ヤル気ねぇ・・・。

前回の後日談です。

先生に

「ぶちゃけ、この先俺とエッチする気あります？」
「拒否され続けると、自分の思いも拒否されてる気がして悲しいです」

とまあ、こんなことを言ってみました。そうしたところ、

「そういうわけじゃないけど、今は波があってそういう気分じゃない」

ああ、前回と同じ答えですか・・・。
そこで、僕が前回書いた勝手な推測をぶつけてみる。

「先生、俺がこれ以上精神的に踏み込むの拒否してませんか？」

といったら

「それはないな～。」

軽く笑い飛ばされてしまった・・・。いなされたというか。
なんか、僕がいくらがんばってもこの人には勝てないなあ・・・。
経験・スキル・思考力・行動力・精神的強さとか。
「勝つ」「負ける」ってのも変な言い方だけど、全般で負けてる気がする。

よくわからなくなって憮然としていたら、
とりあえずエッチしてくれた・・・。ヤル気は相変わらず無かったけど。

僕の気持ちを酌んで応じてくれた先生の気持ちは嬉しかったけど、
改めてわかった。片方がヤル気の無いエッチって虚しいな、と。
肉体的な気持ちよさはもちろんあるけど、肝心なものが抜けてる。
塩を忘れた料理とでも言いましょうか・・・。

って事はあとは先生がその気になるのを気長に待つしか無いんですかね。
まあ、それもしょうがないか。
やっぱ先生の事、好きだし。

自分も初めは先生と一緒に入れるだけで満足してたのがいつの間にやら
求めるものが多くなっていた部分はあるし。

欲深いもんです。人間って。

セックスレス、なのか？

一難さってまた一難。
前からちょくちょく書いていた問題が深刻になってきた。

セックスレス。

前は、先生が忙しいからかなー。と思っていたし
先生自身も忙しくなくなったらね、なんていっておりましたが
仕事が一段落しても全くその気配なし。こっちから、誘ってみても

「ヤダ」だの「寝るよ」だの。

どうもおかしいと思って問い詰めてみると、

「俺、付き合って3ヶ月もするとHいらなくなっちゃうんだよね・・・。」

じゃ、どうやって溜まったもの処理してんの？と聞くと

「あんまり出さないな・・・。たまにオ○ニー？」

誰かとやってんの？の質問には

「それはない」

と即答だったので、まあ、信じましょう。

「一緒に寝て抱き合ってるだけでいい。」

えー。なにそれ。なんですか、その純情系発言。キャラじゃないです！
って事は結局、先生にとってHと恋愛って一直線上に無いの？って聞いたら

「そう」

うーん。先生の場合ありそうだけど、僕には理解しがたい・・・。
僕にとってHは欲望の解消ってのももちろんあるけど、愛情表現の
一つで、言葉に表しきれない思いを相手に伝えるもの、って認識なんだけど。
なんか僕に問題ある？って聞いてみたら

「いや、そういうわけじゃないよ。今まで付き合ってきた人たちとも3ヶ月くらいでセックスレス状態になったし。君の事は好きだよ。」

だって。先生の元彼たちはそれをどう思っていたのか気になったけど、彼らのほうも3ヶ月ぐらいで求めてこなくなった、との事。
ホントかよ～！？

とりあえず、ココまでが今まで先生と話をしていてわかったこと。

でも、先生のスタンスが頭でわかっても、ことごとくHを拒否し続けられるのはさすがにしんどい。

実際問題として、やっぱり浮気とか心配になるし(これは先に書いたように一回否定してるからもうこれ以上は問い詰めることはしないけど)愛情表現としてHをとららえている僕にとって、自分の愛情を拒絶された気分になる。
さらに、それじゃ寂しいということは先生にはハッキリ言っているにもかかわらず、たまには相手をする、あるいは僕が納得するまで丁寧に「ヤラない訳」を説明する、ということもない。僕の事を「好き」とは言ってくれているけど、本当に好きならその相手が悲しがってることを放置するかな、とも思う。そうなるとホントに僕の事を好きでいてくれるんだろうか、と不安になる。

昨日は、ついに悲しくなって先生のとなりで少し泣いてしまった。我ながらウザイ奴だなと思って自己嫌悪でさらに落ち込んだ。先生は
「キミは悪くないよ。俺が悪いんだから。」
といってくれたけど、結局Hはなし。
悲しいやら、ムラムラするやらで寝静まった先生の隣で一人で済ましてしまった。
こんなにやるせないオ○ニー初めてだった。

