世間知ラズノ孤独

享楽日記。

3月・4月に読んだ本

2010-05-02 | 
村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
道尾秀介 『向日葵の咲かない夏』

『世界の』は十年以上ぶりに読み返した。
当時の同僚が、よしもとばななと宮本輝と村上春樹を大量に貸してくれたことがあって一気読みしたのですが、ばななは全く合わず、宮本はおおむね合い、春樹はこれだけが面白かった。とずっと思ってたんだけど内容は全く覚えていなかった・・・
しかしやはり、各章は面白いと思うんだけど、全体としてひとつの物語になると、どうも結末がぼんやりした印象になってしまう。ううーん。
道尾作品はいつか読みたいと思っていて、ちょうど機会があったので、そういえばこれが最近話題になっていたのを思い出したので読んでみた。
・・・・私には合いませんでした。文章にもストーリーにも端正さがない。
このトリックというかレトリックがフェアかアンフェアかと言われればアンフェアだと思うけれど、それは嫌いじゃないです。しかしそれを納得させようとするならなおさら端正でないと。まああくまで私基準ですけど。
謎解きというか結末も、意外性がなく肩すかし的だった。残念。

そして相変わらず数独ばっかりやっている。
しかしこのままラスボス完全放棄というのも業腹なので、ちょこちょこレベルアップ中。
いつか絶対終わらせてやる。いつか・・・!!(><)