世間知ラズノ孤独

享楽日記。

『香水 ある人殺しの物語』 パトリック・ジュースキント

2007-04-01 | 
映画が気になったので、ちょっと読んでみようと思ったのだった。
「匂い」を追い求める男の、キテレツな生涯の物語だが、主役はひょっとすると「匂い」のほうかもしれない。
センセーショナルなシーンだけが話題になっていたが、目に見えないものだからこそ本のほうがイマジネーションを刺激される。
淡々として簡潔な訳も読みやすかった。まあ、時々??と思うところもありましたが。
映画はどうしようかなー。