そのあと、ボーっと考え事していたらなんとなく、先生がHをしなくなる理由はもっと他にあるんじゃないかと思うようになってきた。

単純にHが面倒になるだけだったら相手から求めることは無くてもこちらの要求にたまには応じてくれたっていいだろうし、あそこまで頑なに拒否するのもなんだか不自然な感じがする。

さらに3ヶ月、という期間。3ヶ月も一緒にいれば相手の表面的な人となりはわかって、さらに内面に踏み込んでいく時期なんじゃないかと思う。
その時期に至って相手とのもっとも密接なスキンシップであるHの拒否。

で、当初から先生はそのフレンドリーというかおおらかな雰囲気とは裏腹に、自分は心のガードが固いし、他の人に踏み込まれたくないということを折に触れて話していた。

こういったことを総合して考えると、先生のH拒否は、僕が、というか他人全般が自分の中に踏み込んでくるのを嫌がる気持ちの裏返しなんじゃないかな・・・なんて思った。

・・・って、僕のとんでもない思い込みかなあ。僕は恋愛経験も人生経験も少ないし。
よくわかんないよ。なんだかんだで、ただ飽きられたんだったら悲しいなあ。

とにかくこのまんまじゃちょっと気まずいし、ホントにHをしないならしないで、自分の中で納得したい。

一度、セックスについてちゃんと話し合ってみます。

幸い普段は仲良くやっているので今のうちに何とかしたいです。

それから。

昨日から悶々とした気持ちを抱えたまま朝を迎えた。
夜はあまり眠れなかった。

当直を終えた先生からメールが来て、一緒に昼飯を食べに行って
そのままゲーセンに遊びに行ってさらにドライブへ。

久々にゆっくり先生と遊ぶことが出来たけど、頭の中半分は

今、自分が先生に伝えたいことは何なのか、
それを、どう伝えたらいいのか、

ってことをずっと考えていた。
ドライブの最中、ふとした話題から先生が「即ヤリ上等！」
のようなコトを話して、やっぱり僕はそこが一番引っかかった。
その場でそれをきっかけに自分の考えを伝えられれば良かったのだけど、
考えが整理できずにただ「うーん・・・」と渋い顔をすることしか出来なかった。

用事があった僕はそこでいったん先生と別れて夜に再び会う事に。
もう、いろいろ考え過ぎて精神的に消耗してしまって、
とにかく、どんな結果になろうと夜には何かしら伝えるしかないな、
なんてぼんやり思った。そうしないと自分が持たない。

夜、先生はDVDをもってうちにやってきた。
話をしたかったけど、DVDを見始めてしまってまた言いそびれた。
とても、映画どころじゃなかった。
映画が終わると同時に僕は限界。思い切って口を開く。

『先生にとって「即ヤリ」が当然の事、ということが自分にはつらい』

『先のことはわからないけど、春になって先生と離れる事になっても
自分は先生と別れたくは無い』

回りくどくならないよう、感情的にならないように、
でも自分のなかで特に引っかかっていた2点だけ伝えた。

先生の反応は・・・正直よくわからなかった。

自分が舞い上がっていてよく覚えて居ない、ってのもあると思うけど。
笑って「大丈夫だよ」って抱きしめらてくれた、と思う。
それに「そんなヤリまくってるわけじゃないって」「セフレはいないから」
というようなことも言っていたような。
さすがにそれは昨日あんなメールを見てしまった後なんで
ホントかよ？とは思ったけど。
もとから飄々とした人だけど、腹の底が読めない。

とりあえず、自分の思ったことは伝わった、と思いたい。
なにより、独りで悶々としていたものを吐き出すことですっきり出来たのは
良かった。限界だったし。
少なくとも今は僕と付き合い続ける気があるんだ。
はー、別れる事になったりしなくて、ホントよかった・・・。

結局、第一ラウンドは引き分けで終了、というところでしょうか。
今後、折を見て相手の価値観をもっと見極めつつ、自分の考えを
伝えていく必要はありそう。今回はその第1歩、だったと思います。

今まで人間関係でこんなにストレートに相手に思いを伝えたの、
初めてだったかも。疲れた・・・。

派生物

トラバさせてもらったkazooさんのはなし。

おこがましいかもしれないけど「わかる」と言いいたい。

今の僕に痛いほど伝わってくる。

「派生物」に飲み込まれてしまいそうだ。猜疑心に嫉妬心に。

こんな気持ちを丸ごと相手にぶつけてしまいたけどその先にあるものは

きっと不毛。

だから、きっと僕は暴れる気持ちを胸に押し込めて

笑顔であの人に会うんだろう。何も無かったように。

昨日、僕は「言葉にしなきゃ伝わらない」って書いた。

それはそうだと思う。でも、

言葉にしてはいけないこと、

言葉にするべき時機、

そういったものがあるのだと思う。

しかし、暴れる思いを押し込めた胸はきりきりと痛むのです。

サイアクだよ、俺。

出来心でつい、だった。

昨日は先生のうちに泊まって、今朝、先生は早々に仕事に出かけていった。
今日は授業がが無かったのでそのまま二度寝をして
目が覚めた時、ふと目に入ったのは先生のケータイ。
とは言っても今使っているものじゃなくて、すでに解約したもの。
前からそこにあるのは目にしていたけど、気にしたことは無かった。
なんとなく手にとって見るとまだ電源が入った。

