小さい声でもあげてみよう

ゲイでドクター。そんな僕の地味ぃな日常。

時計が好きだ

2006-10-31 00:36:17 | いまのこと。
先日、近くのショッピングモールをぶらぶらしてて

時計屋を覗いたら、ちょっといい感じの腕時計を発見。

お値段もそこそこ。

もう、迷わず即買いですよ。給料出たばっかだったし。

気がつけば腕時計がこれで5本目。

何気に時計好きなんだよな~。

別に高級ブランド時計とか高いもの買うわけじゃなくて

FOSSILとかSWATCHとかちょっとおもしろいデザインのものを。

服を着替えるように時計も着替えたい。

仕事柄、一日の大半を白衣で過ごすから

ちょっと自己主張できるのは時計と髪型くらい。

髪型だってそんな奇抜なものはできないし、

なにより、僕はくせっ毛なもんで髪型のバリエーションが少ない。

そんなこんなで、ついつい時計に手が伸びるんだよな。

暇だ・・・。

2006-10-27 19:46:15 | いまのこと。
ただいま麻酔科の学会があるとかで病院内の手術も停止。

おかげで整形外科はこの上なく暇です。

病棟の回診も午前で終わって、午後はフリー。

今まで読みたかった教科書を読んだりして過ごして
それはそれで有意義だったんだけど、
周りの研修医が忙しそうにやってるのを横目に
そわそわして落ちつかなーい。小心者。

普段は休みたい休みたいって思ってるのにね(苦笑)

かといって飲み屋さんに顔を出すような気分にもならんので

一人の時間をまったりと味わうことにします。

一方で

2006-10-22 22:19:25 | いまのこと。
ここしばらく地方の学会で症例報告をしろ、
とのお達しを受けてパワポと格闘を繰り広げる毎日でした。

また自分の能力の不足を思い知らされました。
結局、指導医の言われるまま。
本番でも質問に答えられず指導医から助け舟。

まあ、初戦はこんなものでしょう。

でも、そろそろ気合入れて行かないとまずいなあ。
今、正直「研修医」って立場に甘えている。

これまでの半年、医者って環境に慣れるのと
コッチの世界に少し踏み込んでみたり、
先生と離れてしまった現実に向き合うので
いっぱいっぱいだった。

今だってこういうこと自分の中で消化できているわけじゃないけど、
今の場所で足踏みしている時間はもう、そう残されてない。
そろそろ誰に言われるんじゃなく自分で自分を磨かないと。

