美しい日本語を知っている人がまたひとりいなくなってしまった。
あるところで必要に迫られて、ついったのアカウントは持ってるんですけど、どんなものでもそこに表れるのは本人の知性と品格である、というある人の言葉を肝に銘じているので、自分でつぶやく気にはなれないんですよね。
まあそのわりにはこんなブログでほんとごめんなさいという感じですが。

そして二つのライブビューイングに行きました。
  ミュージカル『テニスの王子様』 青学vs立海
  ミュージカル『テニスの王子様』コンサート SEIGAKU Farewell Party

立海戦、懐かしかったなあ。もう6年かー。
今思えば、あそこで人生の方向の角度が少し変わったんですよね(笑)
そして今だから言えますけど、当時あるところでキャストたちと同じ乗り物に乗りあわせるという、奇跡のような出来事がありました。
席のまわりはキャストたちに囲まれていて、そこではめくるめくリアルバックステージが繰り広げられておったわけですな(笑)
おまえたち本当に仲良しなんだなーってその時思った、それもまた懐かしい思い出です。
そういえば小笠原くんの声が笑っちゃうくらい兼崎くんの声と似ててびっくりしたわー。
そういえば、弦一郎という名前はやはり源次郎信繁からきてるんでしょうね。
どうでもいいけどこのみセンセイのネーミングのセンスってさ・・・いやまあそこにはつっこむまい。( ̄▽ ̄)
そしてまた新たな旅立ち。
人を成長させるのは、やっぱり人なんだなあと改めて思ったのでした。


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