魔が差した、とはこの事か。

僕は、メールを開いてしまった。

最後のメールは割と最近だった。数か月前。僕が先生と再会する一週間程前のもの。
罪悪感と緊張で胸がドキドキした。でも、止められなかった。
結局今年の頭くらいから夏くらいまでのメールを見てしまった。

内容は、予想はしていたものの僕にはやっぱりショックだった。
出会い系や複数のセフレとのものと思われるメールがでるわでるわ。
妙に生々しいメール。どうしてこんな事ができるんだろう、と思った。

僕の知らない先生の顔。

頭がくらくらする。

先生自身の口から、相当の遍歴をもっているというのは聞いていたし、
僕と付き合う前の話、だということもわかっているけど、
やっぱりその足跡を直に見てしまうと、引いたし、ヘコんだ。

あー、サイアクだ俺。

見てしまった自分も嫌だし、先生を疑いの目で見てしまうのも嫌だ。
あんなメールを見てしまうと、やっぱり今も・・・とか
先生にとって俺、というか恋人ってなんなんだろうとか
どうしようもない負の考えが頭を包み込んで抜け出せない。

でも、コレは俺自身が犯した罪に対する罰なんだよね。
黙って、歯食いしばって引き受けるしか、ない。

ごめんなさい先生、俺はアナタを裏切りました。

とりあえず

前回の後日談。

先生に不安を伝えた日は僕に用事があって先生とは会わなかった。
本当はこのままぎこちない関係にならないか心配だったけど、
不安な様子を引きずったまま会うと相手にも重いかな、と思って

「お土産買ってきたから、一緒に食べようよ！」

とさらりとメールしてみた。
返事はすぐ返ってきていつもの調子。
一緒にお土産食べて、夕飯食べにいって、テレビ見てDVD見て。

たった一日ぶりだったけど、先生に会うとすごく嬉しくてホッとして。
先生も先日の僕の発言を気に掛けてくれたのか、よくかわいがってくれた。
まだ、大丈夫かな。そう思えた。

やっぱり、思い切って不安を言葉にしてよかった。
思ってるだけじゃ伝わらないこと、沢山あるよね。

・・・。

相変わらずエッチしてくんなかったけどね！

「ひでぇー。俺に飽きたんじゃないすかー？」
と茶化しながら聞いてみたら、本人いわく、
「ヤりたい気持ちには波があるんよ！いまはヤりたくない時期。」
だって。うーん。これはどうなんだろうね？
確かに今、仕事が忙しい時期だってのもわかるんだけどね。

普段のメールの状況と会っている頻度を考えるとあまり考えにくいし
考えたくもないけれど、他にセフレがいる可能性もゼロではないかも・・・。
まあ、実際にそうだったとしても聞いて白状するわけ無いだろうし、
僕には検証することもできないし、検証する事に意味もないと思う。
そもそも続ける気が無いなら、とっくに振られているだろうしね。
って事で、その可能性はあえて考えない方向で。

じゃあ、どうすればいいかな？
ただ、抱き合って寝てるだけでも気持ちいいし、
ココロとしてはそれで満足なんだけど、下半身がね・・・黙っちゃいないのよ(苦笑)
独りで済ませるってものありだけど毎回それでも淋しいし。
マンネリな雰囲気を打破すべく、なんかシチュエーションを変えてみるか？
うーん。そこら辺、全く経験不足。どういう状況だと燃えるのかなー？
わからん。

コレって、危機・・・？

なんだか最近、先生がツレナイ気が・・・。

二人でいる時間は確かに長いんだけど、じゃれ付いたり抱きついたりするのは
いっつも僕ばっかり。エッチして欲しいというのも僕から。

むしろ嫌がれてる雰囲気を感じさせるときも・・・。

丁度、お互い仕事と学校が忙しい時期が重なっていたのは確かで、
疲れてたら確かにウザいよな、と思ってここ数日は自粛してたんだけど、
やっぱり、向こうからのスキンシップが少ないような。