あと半年で次の研修医も入ってくる。
進む道も具体的に選んでいかないと。

ps、
ちなみに、うちの病院の来年度採用研修医の中に元カノが・・・。
ちょっと気まずい。。。

会えそう。

2006-10-22 22:06:11 | いまのこと。
どうやら来月の連休、東京で先生に会えそう。

だめもとで来月の連休会えませんか、とメールをしたら
あっさりオッケー。飛行機のチケットも取れたそうだ。
なんか、拍子抜けするくらいにすんなり。

楽しみだ。何しよう。。。東京か。

何より

先生の体温を感じながら、先生の手を握りながら眠れる。

それが、うれしい。

でも同時に、少し切ない感じがするのは何でだろう。

会える、それ以上をどこか望んでるのかな。

まぁ、

とにかく今は、

目の前の幸せなことを素直に幸せだ、って喜ぼう。

きっと人生はそれの積み重ねなんだと思う。

アホな男です

2006-10-14 00:12:15 | いまのこと。
前回、メールの返事がありません、と書いた30分後。

返事が来ました。

「ごめんね。なかなか忙しくて。これからは寝る前くらいメールするよ。」

返事はないだろう。これでもう、踏ん切りがついた、

って思ったところにこうこられると心が揺れます。

「忙しくメールできない」というありがちな言い分だったとしても、


やっぱり、すごく、うれしいのです。


この際だから、と思って、

「俺は少しでいいから先生の嬉しい事、

 辛い事を共有できたらうれしいと思ってるよ」

って返事。いやー、我ながらウザい、というか重い。

でも、前回書いたようにそれができないようじゃ、ね。

それに普段のコミュニケーション量を考えると

これくらいはっきり言わないと通じないだろうし。


我ながらアホな男です。

1年です。

2006-10-10 22:58:44 | いまのこと。
ふと気づいたんですが明日でこのブログを書き始めてからちょうど1年です。

振り返るとこの一年、本当に激動の一年でした。

まだ恥ずかしくて書きなぐった文章をじっくりとは読み返すことはできませんが、
いつかこれを読み返して、懐かしい気持ちになる日が来るのでしょうか。

まー、チラッと見た分だとよくもまあ、あれだけの量の文章を書いたもんだと。
1年前といえば思いっきり卒業試験の真っ最中だったはずなのに。
ホント、頭ん中は先生のことばっかりだったんだな、と。
(まあ、今もそうなんですが。)
落第してもおかしくなかったんじゃ・・・。

でも、なんだかんだで書き続けてよかったのだと思います。

書くことで自分の気持ちのバランスをとれたし、
この文章を通して、新しい大切なつながりもできました。


そろそろ、次に進んだほうがいいのかな。


正直、先生とのメールとか、電話とか。いよいよ距離を感じています。

甘い、青い、とは思っていても僕は、離れていても、
嬉しい事、悲しいことや、つらいこと、そういうものを
共有ができる関係であれたら、と思っていました。
でも、相手の求めるものがそうでなかったとしたら。
また、そうだった場合お互いの妥協点を見出す努力ができないのならば、
そんな関係はもはや意味を持たないのでは、と。

今朝、さすがにひどい状態に子供じみていると思いつつも
「メールの返事くらいちゃんとよこしやがれバカヤロー」
的な内容のメールを(非常に穏やかな表現で)送ってしまいました。
今のところ、返事はありません。沈黙もまたひとつの回答でしょう。

いや、だいぶ前から気づいてはいました。
でも、認める勇気が僕にはありませんでした。
今だって、ないかもしれません。

潮時でしょうか?

なんか泣けてきたな。

まあ、書けているうちは大丈夫でしょう。

上京物語

2006-10-06 00:33:07 | いまのこと。
何気に前の投稿から時間が空いてしまいました。
いろいろと遊びほうけていたので(笑)

先週末は東京へ遊びに行ってきました。
ブログつながりの友達に会うのが今回の目的。

主に会う友達とだけはしっかりと打ち合わせをして、
それ以上、誰と会うか、何をするかは流れに任せる事にして出かけました。

寺めぐりをしたり、おいしい食事をしたり、夜景を眺めたり。
楽しいことたくさんありましたが、
何よりであった人たちと重ねる会話がすばらしい旅でした。
今回お会いしたのはみんな僕より年上の方たちだったのですが、
自分の先を行く人たちのいろんな生き様を見せてもらって
いい意味で刺激をばしばしと受けてきました。

ああ、「イイ男」ってこういうことなのかな、と。

また、そのうちの何人かは等身大の「僕」として会うことができ、
それも非常にうれしいことでありました。

僕は地元の飲み屋で本当の名前を使っていません。
また「研修医」というだけで個人が特定されかねない町なので仕事の話も極力しません。
地元であるがゆえに下手をしたら親に迷惑がかかる可能性もあります。
そんな状態なのでリアルで顔をあわせて話をしていてもどうしても、「壁」がある状態。

一方ネットではだいぶ自分の本音というものを正直に綴ってはいますが、
そこで生じる交流はどうしても文字を介した間接的なものとなり、
ネットを通した僕はどうしても僕の「周也」という一部分に限定されます。

そんな状態だとどうしても等身大の自分をどこにも出せない、
というフラストレーションがたまるわけですが、今回は、
すでにネットで僕の内面をだいぶ知ってもらっている
人たちに実際にリアルで会うことで、そこら辺の葛藤というか
歯がゆさをかなり取り払った付き合いができたのかなあ、と思っているのです。

まー、ノンケだって人付き合いで本当に等身大である事は非常に難しいこと
には違いないし、簡単に「等身大」って言葉を使っていいのか、という
思いはありますが、とりあえず。

今まで、「先生」とだけの世界に囚われ気味だった僕に、
こういった貴重な出会いの場を提供してくれた友人にはほんと感謝しています。
こういう出会いを大切にして徐々にその輪が広がっていけば僕にとって
これほど幸せなことってはないのだろうと思います。