小さい声でもあげてみよう

ゲイでドクター。そんな僕の地味ぃな日常。

Pillow talk

2005-11-03 13:04:30 | いまのこと。
昨日は久しぶりに先生のうちに泊まりに行った

相変わらず汚い・・・のはまあいいとして。

先生のうちはテレビもないし、布団があるだけなので
ゆっくり話せるかなと思っての事。

布団に二人で包まって人生観とか人との距離のとり方とか話した。

とりあえずわかったのは先生の他人とのかかわり方が
今まで僕が出会ってきた人には居ないタイプだということ。

ぱっと見、オープンなようで実はすごくガードが固い。

「寂しさと虚しさを常に抱えてはいるが、他者にはかかわりたくないし
かかわる必要も感じない。一方では多くの人と肌を重ね生きている実感を得る。」

同時にどこか破滅願望のようなものも感じた。

そもそも、僕に対して平気でそういうことを言える、
という神経がまずぶっとんでいる気がしなくもない。

先生の言葉を額面どおりに取るならば、
他者との精神的つながりを求めない先生にとっての僕の存在は

「話して動く、あったかい抱き枕」

ぐらいにしか、考えられていない、ということ。
だとしたら、先生と離れて、会いたいときに会えなくなれば、
先生にとっての僕の存在価値はなくなる事になる。

でも一方で「抱き枕」に自分の価値観を話そうとするだろうか?
他者に己の理解を求めないなら初めからそんな話をする必要も無いし
僕との関係も一回ヤッて「はい、さようなら」でもおかしくなかったはずだ。

ともかく。

先生の感情や価値観が僕には正確には理解できてないけれど、
非常に矛盾する感情が奇妙に同居している感じ。
僕が思っていた以上に先生の心は複雑なようだ。

そんな話の後、昨晩の先生はいつもより強く僕を抱きしめてきた気がした。

もう少し、先生の事を深く知ってみたい。