かといって、先生からはマメにメールが来てご飯食べに連れてってもらったり
ドライブ行ったりはしてるんだよね。

・・・これって友達感覚？

昨夜も先生のうちに泊まったけど、とっとと先生は寝てしまって独りもんもんと
した夜を過ごしたのでした。

付き合って3か月、いままで全然喧嘩とかしたこと無かったけど、
考えてみればもともと全く価値観の違う二人が一緒にいてぶつからないわけが無い。
口に出さないけど、なんか不満があるのかな、とにかくこのままじゃいけない、
と思ってさっき起き掛けに意を決して先生に

「先生、なんか俺の嫌なトコある？あったら言ってね？最近、先生ツレナイし」

と聞いてみた。ちょっと声が震えていたかもしれない。
今までの僕だったら怖くてこんなこと聞けなかったと思う。

「そんなこと無いよ」

って、先生は笑っていたけど、本当はなんか不満を言ってくれたほうが安心だった。
不満が無いのにツレナイって、単に「飽きた」って事かもしれない。
僕に問題があればそれを直そうと努力できるけど、
飽きられてしまったのなら僕にはもう為す術は、ない。

いままでたくさんの人と付き合ってきた人だから、飽きられる可能性は常に覚悟していたけど、
それでもやっぱり僕にとって先生は初めて自分を隠さなくてもいい人、なわけで、
やっと見つけた居場所を失うのが怖い。

とりあえず、この程度の問題もクリアできないようなら離れてしまって続くわけも無いので、
いい試金石、なのかもしれません。

はあ、でもツラいな。恋愛は惚れたほうが負けとはよく言ったもんです。

やば・・・。

学校が忙しくてずいぶん放置してしまいました。
コメントくださった方、すみません。後で御返事書かせていただきます。
後2,3日で時間が出来る予定ではいるのです。
先生も忙しいようでココ3日は会えない。

さ、淋しい・・・。

メールじゃなくて先生の息遣いを、体温を感じたい。

正直、3日間会えないだけでこんなにしんどく感じるなんて思わなかった。
最近は殆ど先生が家にいて相手が側にいるのが当たり前になってて気付かなかった。

こんな状態で春が来てしまったらどうしよう。
先生が居ない生活。耐えられないかも・・・。
いま、先のことを心配してもしょうがないと頭ではわかっているけれど。


というか、今、目の前に差し迫った作業すら滞り気味。
こんな、悶々としている場合じゃない。

しっかりしろ、自分。

おもいで。

思い出ってなんでしょうね。

一つ一つ貯めていく宝物のようなもので
思い出をいっぱい作るために今を楽しむのか

めいっぱいがんばったり楽しんだ結果として
気付けば思い出が残っているのか

どっちが正しい、ってことはないんでしょうけど、
僕は、どっちかというと後者のほうが好き。
思い出に浸るいつかの日よりも、今日を大事にしたい。

Pillow talk

昨日は久しぶりに先生のうちに泊まりに行った

相変わらず汚い・・・のはまあいいとして。

先生のうちはテレビもないし、布団があるだけなので
ゆっくり話せるかなと思っての事。

布団に二人で包まって人生観とか人との距離のとり方とか話した。

とりあえずわかったのは先生の他人とのかかわり方が
今まで僕が出会ってきた人には居ないタイプだということ。

ぱっと見、オープンなようで実はすごくガードが固い。

「寂しさと虚しさを常に抱えてはいるが、他者にはかかわりたくないし
かかわる必要も感じない。一方では多くの人と肌を重ね生きている実感を得る。」

同時にどこか破滅願望のようなものも感じた。

そもそも、僕に対して平気でそういうことを言える、
という神経がまずぶっとんでいる気がしなくもない。

先生の言葉を額面どおりに取るならば、
他者との精神的つながりを求めない先生にとっての僕の存在は

「話して動く、あったかい抱き枕」

ぐらいにしか、考えられていない、ということ。
だとしたら、先生と離れて、会いたいときに会えなくなれば、
先生にとっての僕の存在価値はなくなる事になる。

でも一方で「抱き枕」に自分の価値観を話そうとするだろうか？
他者に己の理解を求めないなら初めからそんな話をする必要も無いし
僕との関係も一回ヤッて「はい、さようなら」でもおかしくなかったはずだ。

ともかく。

先生の感情や価値観が僕には正確には理解できてないけれど、
非常に矛盾する感情が奇妙に同居している感じ。
僕が思っていた以上に先生の心は複雑なようだ。

そんな話の後、昨晩の先生はいつもより強く僕を抱きしめてきた気がした。

もう少し、先生の事を深く知ってみたい。